久間田琳加、大好きなミタゾノシリーズ仲間入りに歓喜 “ミタゾノさん”演じる松岡昌宏の印象も「“アニキ”と呼ばれている理由がよく分かる」＜家政夫のミタゾノ＞

2025.03.11 18:00

提供：WEBザテレビジョン

松岡昌宏が主演を務める「家政夫のミタゾノ」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)第7シーズンが3月11日(火)の放送で最終回を迎える。

このたびWEBザテレビジョンでは、新人家政婦・大門桜役で出演する久間田琳加にインタビューを実施。現場での様子や共演者とのエピソードを語ってもらった。

サプライズ発表には「思わず涙ぐんでしまいました」

ーー今回、オーディションを経て出演が決定されたとのことですが、振り返っていかがでしたか？

元々ミタゾノシリーズを見ていて、家族みんなで大好きだったので、受かりたい！という気持ちでオーディションを受けていました。

ーーサプライズで合格発表されたんですよね。

そうなんです。最終審査という形で呼び出されたのですが、まさかのサプライズ発表で、思わず涙ぐんでしまいました。

オーディション会場に入ってみると、いつもより大人が多いし、最終審査は会場も変わっていて「緊張感走る会場だ…」と思ったのですが、うれしい方の変化でした(笑)。

“興味があるところに一直線”なところは共通点

ーー人気シリーズに出演が決まったときはどうでしたか？

オーディションで原稿を読んでいるときから「自分がここに入れたらこんな感じでやりたい」とアイディアが浮かんできていたので、緊張よりも楽しみな気持ちの方が大きかったです。

ーーご自身が演じる桜はどんなところが魅力ですか？

もちろん家政婦ですが、今までの登場人物とは違う探偵っぽい服装ですし、起こったことを全部すぐ事件と勘違いして大騒ぎするので、かわいらしいなと思いながら演じていました。

好きなことの話になったときに、テンションが上がって子供っぽくなるところが自分と近いなと思います。私はちいかわが好きなのですが、ちいかわの話をしているときは桜に似ている気がします。興味があるところに一直線な感じは共通点かなと。

主演・松岡昌宏とのエピソードを明かす「カメラマンになってくれたことも」

ーー“ミタゾノさん”を演じる松岡さんの印象はいかがでしたか？

最初に見たときは本当に衝撃的で「言葉が出ないってこういうことなんだ」と実感するほどのオーラでした。イベントのときなど、私に対してファンの方がびっくりされることがあるのですが、その気持ちが分かりました。

撮影が進むと大分ミタゾノさんの姿をしている松岡さんにも慣れてきて、ミタゾノさんと桜がバディを組むようなシーンも多く、話し合いながら作れていたと思います。

ーー松岡さんからは何かアドバイスはありましたか？

コメディーシーンの中には、私も知らない人物がテーマになっていることもあり、そういうときに「こうするんだよ」「こういうコツがあるよ」と教えてくださいました。

あとは、最初はご一緒することに対して緊張していたのですが、ガチガチにならないように緊張をとてもほぐしてくださって。現場でSNSのオフショットを撮影していたのですが、松岡さんの趣味がカメラということもあり「俺が撮る」とカメラマンになってくれたこともありました！　皆さんから“アニキ”と呼ばれているのですが、その理由がよく分かるお人柄だなと思います。

ーー撮影現場で印象に残っていることはありますか？

ミタゾノさんが、本番テイクで突然ツッコミやボケをされることがあるんです。それをいつも「どう来る!?」と楽しみに、そして学びに行っていました。

ーー緊張しそうですが、楽しまれていたんですね。

緊張を感じないくらいの信頼関係を作ってくださっていましたし、前室で待っているときにはいつも松岡さんから話しかけてくださって。そういう気遣いがとてもうれしかったです。

ーー作品の魅力についてはどう感じていますか？

何も考えずにただただ笑えるドラマはなかなかないと思います。そういったところがシリーズとして皆さんに愛されている理由なのではないでしょうか。自分がイチ視聴者だったときもそこが大好きでしたし、仲間に入った今もそう感じています。

ーー最後に放送を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。

今シリーズはさらに個性的になっていますし、私自身、新しい久間田琳加を見ていただきたいという気持ちで頑張りました。最後まで楽しんでいただけるとうれしいです！

撮影＝阿部岳人

「家政夫のミタゾノ」最終回あらすじ

現職の候補を破り、都知事選に当選した折原果歩(松下奈緒)。果歩は「透明な政治」を公約に掲げており、隠蔽・黒塗り・裏金を許さないと会見で堂々と言い放つ。しかしそれは、父であり「Mr.密室」と呼ばれる民自党幹事長・折原健三(田山涼成)の「不透明な政治」を真っ向から批判する発言でもあった。

そんな果歩から『むすび家政婦紹介所』に依頼が入る。”透明性”を売りにする果歩からの「秘密や隠し事がない家政婦を」との要望を受け、三田園(松岡昌宏)、光(伊野尾慧)、桜(久間田琳加)の3人が折原家へ。果歩は、「見ちゃいけない場所はないから隅々まで掃除して」「私は知事、ここは公人の家ですから。全て透明にします」とミタゾノたちにも言い放つ。

そんな中、果歩の秘書・本宮(平原テツ)が慌てた様子でやって来る。なんと、果歩の夫で国会議員の折原和夫(山中聡)のスキャンダルが週刊誌にスッパ抜かれたというのだ。健三も駆けつけ、家族と家政夫(婦)たちが見守る中、「出来心で…」と過ちを認める和夫。揉み消しもお手の物の健三は「ここの週刊誌には貸しがあるから握りつぶしてやってもいい」と持ちかけるが、透明性を重視する果歩は、「包み隠さず、全てを見せる」と言い放つ。

夫婦そろっての会見を開き、不倫を認めて謝罪したことで、SNSなどでは好意的な意見が並ぶ。しかしその会見で開示した資料が、また新たな疑惑を生んでしまう。果歩は、不必要な疑惑追求を避けるため、報告書の中身を精査し、またもや包み隠さず発表。こうして全てを透明にしていくスタイルは賞賛を浴び、果歩は民自党に囁かれている「闇の献金パーティー疑惑」も追求していくことも約束する。

こうして父である健三と全面的に対立することになった果歩。しかし家の中では、和夫はどうやら裏で健三とつながっている様子。そして娘の莉奈(松田有咲)もなにやら不穏な動きをしていて…。

その矢先、和夫の部屋を掃除していた三田園が封筒に入った札束と不審な領収書の束を発見する。さらに“闇の献金パーティー”が行われている会場に出入りする和夫の姿も目撃される。

『裏金NO』がスローガンであり、政治家人生の生命線でもある果歩にとって、自分の夫が裏金問題に関与しているというのは絶対に認めることはできない。史上初の女性総理大臣となる未来に暗雲が立ち込めてしまった果歩は究極の選択に迫られる。

「家政夫のミタゾノ」最終回は3月11日(火)夜9:00より放送される。