三宅健、渋谷PARCO前で撮影するも「誰も僕のことに気づいてなくて」

2025.04.10 16:56

三宅健が4月10日、都内で行われた「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」囲み取材に出席。渋谷PARCOで撮影したショットについて裏話を明かした。

三宅健、お渡し会は「最近の中で一番楽しみ」

株式会社パルコは、「THE iDOL 三宅健写真集」(4月18日[金]発売・PARCO出版)の刊行を記念して、4月11日(金)より東京・PARCO MUSEUM TOKYOにて三宅の写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」を開催。本展覧会では、写真集収録の撮り下ろし作品に加えて未公開カットも展示される。

写真集のテーマ“虚像とリアルの狭間”に込めた思いについて三宅は「このテーマは、僕の『悲しいほどにア・イ・ド・ル』という楽曲の歌詞の中にある一節でもあるんですけど、アイドルにおける消費と生産性みたいなことの両面性を、そこの虚像とリアルの狭間をテーマにすることで、何か提起できないかな、という思いがあります」と告白。

今回は写真集お渡し会も予定されており、三宅は「コンサートで会ったりはするんですけど、数秒かもしれないですが、間近で目と目を合わせて、面と向かって会うってことはなかなかない。限られた時間と限られた人数しかできないかもしれないんですけど、僕としてはここ最近の中で一番楽しみにしていたことです」と期待を口にした。

三宅健、渋谷PARCO前で撮影も「誰も僕のことに気づいてなくて」

写真集には渋谷PARCO前で三宅が行列に並んでいるショットもあり、三宅は「渋谷PARCOの床に寝そべるっていう撮影をしてたんですけど、たまたま長蛇の列を見つけたので、『そこに並んで撮っちゃえ！』って言って撮ったんです」と説明。「誰も僕のことに気づいてなくて」と続け「(列に並んでいる人たちは)目的が違うので。違うことで並んでらっしゃったので、まったく気づかないままこの撮影に成功することができました。全然誰も気づいてくれなかったです。お気に入りの1枚です」と振り返った。

自身にとって“アイドル”はどのようなものかという質問が飛ぶと、三宅は「よく聞かれるんですけど、難しい」と頭を悩ませつつ「自分にとっては普遍的でかけがえのないものです」と回答。「いつの時代もアイドルという人たちは、ストーリーを生み出してきた存在なんじゃないかなと思ってます」と口にしていた。

◆取材・文＝山田果奈映