山崎天「ほえ～？」 メンバーたちからも「言ってる！言ってる！」と共感が集まった田村保乃の無自覚あるある＜そこさく＞

3月2日に放送された人気アイドルグループ・櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂？」(毎週日曜深夜0:50-1:20、テレ東※ほかLeminoにて配信中)。今週の企画は「第2回 櫻坂46あるある発表会 後半」で、前回に続いて約3年ぶりに開催されたメンバーあるある発表会の優勝者が決定した。

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独走する松田里奈に追いつく発表はあるのか

今回の企画は前回に続く「第2回 櫻坂46あるある発表会 後半」。あるあるネタを持っているのは優秀なタレントの証拠ということで、メンバーたちのあるある行動や言動を発表してどれだけ共感を得られるかを競う企画だ。なお発表されたエピソードの“あるある度”は、話を聞いたメンバーがそれぞれボタンを押すことで計測。前半戦では松田里奈が2137点と他を圧倒する点数をマークし、それに続く形で谷口愛季が1109点と4桁の高得点を出している。

後半戦トップバッターは森田ひかるで、飛び出したのは「藤吉夏鈴は本番ギリギリ直前までちゃんと衣装を着ない」というあるある。ライブ前に円陣を組む際には他メンバーは準備万端になっている中、藤吉はその時々でしっかりと準備ができていないというのだ。しかも証拠動画があるということで確認してみることに。映像では皆が衣装のジャケットを身に着けているなか、たしかに藤吉1人だけはジャケットを着ていない姿が映し出された。

藤吉は「(収録中の)今も苦しい」と語り、衣装を脱ぎたいと告白。なお靴を固定するためのチャックが開いたままだったこともあるそうで、「本番中に上げれば…」と語る藤吉に「ダメじゃん！」とツッコミが飛び交うのだった。このあるあるは897点を獲得。メンバーから多数の共感を得たが、1位には及ばない結果に。

トークあるあるに続いてステージあるあるも

その後はトークあるあるではなくステージあるあるに移っていく。こちらは山崎天の「匂いに鈍感な田村保乃」から始まるのだが、田村を演じた山崎が「くさくさ加湿器」の臭さを感じず「ほえ～？」と首を傾げる演技が強烈なインパクトを残した。

なお田村は本当に鼻が利きづらいようだが、「ほえ～？」という声を出していたことについては無自覚なようす。メンバーたちからも「言ってる！言ってる！」と指摘が飛んでいたことを考えると、田村が無自覚なだけのようだ。ちなみに得点は943点。

後半で最高得点となったのは、大沼晶保の「レッスン中パニックになると髪をくしゃくしゃにする増本綺良」だ。増本演じる大沼は、レッスン中に振り付けで混乱すると髪をかき乱してしまう。当然髪の毛はくしゃくしゃになってしまい、最後にはパイナップルのようになって…という演技がおこなわれた。

このあるあるを受けた増本は、振りが覚えられない時や覚えた直後に変更があると髪をかき乱してしまうと自覚していることを明かす。頭を冷やすという目的があるそうで、髪を持ち上げて風通しを良くしているのだと語る増本。ただ乱れた髪を直す余裕はないなど、結局パニック状態のままであることも多いのだとか。

大沼のあるあるは2025点と、松田の2137点に肉薄。しかし惜しくも超えられず、「第2回 櫻坂46あるある発表会」は松田の連覇という結果に終った。松田は「共感してもらえるのが嬉しい」と語り、あまりあるあるをやられていないメンバーを見つけていきたいと微笑んだ。

2連覇となったキャプテン・松田の慧眼

「第2回 櫻坂46あるある発表会 後半」は、第1回に続き松田が連覇するという形で幕を下ろした。あるあるとして共感されるものが多く挙げられるのは、普段からキャプテンとしてメンバーを細かく見ているから。松田がキャプテンというポジションに真剣に向き合っている証拠と言えるかもしれない。

一方、長い時間をともに過ごすメンバーだけに、意外とあるあるがネタ切れにならなかったのも印象的。1人のクセに対して多くの共感が集まるところを見ると、メンバーの多くが普段から仲良く過ごしている姿が想像できる。

次回の放送では「櫻坂46サンキューチャレンジ」が開催されるという告知が。日付にちなんだ企画であるほか、メンバー同士での感謝を伝え合う温かみのある企画であることが予想される。カメラが回っていない場所でも多く生まれている感謝の気持ちにはどのようなものがあるのだろうか。

※山崎天の「崎」は、正しくは「タツサキ」。