モテモテ男子のことが大好きなヤンデレ男子が思い切って告白…「めっちゃ刺さった」の声【BL漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、ツイコミにて掲載されている『彼氏の愛が重すぎる』をピックアップ。作者のあまもりさんが、2025年4月2日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、6.6万件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事ではあまもりさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

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めちゃモテ男子の苦悩

八重野瑞稀は、“顔だけはいい”ためモテる。「適当に付き合って遊びたいだけなのに、束縛とかされても…」と思っている。

そんな考え方をもつ八重野が、彼女らしき女の子と言い合いをしている。八重野が忙しくて連絡が取れなかったということを伝えても、「他のこと連絡する時間はあるのに？」「他の子と話さないでって言ったよね！」などと女の子は聞く耳を持たない。

そんな女の子に呆れた八重野は、冷めたような表情で「なんかもういいわ」「別れよっか」と別れを切り出した。まさかの展開に女の子はすがりつこうとするが、「オレ束縛する女無理」「もう連絡してくんなよ」と突き放す八重野。

八重野が彼女と別れたことはすぐに広まり、「あとで八重野にインスタしてるか聞きに行こ」など女子たちはなんとか八重野に近づこうと考えていた。

そんな中、男子たちはカラオケに行くことになり、誰を誘うかを考えている。八重野を誘うと女子全員が持っていかれてしまうため、八重野以外で誰を誘うか話し合っていた。

するとそこに通りかかった宇月真人が、クラスメイトに声を掛けられ、カラオケに誘われた。しかし、「…八重野くん行かないんだよね」となぜか八重野のことを気にしはじめて…。

この漫画を最後まで読んだ人たちからは、「好きです！」「やばい久々に追いたくなる漫画見つけた」「めっちゃ刺さった」「特大深呼吸した」など反響の声が多数寄せられている。

「誰かが何かを愛している瞬間」を漫画にしたいという思い

――『彼氏の愛が重すぎる』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

数年前に、瑞稀の気持ちが真人の存在によって1年間で大きく逆転してしまうという2コマ漫画を描いたのがきっかけでした。人が何かによって良くも悪くも変わってしまうお話が好きというのもあり、自分でも描きたいと思い制作しました。

――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。

特にこだわっているのは瑞稀に対する真人の愛情の伝え方です。過度に愛をぶつけすぎても良くないし、控えめだと重さが伝わらないので、普通はそこまでしないんじゃない…？と思われるくらいを意識して描いています。それによって生じる瑞稀の気持ちの変化にも注目していただければ嬉しいです。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

1話で気に入っているところは、真人が瑞稀に対して「すきです、君が好きです」と連呼した後に目がチラリと見えて「好きだ」と告白するシーンです。気持ちがわっと溢れてしまう真人の気持ち悪いところと真っ直ぐなかっこよさが出ていてお気に入りです。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか？

人に限らず、誰かが何かを愛している瞬間が好きなので、その瞬間を漫画にしたいと思うことが多いです。

――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか？

瑞稀の顔です。美形設定なので、とにかく気合を入れて描いています。顔だけで作画に数時間かかるキャラは彼だけです。

――今後の展望や目標をお教えください。

私自身、漫画が持つ力の強さを感じているので、見てくださった方の心のお守りになるような作品やキャラクターを作っていけたらと思います。そして見てくださった方に楽しんでいただけるのはもちろんですが、自分も楽しめる作品を作り続けたいです。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！

いつも作品を見てくださって本当にありがとうございます。この作品が皆さんの日々の生活の楽しみの一つになれると嬉しいです。これからどんどんキャラクターの色んな魅力を出せていけると思うので、どうぞよろしくお願いいたします！