(左から)相武紗季、安達祐実、磯山さやか

安達祐実&相武紗季&磯山さやか、“絶対に嫌なクズ夫”を明かす「芝居でさえも嫌」<夫よ、死んでくれないか>

2025.04.08 17:54
(左から)相武紗季、安達祐実、磯山さやか

安達祐実、相武紗季、磯山さやかがトリプル主演を務めるドラマプレミア23「夫よ、死んでくれないか」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系)の第1話がTVerにて配信され、主演3人がドラマの見どころや、それぞれの“クズ夫”を演じる俳優陣の印象を語るインタビューが公開された。

「夫よ、死んでくれないか」概要

本作は、丸山正樹の同名小説を原作とし、「夫の家庭を壊すまで」「夫を社会的に抹殺する5つの方法」など夫婦の愛憎劇を手掛けてきたテレビ東京による“全夫が震えるシリーズ”第3弾のマリッジサスペンスドラマ。

気がつけば30代後半。幸せのためにしたはずの結婚には後悔しかなく、キャリアの限界も見え始めた。「こんなんだっけ、私の人生…」、そんな思いを抱く大学時代の同級生・甲本麻矢(安達)、加賀美璃子(相武)、榊友里香(磯山)が、本来の自分を取り戻し、自分の幸せな人生を求めて奮闘する模様を描く。

「夫よ、死んでくれないか」第1話あらすじ

大学時代の友人・麻矢、璃子、友里香は頻繁に集まっては旦那の愚痴で盛り上がり、鬱憤(うっぷん)を晴らしていた。ある日、麻矢の夫・光博(竹財輝之助)の不倫が発覚。口論の末、光博は姿を消してしまう。

さらに時を同じくして、夫・哲也(塚本高史)のモラハラに悩んでいた友里香から「夫を殺しちゃった…!」と連絡が入る。幸せを取り戻すためなら手段は選ばない。たとえ“夫”を殺してでも。結婚の理想と現実を知り尽くした“親友女子3人”が、満身創痍で命がけの人生リスタートを目指していく。

磯山さやか、「死ね」というせりふに「ひるんじゃったんですよ…」

――演じるキャラクターをどう捉えて、どんなことを意識して演じていますか?

磯山:私が演じる友里香は一見「どこにでもいそうだな」と思うんですが、演じている私でも考えていることがよく分からなくなる。そのくらい、ちょっと不思議なキャラクターを目指しています。2人(麻矢、璃子)とは全然違うし、「なんでこの2人と仲良しなんだろう」とも思うけれど、昔を振り返ることで「あ、そうなんだ」となる場面も出てくるので、ギャップが面白く生まれるように演じようと思っています。

安達:たぶん、夫たちのキャラクターのほうが強烈です(笑)。でも、私が演じる麻矢はこの3人の中でもいちばんノーマルタイプだと思うので、まず「普通の人が1人いてくれてよかった」と思います(笑)。麻矢は“仕事のキャリア”だったり、“妻として子どもをもうけるか”だったり、いろいろと葛藤しながら生きていて。その麻矢が、いつ爆発するのかを面白がりながら見てもらえたら楽しいかなと思います。

相武:私が演じる璃子は少し男っぽかったり、勝ち気だったり、強い女性に見えるんですけど、家庭がちょっとコメディというか…。

安達:あんなにコメディだとは思ってなかった(笑)。

相武:そうなんですよ(笑)。私もまだクランクインしてそれほど経っていないんですが、読み合わせをしたときに「かなり気をつけないと、私のファミリーだけコメディを担うことになってしまう」と感じて。感情の起伏をより繊細に演じなければいけないなと思ったので、それがうまく皆さんに伝わって、コメディなんだけど「それが逆に怖い」「リアルにありそう」と思えるシーンになればいいなと思っています。

――第1話で印象に残っているせりふはありますか?

磯山:やっぱり人に「死ね」とはなかなか言わないので、すごくゾクゾクしますね。これから撮影するんですが、本読みのときにもそのシーンでひるんじゃったんですよ。私、ケンカもしたことがなくて、人にワーッと強く言ったこともないので。

安達:(磯山さん自身は)すごくいい人なんですよね。

相武:本当に穏やかですよね。

磯山:いやいや、いい人でも悪い人でも普通は言わないよね(笑)。なので、ちょっと緊張しますね。

安達:私はもう「死ね」と言う場面を撮りましたけど、「こういう感情になって、絶対に言ってはいけないことを口走ってしまうのか」と思いました。相手と自分のことを思うからこその怒りだったり、悲しさだったりするので、そういう感情の尊さとか、人間の愚かさとか、全部がそこに詰まっているように感じましたね。

バッと言ってしまうんだけど、本当はものすごく寂しくて。表面に出ている態度と、心の中にあるものの温度差が渦巻いていて、「人間ってやつは…」と思いながら撮っていました(笑)。第1話はのちに重要になってくる場面ばかりで、「ここ見逃しちゃダメよ!」というシーンがたくさんあって面白いなと思います。

相武:璃子よりも弘毅(高橋光臣)のセリフのほうが、びっくりすることが多いかなと思います。私はすべてが受け身の状況なので、あまりインパクトがあるセリフはないかなと。璃子は「どうディフェンスするか」と思いながら生きている感じですね。

安達祐実「(竹財輝之助に)お芝居していてもキュンとしちゃう瞬間があって」

――それぞれの夫を演じる甲本光博役・竹財輝之助さん、加賀美弘毅役・高橋光臣さん、榊哲也役・塚本高史さんの印象は?

安達:竹財さんは子犬のようにちょっと潤んだ目をしていて、いつも少しだけ怯えているような印象です(笑)。かわいくて、お芝居していてもキュンとしちゃう瞬間があって、(不倫しているのに)一瞬「いいよ」って言いそうになってしまいます。

相武:ダメだ、危ない(笑)。でも、竹財さんのキャラありきかもしれないですね。私は高橋さんとは初共演なんですが、安達さんと磯山さんから「根っから明るい人」と聞いていて。

安達・磯山:うん、根っから明るい!

相武:なので、今からおしゃべりするのが楽しみです。塚本さんとは何度か共演させていただいていて、私、塚本さんのご本人のキャラクターが本当に好きなんですよね。ほわっとしていて、人に興味ない“猫ちゃん”みたいで。それなのに、あんなモラハラ夫に豹変していて「いやぁ、やめてー」と思いながら、結構しっくりきちゃっていることに驚きました。

安達:塚本くん、高校の後輩なの。ちなみに事務所も一緒だったから、高校時代の塚本くんの制服姿も見ていました(笑)。

磯山:塚本さん、どうですか?

安達:なんか、いい感じだよね。

磯山:出た、“ざっくり安達”が出ました(笑)。

安達:(笑)。本当は優しいのにちょっと尖った雰囲気があるので、「もう、本当は優しいくせにぃ」みたいな。

磯山:ありますね。私も本読みのときには「どっちだろう?」と思いましたけど、話しかけるとすごく優しいんです。

――ドラマに登場する「光博(麻矢の夫):不倫夫」「弘毅(璃子の夫):束縛夫」「哲也(友里香の夫):モラハラ夫」について、“まだ許せる”という夫はいますか?

安達:どうしても「その中から選ばなきゃいけない」となったら……。

安達・磯山:弘毅!

相武:やめたほうがいいですって、2人とも!

磯山:でも危害は加えてないし、愛だから。とはいえ、「3人から選べと言われたら」ですよ?

安達:絶対嫌だなと思うのは、やっぱりモラハラ夫だよね。

磯山:芝居でさえも嫌ですもんね。「うわ、嫌だな」と思いながら撮ってます(笑)。

相武:いなくなっちゃう不倫夫は、許せる?

安達:いなくなっちゃうのは困るかな、ちゃんと話はさせていただきたいなと思います。なので、結局嫌ですね、3人とも(笑)。

磯山:そう、結果嫌なんですよ。これは決められないですね。

相武:基本的に3人とも嫌です(笑)。

磯山:…というくらい個性的な夫たちなので、ぜひご覧ください(笑)!

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