3月9日(日)放送の「X年後の関係者たち」は“バンドブームスペシャル”として豪華ゲストが集結

「X年後の関係者たち」“バンドブーム”スペシャルに大槻ケンヂ、サンプラザ中野くん、杏子、森若香織ら豪華メンバー集結

2025.03.01 07:00

毎週月曜、BS-TBSにて放送中のバラエティー「X年後の関係者たち　あのムーブメントの舞台裏」(夜11:00-11:30)。このほど、同番組のスペシャル版「X年後の関係者たちあのムーブメントの舞台裏　バンドブームスペシャル」が、3月9日(日)に放送されることが決定。当時を知る豪華なメンバーが一堂に集結し、「バンドブーム」の舞台裏について語り合う。

カズレーザーがさまざまなブームの舞台裏に迫る

メイプル超合金・カズレーザーがMCを務める同番組は、かつて⼀⼤ブームを巻き起こしたベストセラー商品や社会現象となったプロジェクトに携わった関係者たちがスタジオに集結。現在はそれぞれの道を⾏く彼らが“同窓会”を開催し、⼤ヒットとなる過程で何があったのかを振り返っていく。

関係者が語る裏側は、“ヒット”という表層しか知らない我々視聴者にとって新鮮かつ興味深い話ばかり。そんな驚きと発⾒、感動に満ちた話をカズレーザーが掘り起こし、そのブームとは何だったのか、後世に残すための「言葉」を導き出す。

扱うテーマは「ムシキング」や「G-SHOCK」といった商品から、「スパリゾートハワイアンズ」「石見銀山」といった観光地、さらには「ツチノコ」のように実体すら存在しないものまでさまざま。そんな時代に確かに刻まれた熱狂の“リアル”に迫っていく。

待望の「バンドブーム特集」第2弾に豪華メンバーが集結

今回取り上げるのは、1980年代後半から90年代前半にかけて勃興した“バンドブーム”。当時は東京・原宿のホコ天(歩行者天国)で演奏するバンドに10万人近いファンが押し寄せ、アマチュアバンドが登場する“イカ天”こと「三宅裕司のいかすバンド天国」(1989～1990年、TBS系)が異例の高視聴率を叩き出すなど、日本中が熱狂し、バンドが音楽シーンを席巻した。

番組では、2022年1月にも「バンドブーム」を特集し、筋肉少女帯・大槻ケンヂ、元たまの石川浩司、“イカ天”の審査員を務めていた音楽評論家・萩原健太が関係者として登場。立会人の“自称・バンドブームの申し子”氣志團・綾小路翔を交えて当時のエピソードを語り合ったこの回は、度々再放送されるなど大きな反響を集めた。

再び取り上げる今回は、当時を知る関係者として、時代を彩ったバンドから豪華メンバーが集結。バンドブームの熱狂はいかにして生まれ、真っ只中にいた関係者たちは何を思っていたのか。今だから話せるブームの裏側にカズレーザーが迫っていく。

もう2度と見られない？豪華メンバーによるセッションも

今回のゲストは、前回に引き続いての登場となる大槻に加えて、爆風スランプのサンプラザ中野くんとパッパラー河合、PRINCESS PRINCESSの富田京子、BARBEE BOYSの杏子、GO-BANG'Sの森若香織、PERSONZのJILLという、まさしくバンドブームを牽引した面々。また、バンドブーム直撃世代の千秋も立会人として参加し、ファンの目線で当時の状況を振り返る。

集まったメンバーは、メジャーデビューがほぼ同時期。まさに同窓会のような雰囲気で、まずはお互いのデビュー時の状況からトークがスタート。バンドブームが起こる前と後で、バンドはどのようなポジションだったのか。ブームになっていく過程で感じていたことや、売れる前の苦労話などが赤裸々に語られていく。

事務所によっては給料が払われなかったり、雑誌等の取材はいつもレオタードで受けていたりといった、今では考えられない仰天のエピソードも。どのバンドをライバル視していたかや、それぞれが選ぶ「ブームを象徴する1曲」についてもトークを展開する他、THE BLUE HEARTSやたまなど当時を代表するバンドに対しての思いが興味深く語られる。

さらに、メンバーとの仲やブームならではの異常な体験など、今だから話せる裏話も次々と飛び出す。ラストは爆風スランプの「Runner」を、河合のギターと富田のパーカッションに合わせ全員で熱唱。豪華メンバーによる夢のセッションは貴重な映像となりそうだ。