「テラテラ４周年記念LIVE 〜テラテラになっても推し続けてくれるよね？〜」より

テラテラ、新体制で激アツ4周年ライブ「今年はめちゃ活躍して、メインステージの舞台に立ちたい！」＜ライブレポート＞

2025.04.10 13:18

アイドルグループ・テラテラが、4月4日に、結成4周年を記念したワンマンライブ「テラテラ４周年記念LIVE 〜テラテラになっても推し続けてくれるよね？〜」を開催。2024年年末に新メンバー3名(黒田かほ、ねぎためな、田中玲衣奈)が加入したタイミングで、グループ名の改名を発表し、新体制で臨んだワンマンライブ。会場は、聖地として名を馳せる代官山UNiTとなり、平日にも関わらずスタンディング席には、多くの観客が詰めかけた。今回新曲パフォーマンスが披露されるなど、大盛り上がりとなった4周年ライブをレポートする。

新体制注目の新曲『MAKE A MiRACL』＆MV初披露にファン歓喜の前半戦

本ライブから新たに用意されたOvertureが流れだすと、一人ずつメンバーがステージに登場。各々が個性的なダンスパフォーマンスを披露していきながら、開演のベルを鳴らしていく。割れんばかりの拍手が沸き起こるなか、オープニングを飾る楽曲は『シグナル』。2曲目には、″君が好き”というパートで、クラップが起こる『僕に恋しちゃいなよ』。3曲目は、新メンバー・ねぎためなの歌唱からスタートするバラード『StarDust』を披露していく。磨き上げた歌唱力で、楽曲の世界観を表現していきながら、改名前のグループ名を模した冠曲「テラス×テラス」を立て続けにパフォーマンスをしていき、平日の鬱屈した空気感を破っていた。

パートが終わると、メンバー達が挨拶を行っていく。ねぎためな(黄)「最高に楽しい思い出を作りましょう！」、黒田かほ(緑)「4周年、いっぱい幸せになりましょう！」、池本しおり(紫)「一番楽しんで帰ってください」、藤田梨々花(赤)「最高の思い出にしようね！」、吉田芽梨奈(ピンク)「今日は5歳になったという事で、最強のテラテラを見せたいと思います！」、田中玲衣奈(青)「世界で一番熱いテラテラの日にしましょう」、梅原麻緒(白)「沢山の声を聞かせてください！」

続けてライブのMC役を務めている吉田芽梨奈が、「今日楽しんでますか？　新衣装どうですか」と発言すると、「かわいいー！」という声援の大合唱が発せられていく。続けて梅原麻緒が、「次の楽曲は新曲です！」と告げて会場を沸かせた。12月～2月の各月に開催した定期公演内の催しとして実施していた、『テラテラ　第１回センター争奪！　ガチンコ炎の３番勝負』で1位になった梅原麻緒は、新曲『MAKE A MiRACLE』のセンターを務める事が事前に発表されており、今回初めて観客の前でパフォーマンスを行う。なお新曲の制作を担うのは、乃木坂46『おひとりさま天国』といった数多くのプロデュースを手掛けている、Akira Sunset氏が担当しており、テラテラのために″盛れる“アイドルナンバーを作りあげた。なお「夜バゲット」(日本テレビ系)の、4月度エンディングテーマにも採用されている。

『MAKE A MiRACL』が流れ出すと、センターを務めた梅原麻緒に向けて、スポットライトが照らされる。″盛れて盛れて私盛れてる。色気色気ががほら盛れてる“という、梅原麻緒のソロパートからスタートするダンスナンバーで、メイクを通じて可愛いくなる女の子の気持ちを、テラテラ達が代弁していく歌詞が印象的だ。新曲にも関わらず観客たちからの楽曲コールが聞こえくるほどに大盛り上がりで、SNSでマネしなくなるダンスパフォーマンスも、見事に成功させていた。スクリーンには、MVが初公開されており、本ライブのハイライトシーンだった。

※一方、『炎の３番勝負』で最下位になった池本しおりは、罰ゲームとして全身タイツを着てビラ配りを敢行した。「あんな思いはもうしたくないけど、沢山の人にビラが配れてよかったです」と回顧する彼女の勇姿も、YouTubeで公開中。

キラーチューンで盛り上げた後半戦

新曲披露した後は、『君に恋してサンセット』で恋する女の子を気持ちを表現していく。続いて撮影可能となった『ヒロイン』では、観客がスマホを片手で持ち上げて、舞台上に立つヒロインたち向けてシャッターを切っていた。80年代のディスコナンバーを彷彿とさせる、ノリノリなイントロで始まる『ためらいガール』でフロアを揺らしていき、続けて池本しおりが「沖縄に行けますか！」と煽りながら披露されたのは、夏のナンバー『ハイサイロック』で、定番のタオル回しが行われた。

続いて、青春の爽やかな風のにおいがしてくるデビュー曲『明日の天気は、素敵晴れー』を、新メンバーとともに息ぴったりに歌いあげる甘酸っぱい恋のエピソードが綴られる『恋のレモネード』をキュートに歌い、盛り上がり確定演出な『サンライズ』でラストパートに突っ走っていく。そしてラストの楽曲は、『シラユキ』。腹に力を込めたオーディエンスからの、「言いたいことがあるんだよ！　世界でいちばん愛している」というガチ恋口上を贈られながら、パフォーマンス締めくくった。

舞台袖にはけたメンバーを目にした観客からは、おのずとアンコールの掛け声が鳴り響く。「みなさん、4周年ライブ最高でしたよね(イエーイ)。いま勢いがあります。これからもっと大きいステージで見たいですよね(イエーイ)。アンコールいきます(フー)！　アンコール、アンコール～～」という歓声が聞こえてきた。声援に応える様に、メンバーカラーの推しTシャツに着替えたテラテラが再登場！　「キラメキストーリー」で、アンコールがスタートする。

ワンマンライブ＆定期公演をサプライズ発表！共同生活「テラテラ荘」や特攻チャレンジ企画も

歌い終えると、モニター上で新情報のお知らせが告げられる。メンバー達も知らないという情報は、なんと6月28日ワンマンライブの開催発表であった。Spotify O-WESTが会場となり、さらに4月以降の定期公演の開催も発表された。なお定期公演の目玉企画として、ワンランク上の特効演出(銀テープ、co2噴出)をかけたチャレンジ企画『特効欲しけりゃ自分達で掴み取れ。目指せ全員成功！　特攻チャレンジ！』の開催も知らされた。メンバーの反応だが、吉田芽梨奈「O-WEST、嬉しい(涙)」。藤田梨々花「会場がデカいから無理と言われていたから嬉しい。」と、舞台上で喜びを嚙みしめていた。

そんな歓喜の状況から一転、サプライズでスクリーン上に怪しい映像が流れてくる。「私は、テラテラ仮面だ。新体制になってから、絆を深められているのか。ここで課題をこなしてもらいます」という発言と共に発表されたのは、過酷なチャレンジ企画『同じ釜の飯をくって絆を深めろ！　テラテラ荘』というもので、一定期間一緒に住んでもらい、6月のワンマンライブ向けた告知生配信をしていく内容だった。それを受けた池本しおりが「楽しそう～」と呟いている一方で、「みんなで泊まるの？」(梅原麻緒)、「終電とかどうするの？」(田中玲衣奈)と、戸惑いの声も聞こえてきた。

衝撃発表を受けながらも、新曲『MAKE A MiRACLE』を再パフォーマンスする事に。撮影可能曲という事もあり、観客たちは神カットを撮影するために手を上げながらも、パフォーマンスを楽しんでいた。テラテラ達は、会場全体を盛れるように、一生懸命パフォーマンスを果たす。最後の楽曲として用意されていたのは、「恋してシンデレラ」。終始コールが止まず、サイリウムで照らされる光は、まるで太陽の様だった。そして晴れ晴れな4周年ライブが、大成功の内に終了した。

最後に藤田梨々花が、「結成は4周年だけど、新体制のフレッシュなテラテラは4ヵ月目です。今年はめちゃめちゃ活躍していきたいし、メインステージの舞台に立ちたい！」と今後の飛躍を誓いながら、メンバー全員で「ありがとうございました！」とお礼を伝えていた。

ライブ終了後にメンバー達に感想を問うと、「6月28日(土)Spotify O-WESTのライブを完売させて、大きく成功させます！」とコメントを寄せて、次の大舞台の成功も決意していた。