「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」第9話より

志尊淳“正助”、非難を受ける香取慎吾“一平”を「人のために走り回れる最高な人」と主張する姿に感動<日本一の最低男>

2025.03.12 18:58
「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」第9話より

香取慎吾が主演を務めるドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第9話が3月6日に放送された。町の再開発において非難される一平(香取)のことをと正助(志尊淳)は「結局最後は自分が損をしても人のために走り回れる、そんな…最高な人なんです、兄は!」と主張する姿が描かれ、感動を呼んだ。(以下、作品のネタバレを含みます)

“選挙&ニセモノ家族ドラマ” 完全オリジナル作品で新ジャンルのエンタメ誕生

本作は、主人公である“日本一の最低男”大森一平が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を笑いあり涙ありで描く、“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込んだ完全オリジナル作品となっている。

志尊淳が“最低男”一平の義理の弟であり、子ども2人を育てるシングルファーザー・小原正助を演じ、その正助の子どもである小原ひまりを増田梨沙、小原朝陽を千葉惣二朗が演じる。

不祥事を起こした元テレビ局の報道マンの一平は政治家への転身を図る

テレビ局の報道マンとして家族のケアを全くしない仕事人間だったが、昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるようにテレビ局を退社した一平。大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るものの仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っていた。あるとき一平は、衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の公設第二秘書で、小学校時代からの幼なじみでもある真壁考次郎(安田顕)から助言を受け、政治家への転身を決意。次期区議会議員選挙に当選を目指して人生の再起を図る。

そして、一平の他界した妹・陽菜(向里祐香)の夫であり、2人の子どもを育てながら保育士として働くシングルファーザーの義弟・正助一家を呼び寄せて同居することに。一平には裏で、家事や育児に取り組むことで生活者目線があるところを選挙でアピールするという“最低”な思惑があった。

大江戸区長の長谷川(堺正章)から呼び出された一平は、区役所の移転に伴う再開発計画への協力を求められる。再開発の予定地には一平たちが暮らす家や商店街も含まれており、やがて町の人たちも知ることに。商店街では再開発賛成派と反対派が大きな衝突を見せていた。

正助「結局最後は自分が損をしても人のために走り回れる、そんな…最高な人なんです、兄は!」

一平が反対派の人たちを説得しようとするが、高田湯を営むあき子(市毛良枝)が「調子いいこと言わないで! 偉い人たちっていっつもそう。あなたたちのことを考えてますよっていう顔をして本当は自分の得のことしか考えてない! 自分たちの得のために私たちをだまして利用する! あとはもう知ったこっちゃないんでしょ!」と訴える。

さらに「だからあんなことができたんでしょ。嫌がらせをしたり、息子がここを売るように仕向けたり」とあき子は続ける。一平が「違います。あき子さん聞いて」と遮っても、構わずに「どうしてそんなことするのよ! お金でももらったの!?」とあき子が非難する。一平が力なく「俺は…」と言いかけると「一平さんはそんなことしません!」と正助が声高に叫ぶ。

そして、「すみません、なにがあったかはわかりませんが、一平さんは、兄は、そんな人じゃないです! 確かにちょっとずるいとこはあるし、嘘もつくし、最低だなって思う時だってありますけど、でも、結局最後は自分が損をしても人のために走り回れる、そんな…最高な人なんです、兄は!」と目を潤ませながら主張するのだった。

正助が一平の本質を見抜いて主張し、感動を呼んだ。

◆構成・文=入江奈々

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