ガルフ・カナーウット＆瀧本美織、言語について「日本語を頑張らなきゃ」「少しでもタイ語を学べたら」＜トウキョウホリデイ＞
タイ出身の俳優であるガルフ・カナーウット(KanawutTraipipattanapong)と瀧本美織がW主演を務める木ドラ24「トウキョウホリデイ」(毎週木曜深夜0:30-1:00、テレ東系)が4月3日(木)より放送スタート。
同ドラマは、仕事に追われ大切なものを見失いかけているタイの国民的俳優が、異国の地・日本でヒロインと恋に落ちるオリジナルラブストーリー。“微笑みの王子”の愛称で国内外から愛されているタイの国民的俳優・アティットをガルフが、甘味処「とき和」を切り盛りし、偶然訪れたアティットと恋に落ちる石田桜子を瀧本が演じる。
このたび、ガルフと瀧本にインタビューを実施。自身が演じる役どころや役作り、東京とタイの観光地について語ってくれた。
ガルフ「お話を聞いたときは、ワクワクしたと同時にすごくうれしかった」
ガルフ・カナーウット(以下、ガルフ)：お話を聞いたときは、ワクワクしたと同時にすごくうれしかったです。ここで僕が努力すれば、タイの他の俳優たちも日本で道を切り開くチャンスが得られるかもしれない。一生懸命頑張りたいなと思いました。
瀧本美織(以下、瀧本)：タイの俳優さんと共演させていただく機会はめったにないので、グローバルにお仕事させていただけることがありがたいなと思いました。台本を見るともう“ローマの休日だ！”と。ラブストーリーではありつつ、ほっこりするような展開もあって、先が楽しみになる物語だと思いました。
瀧本美織「桜子ちゃんの感情の変化を大切にしながら演じていきたい」
――二人の役作りのプランは？
瀧本：桜子ちゃんはどこにでもいるような普通の女の子。諦めかけている夢とか、いろんなものを抱えながらも今ある日常を懸命に生きているんです。そんな毎日の中でアティットと出会い、どんなふうに気持ちが変わっていくのか…。そこは私も楽しみですし、桜子ちゃんの感情の変化を大切にしながら演じていきたいです。
ガルフ：僕はまずは言語。日本語のせりふを必死で頑張らなきゃいけないです。ただ話すだけでなく、お芝居も乗せるのはかなり難しいだろうと思いますが、準備をたくさんして臨みたいです。…(日本語で)ソウソウソウ。
瀧本：それ最近覚えたんですよね？ “ソウソウソウ”。
ガルフ：先日、日本のカメラマンさんが撮影中にずっと“ソウソウソウ”と言っていて。ポーズを指示されて、僕がその通りに動くたびに「ソウソウソウ」って。もう覚えちゃいました。
瀧本：あはははは。ちなみにそれをタイ語で言うと“シャイシャイシャイ”になるんですよね？
ガルフ：そうです。ソウソウソウ、シャイシャイシャイ(笑)。
瀧本：私もこの撮影中に少しでもタイ語を学べたらうれしいです。
ガルフ「日本の各地にある猫島に行ってみたい」
――ドラマのタイトルにちなみ、東京で行ってみたい観光地は？
ガルフ：上野動物園。まだ行ったことがないのですが、僕は動物が大好きで猫を2匹飼っています。シーンの中で桜子を連れて行けたらロマンチックですよね。
瀧本：私は全然ロマンチックではないんですけど、恵比寿横丁を体験してみたいです。にぎやかな飲み屋街のイメージがあって、すごく楽しそうだなって。
ガルフ：日本の居酒屋は僕も行ったことがないのですが、大衆的なお店っていいですよね。日本人の方は、僕の中では焼き鳥をよく食べられているイメージ。
瀧本：確かに焼き鳥屋さんは多いかも。スターのガルフさんだからこそ、そういうお店に行くと新鮮かもしれないですね。
ガルフ：東京以外の場所で言うと、僕は日本の各地にある猫島に行ってみたいです。写真で見たら、ここは天国だと思いました。着いてすぐ猫ちゃんたちと地面で寝られるし、僕が寝転がった上をいっぱい踏まれたいです(笑)。
瀧本：本当に猫ちゃんが好きなんですね。逆に、タイのオススメの観光地はありますか？
ガルフ：山の方へ行くとキャンプ場が意外にいっぱいあるんです。海もいいけど、自然が好きならそういう場所もオススメです。
瀧本：タイのキャンプ場は日本とどう違うのか、気になるので行ってみたいです！
◆取材・文＝川倉由起子／スタイリスト＝伊里瑞稀／ヘア＆メーク＝升水彩香
※「月刊ザテレビジョン」2025年5月号より
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