高橋健介オトナ化計画【第6回】初めての体験に感動「めちゃくちゃきれい」と言われてうれしかったことを明かす

2025.02.28 12:00

「WEBザテレビジョン」でリニューアルスタートした俳優・高橋健介の連載企画「高橋健介オトナ化計画」。オトナを目指して「週刊ザテレビジョン」でさまざまな体験をしてきた高橋が、さらなるレベルアップのために資格や検定などに挑戦する。第6回は、大阪でのイベントの振り返りや現在取り組んでいる「1789 -バスティーユの恋人たち-」のけいこなど、近況についてお届け。さらに、オトナ化企画として出題した「ビジネスマナークイズ」の第2弾では、敬語問題に答えてもらった。

「物理的に振り返った」大阪イベント振り返り

──2月11日に「高橋健介バースデーイベント2024 振り返りイベント」が開催されました。まずはこのイベントの振り返りから聞かせてください。

はい。当日は、本当に“振り返り”で登場しました。後ろ姿で登場して、振り返るっていう。

──本当に振り返ったんですね。

はい、物理的に振り返りました。

──例年はバースデーイベントを東京と大阪で行っていましたが、今回は東京で行ったバースデーイベントを、大阪で振り返る、という形でした。いかがでしたか？

いつも自分のイベントをやる前って結構バタバタしています。「あれやって、これやって」って準備がいろいろあって。だけど今回は東京でのイベントで、ある種ゴールを迎えているぶん、準備が何もなくて逆に不安でした。「イベント、成功できるのかな」って。始まっちゃえば意外といけましたけど。

──大阪のお客さんの反応はいかがでしたか？

ファンの方々は結構遠征してくれますが、それでもやっぱり「大阪だったら行こう」と思ってくれる方がいたり、東京のイベントのときは時期的に来られなかった人もいたりで、「大阪でやってくれて本当によかったです」って言ってくれる人が多くて、やってよかったなと思いました。

でもイベント自体が振り返りだったこともあって、いい意味でゆるくやったので、次に大阪でイベントをやるときはしっかりやりたいと思っています。よろしくお願いします！

──大阪ではそのほかに、観光など何かしましたか？

大阪には前の日に入ったので、その日の夜、僕とMCのともくん(東ともひろ)とマネジャーでごはんに行きました。いつも3月末にマネジャーと“1年間お疲れ様でした会”みたいな、おいしいものを食べながらざっくばらんに話す会があります。ただ、今年は「1789 -バスティーユの恋人たち-」のけいこもあるし、3月末はちょっと厳しいかなと思っていたこともあって、普段はあんまり僕からそういうこと言わないんですけど、「前日の夜、行きますか」って言ったらマネジャーがコースの寿司店を予約してくれて。いろいろな話ができてよかったです。

──いい大阪旅になったんですね。

はい。そこでもひとつ面白い話があって！行った店が「よこ田」という店だったんですけど、のれんに店名が縦書きで書いてあったんですよ。僕の中では、それがめちゃくちゃ面白くて「『よこ田』なのに縦書きだね」って言ったら、面白くなくて面白い、みたいな感じでともくんが笑ってくれました(笑)。

けいこは一個一個クリアしていく感覚で

──大阪のイベント終了後から、いよいよ「1789 -バスティーユの恋人たち-」のけいこが始まったそうですね。

はい、今は歌げいこをやっているのですが(※取材は2月中旬に実施)、今のところ楽しいです。歌唱指導の方々が、僕にあわせて一歩ずつ一緒に進めてくださるので、僕も一個一個クリアしていく感覚があって。例えば初日は発声の基礎をやって、僕ができるようになったら次のステップに、みたいな感じで段階を踏んで進んでいる感じです。

けいこに行く前は、ちょっと怖かったです。「音をひとつでも外したら空気が悪くなるんじゃないか」って。だけど、実際は全然そんなことなくて。すごくていねいに優しく指導してくださるので楽しいです。これから芝居も入ったらうまく歌えなくなるかもしれないし、そのときに逃げ出したくなる可能性もありますけどね。

──とりあえず今のところは楽しくできていると。

はい。あ、そういえばこの間、別のスタジオでけいこしていた(岡宮)来夢が、わざわざ僕のスタジオまで会いに来ました。役柄的に、僕は貴族で来夢は身分が低い役なので「身分の低いやつは近づかないで」って言いましたけど(笑)。

──そこで歌のアドバイスなどは何かもらったのでしょうか？

いや、そのときは特にそういう話はしていないですけど、「何かあればいつでも付き合います」とは言ってくれています。やっぱり知り合いが同じカンパニーにいると安心しますね。

──そのほかの共演者さんとはまだ会っていない？

まだ全員には会えていないですけど、ちょこちょこ。それでいうと内海啓貴は昔『Rの法則』という番組へ一緒に出ていて。『Rの法則』は仕事ではありましたけど、10代だったし、学校の部活のような感覚があったので、そのとき一緒にやっていた啓貴と、大人になって一緒に仕事をするっていうのがなんかちょっと…恥ずかしくもあって、この間会ったときはちょっと「…おお！」みたいな感じになっちゃいました。でもミュージカルに関しては啓貴のほうが経験も豊富だし、すげーって思う部分もあるし、でもライバルでもあるし。一緒に芝居をしたときにどういう感情になるのか、楽しみです。

──10代のときに共演していた方と、またお仕事で再会できるのはうれしいですよね。

はい。特にこういう業界なので、辞めちゃう子も多いですし。この間、ときめき図鑑「シーシャ好きすぎて顔見えない彼氏」という配信動画に出演させてもらいましたが、そこでも『Rの法則』で一緒だったあやぼー(新谷あやか)と再会して。

この業界で仕事をしていくことを目標にしていた人たちが、この活動を続けられていることがうれしいなと思いました。他にやりたいことがあって辞めちゃうなら仕方ないですけど、続けているからこそ、こうやって会えるわけだし。

「メンテしよう！」とマネジャーと人間ドックへ

──内海さん含めて「1789 -バスティーユの恋人たち-」出演者との交流も楽しみにしています。最後に、最近“オトナ”を感じたエピソードがあれば教えてください。

数日前に人間ドックを受けに行きました。

──どうして人間ドックを受けようと？

区から歯科検診のお知らせがきたんです。それを見た母親に「税金を払っているんだし、無料なら行きなさい」って言われて。確かになと思って、そこに書いてある病院に電話したら、一覧に載っていた病院が全部、今日明日みたいな感じだと行けなくて。で、結局対象じゃないけど普段からお世話になっている歯医者に行きました。そこから急に「メンテしよう！」という気持ちになって。その流れで、人間ドックに行きました。

──人間ドックは初めて？

初めてです。人間ドックってすごいですね。僕が行った病院がすごいのか、人間ドックがそういうものなのかはわからないですけど、アトラクションみたいでした。「次こっちです、ここで身長測って、ここで胃カメラです〜｜」みたいな。看護師さんたちのファイルの受け渡しの感じもすごかったし。全然待たされなかったし、「俺、次どこ行けばいいんだろう」とかもなくて。いや〜、すごかったですね。

──結果、今待っているところですか？

そうですが、胃カメラはその場で先生と一緒に見ました。「めちゃくちゃきれいですね」って言ってもらえてうれしかったです。たぶん、僕よりマネジャーのほうが問題多いです。看護師さんがびっくりしていましたもん(笑)。

マネジャー　あはは(笑)。

──人間ドックに、マネジャーさんと行ったんですか？

そうです、そうです。マネジャーと一緒に作務衣みたいな服着て並んで。なんならマネジャーの申し込みも僕がしました。絶対にマネジャーのほうが健康に気を遣ってないし、僕としても倒れられたら困るので。マネジャーに生年月日とかを聞いて、記入して。いつもは僕のいろんな情報を渡すので、初めてマネジャーの生年月日を見ました(笑)。

──「1789 -バスティーユの恋人たち-」のけいこも始まっているということで、健介さんもマネジャーさんも、健康には気をつけていただいて。

本当ですよね。「1789 -バスティーユの恋人たち-」はロングランだし、僕はシングルキャスト。今まで舞台で喉を潰したことはないけど、マネジャーが「緊張もあるだろうし、今回は何があるかわかりません」と言って、いい病院をすぐ勧めてきます。だから病院の名前は覚えました(笑)。まずはとにかく頑張るしかないので頑張ります！