江口のりこ“恵”、オーストラリアの植物発見で興奮する姿がかわいい＜ソロ活女子のススメ5＞

2025.04.17 11:01

江口のりこが主演を務めるドラマ「ソロ活女子のススメ5」(毎週水曜深夜1:00-1:30、テレ東系／Leminoにて先行配信、TVerにて見逃し配信)の第3話が4月16日に放送された。オーストラリア旅行から戻った恵が選んだ次のソロ活は植物園。そこでの行動がかわいかった。(以下、ネタバレを含みます)

主人公が一人時間を楽しむ活動“ソロ活”する姿を描く

同ドラマは、フリーライター・朝井麻由美氏のエッセー本「ソロ活女子のススメ」(大和書房刊)を原案に、五月女恵(江口)が積極的に一人の時間を楽しむ活動=ソロ活する姿を描くシリーズの第5弾。

恵が契約社員として働く「ダイジェスト出版」編集部のメンバーとして、上司である黒田彩子役に小林きな子、同僚・石岡洋平役に渋谷謙人、同じく同僚の青木遥役に佐々木春香が続投。ナレーションも引き続き大塚明夫が担当する。

恵は1000種類以上の熱帯植物を育成する植物園へ

誕生日ソロ活として出かけたオーストラリア旅行で自然に興味を持った恵。今回は、「夢の島熱帯植物館」を初訪問した。

都心から地下鉄で15分の距離にありながら、一歩入ればまるでジャングル。1000種類以上の熱帯植物を有し、世界最大の竹であるゾウタケなど見たことない植物もあり、恵は植物に向き合っていく。

植物に囲まれた休憩スペースに入ると、常連客でソロ活の先輩らしき女性(赤間麻里子)がいた。「なんだかここに座ると植物に見られている気がするよね」とおもむろに話しかけてくる女性。ヒスイカズラの花言葉や、植物園がゴミを燃やした余熱を利用していることなども教えてくれた。

オーストラリア庭園で見つけた植物に恵が興奮

その後、スタッフに案内されてオーストラリア庭園へ。先週の旅行で見ていたかもしれないが分からず「あっコレ見たやつ～と言えないのが、もどかしい。物事は知っているほうが何かと楽しめることが多い」と思う恵。

ところが、ユーカリを紹介されると、「あ、見たやつ～」と小走りになって駆け寄った。またスタッフが「昔はオーストラリアから来たコアラ用に動物園にエサとして持っていっていた」と説明すると、「えっ！」と驚き、メルボルンでは動物の保護施設でコアラを見ていたこともあり、まさかのつながりに興奮してしまう恵がかわいかった。

恵がカフェでひと休みしていると、先の休憩スペースで会った常連客の女性に再び話しかけられた。植物のすごさについて力説する女性は、地球にいる生き物の重さは99.7％が植物で、あとの0.3％がその他の生物らしく、「その割に人間ってえらそうじゃない？だから、私は仕事が順調なときにここに来る。調子に乗らないようにね。植物に見られてたんじゃ、謙虚に生きるしかないじゃん。0.3％のうちの動物の一種なんだから」と語った。

前回描かれた、メルボルンで熱波の影響による山火事でコアラが犠牲になった話を聞いた恵は「なにやってんだ、ホモサピエンス。もっと地球大切にしてよ」と思っていたが、その話にも通じることだ。

そんな恵が翌日「私も今度は仕事が順調なときに(植物館へ)行ってみよう」と思い返していると、彩子から思いがけない提案を受ける。「そろそろ正社員に戻らない？」というのだ。

「(会社は)五月女さんが契約にしたいって言ったときから本人の希望があれば正社員に戻してもいいと言っていた」との説明から、恵が契約社員を選んでいたようだ。ただ本シリーズのファンとしては定時帰りや有休を比較的気軽に取ってきた恵のソロ活スタイルがどうなってしまうのか気になるところ。恵もそれを問い掛けると、働き方のモデルとしてOKとのことで、自由なソロ活を楽しんできた恵の仕事での新たな決断にも注目したい。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部