

作者が卵巣嚢腫になり人生初の手術をしたレポ漫画に「めちゃくちゃ参考になった」と反響【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、イラストレーターの兎星しずかさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「人生ではじめて手術をした話」だ。4月14日時点で4.8万以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。
今回は作者の兎星しずかさんに制作の背景を伺った。
参考になるの声多数!作者の初手術レポ漫画
今作は、作者の兎星しずかさんが実際に自分が体験した人生で初めての手術を記したレポ漫画だ。
ある日、兎星しずかさんが月経不順で婦人科を受診した際に『卵巣嚢腫(卵巣に脂肪などがたまってできる腫瘍)』が見つかった。自覚症状のなかった兎星しずかさんだったが、放って腫瘍が大きくなると捻転や破裂などの危険性があり、緊急手術となってしまう可能性があるため、そうなる前に手術で取り除くことに。
漫画には、手術までの入院生活や持参物、術後の様子や入院中の過ごし方など詳しく描かれている。
今後兎星しずかさんと同じ卵巣嚢腫が発覚した人はもちろん、病気は違っても今後入院をすることになる人など、多くの人にとって参考となるレポ漫画だ。
実際に漫画を読んだ人達からは「みんな婦人科行こうね」「同じ手術した!!」「レポ読んでちょっと安心した」「めちゃくちゃ参考になった」「分かりやすくてありがたい」と、いった声も多くあがっている。
今回は、作者の兎星しずかさんに『人生ではじめて手術をした話』の制作について話を伺った。
作者・兎星しずかさんの創作背景とこだわり
――「人生ではじめて手術をした話」を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。
病気が見つかった直後は毎日不安でとても心細く感じていました。そんな時に、同じ病気や手術を経験した方のレポ漫画やブログにとても励まされました。私も漫画にして発信することで、これから病気や手術を体験する人の不安感を少しでも減らすことができればと思い、漫画を描きました。
――今作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?
普段レポ漫画を描くときは、出来るだけ枚数を少なく読みやすくするようにと考えているのですが、今回はカットできそうな事柄もあえて細かく描写をしました。尿道カテーテルのしんどさやドレーンのことなど、私が「入院前に知りたかったな」と感じた手術後の色々を見ていただけたら嬉しいです。
――今作はSNS上で多くの読者から反響がありましたが、率直なご感想をお教えください。
すごく驚いたのは「私も同じ病気です」というお声を思っていたよりたくさんいただいたことです。卵巣や子宮に関係する病気が本当に身近なものなのだと改めて感じましたし、婦人科の定期検診の大切さを改めて感じました。
――兎星しずかさんが普段イラストや漫画を描かれる際に意識していることやこだわっていることがあればお教えください。
イラストにしても漫画にしても、ポジティブであるように心がけています。
自分が思ったことや感じたことをもとに作品を作ることが多いのですが、たとえそれがマイナスな気持ちでも、見る人が受け取るのはプラスな印象であるようにと考えて絵を描いています。
――兎星しずかさんの今後の展望や目標をお教えください。
私の力の源でもあるアイドルさんやVTuberさんたちと、たくさんの人に楽しんでもらえるコンテンツを作るお仕事をこれからもしていきたいと思います。
一人でも多くの人が元気になったり、力が出ると言ってもらえるような絵が描ける作家になりたいです。
――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも私の作品を楽しんでくださって本当にありがとうございます!
今回の漫画で、男性女性関係なく定期検診の大切さを少しでも知っていただけたら嬉しいです。女性の皆さんは特に婦人科の検診に是非行ってみてください。
私は術後の回復も順調でもりもりと絵を描いていますので、これからも兎星の「可愛い」を楽しんでいただけたら幸せです!
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