オン・ソンウ“コビ”「あのお客さん、非常識ですよ」コーヒー2杯で席を占領する常連客が登場＜コーヒーを飲みましょうか？＞

2025.04.17 18:00

オン・ソンウ主演、パク・ホサン共演の心温まるヒューマンドラマ「コーヒーを飲みましょうか？」(全12話)が動画配信サービス・Huluにて配信中。公務員受験に失敗した青年が、あることをきっかけにコーヒーの世界に飛び込み、バリスタとして成長していく姿が描かれる。本記事では、「2デコーヒー」に新しい常連客が訪れる、第3話のあらすじや見どころを紹介していく。

「コーヒーを飲みましょうか？」とは

本作は「食客」や「タチャイカサマ師」などで知られる、韓国の人気漫画家ホ・ヨンマンが、デビュー40周年を記念して制作したコミックが原作となっている。公務員試験に失敗し人生に悩む主人公カン・コビ(オン・ソンウ)が、偶然立ち寄ったカフェ。そこで飲んだコーヒーに感銘を受け、“コーヒーに人生を賭けたい”と店長のパク・ソク(パク・ホサン)に弟子入りし、バリスタとして成長していくヒューマンドラマだ。

純粋な意志と情熱だけを持ってコーヒーの世界に飛び込む新人バリスタ・コビを、「PRODUCE 101」をきっかけにデビューを果たしたボーイズグループ・Wanna Oneの元メンバーで、現在はソロアーティストや俳優として活躍するオン・ソンウが担当。

また彼の成長を見守る店長のパク・ソクを、「ペントハウス」シリーズやドラマ「刑務所のルールブック」などに出演するベテラン俳優のパク・ホサンが、ソクの恋人であるキム・ジュヒを、ドラマ「7人の脱出」や映画「探偵なふたり」などに出演するソ・ヨンヒが演じている。

“コーヒー”を通して成長を遂げる若者の姿と、その周囲との人間関係、そして物語を通してゆったりとした雰囲気を楽しめる内容に仕上がっている。

「2デコーヒー」に新たな常連客…第3話あらすじ

カフェの雰囲気や接客、温度設定などに強いこだわりを持ち、店員からは“カフェの評論家”と噂されているスタートアップ企業の代表・ソンミン。個人オフィスのような快適なカフェを求めたソンミンは、ある時「2デコーヒー」に行き着いた。

その後毎日のように「2デコーヒー」に通い、席を確保したまま外に食事に出たり、商談スペースに使うなどまるで自分のオフィスのような使い方をするソンミン。そんな彼について、コビはソク(パク・ホサン)に「あのお客さん、非常識ですよ」「コーヒー2杯でずっと席を占領してる」と訴えかけるも、「2杯注文してくれただけでもありがたいよ」「うちが気に入ったんだろう」と言い、最善を尽くして応対する。

その翌日、コビはソンミンがいつも座る窓際の席に大量の段ボールを置いて妨害を図った。それが効いたのか、ソンミンはぱったりと「2デコーヒー」に来なくなったが、コビの心はどうも晴れない。そこでソクに「僕のせいでしょうか」と相談すると、彼はある小説家の例を出しながら、コビに大切なことを説き始める――。

ソクの言葉でコビの心境に変化が訪れる

第3話では、コビが少し変わった常連客を目の当たりにし、ソクによって少しずつ自分自身の考えを改めていく姿が描かれる。「2デコーヒー」に頻繁にやって来るソンミンに対し、イライラを募らせるコビ。一方ソクは常に落ち着いて接客し、ソンミンの会社の事業について耳を傾けるなど、終始寄り添う姿勢を見せる。どんなお客に対しても平等に接するソクを、パク・ホサンは包容力たっぷりに演じている。

その後、ソクに大切なことを教わったコビは、投資家との商談で先客のいるいつもの席を使いたいソンミンのために、機転を利かせた“ある方法”で先客に席を移動してもらおうとする。コビのこの行動は、ソクの言葉・想いが伝わったからこそのものだろう。彼の成長が顕著に表れる同シーンは、本作ならではの“ほっこり感”を味わえる場面に仕上がっている。