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大熊杏優、俳優業に充実「超あざとい女の子の役もやってみたい」初写真集では“素”を大切に
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俳優として「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜夜0:12-0:42ほか、テレ東系)と「こんなところで裏切り飯~嵐を呼ぶ七人の役員~」(毎週水曜深夜0:29-0:54、日本テレビ系)に出演中の大熊杏優。俳優業以外に、多くの雑誌でグラビアを飾り、SNSは総フォロワー数66万人を超えるなど注目度が高い。そんな大熊が、1st写真集「私らしく。」(秋田書店)を2月28日(金)に発売。愛媛・道後温泉と沖縄・座間味島で撮影された本作は、タイトル通り、大熊の素の部分が感じられる内容になっている。水着やランジェリーにも挑戦した写真集の見どころや撮影でのエピソードなどを語ってもらった。
ファンも待望のファースト写真集
――待望のファースト写真集が発売されますね。
やっと出せます! すごくうれしいです。
――写真集決定は、誕生日(2024年12月19日)に発表されましたが、反響も大きかったんじゃないですか?
そうですね。以前から「写真集、いつか出してね」と言っていただいたりして待ってくださっていた方もいらしたので、「杏優ちゃんの写真集出るんだね!」と喜んでくれたり、「おめでとう!」という声がたくさんありました。
――完成した写真集を見ていかがですか?
撮影が終わった後、楽しく撮影できたしいい物になるだろうという気持ちはあったんですけど、どんな写真集になるのかな?っていう不安な気持ちも少しありました。でも、撮ってもらった写真がどれもすてきで、セレクトして完成したものを見てみると、今までにないくらい自然な表情ができているし、自分らしい写真が詰まった1冊になったかなって思いますので、出来は最高です!
「その場で生まれたものを大事にしよう」と撮影
――タイトルは「私らしく。」ですが、どういう思いが込めれているんですか?
いろいろ候補はあったんですけど、“私らしく人生を過ごす”というのが自分の中のテーマでもあるので、ファースト写真集に付けるんだったらこれだなと思って決めました。
一番は、自分の素がそのまま出せたらいいなという気持ちがありました。あまり決めすぎても、見てくれる人に自分ってものが伝わらないんじゃないかなと思ったので、事前に「こんなふうにしよう」と考えすぎずに、その場で生まれたものを大事にしようと思いました。そういうテーマというかコンセプトは、タイトルにもつながっているかなと思います。
――愛媛と沖縄、それぞれ違う雰囲気の場所なので、対照的な感じもしますね。
そうですね。道後温泉では、ちょっと落ち着いた雰囲気のカットが多くて、逆に沖縄は海ですごくはしゃいでいるような無邪気な感じのカットが多くて、対照的な感じになりました。
どちらも行くのは初めてでしたが、道後温泉は雰囲気もすごくいい所で、街全体がすごくすてきでした。“旅行に来た”という感覚で本当に楽しく撮影できましたし、愛媛ということでみかんジュースの飲み比べみたいな所があって、そういうのも楽しんできました(笑)。
道後温泉&座間味島で撮影
――愛媛、沖縄、それぞれのお気に入りのカットを教えてください。
愛媛は、旅館で最初に撮ったカットなんですけど、大きな窓から光が差し込んでいる雰囲気がすごく好きで、これがお気に入りです。表情もアンニュイな雰囲気になっていて、良い表情ができたなって自分でも思いました(笑)。
沖縄だとオレンジの水着のカットがお気に入りです。海がすごく好きなので、海に入った瞬間に楽しくなっちゃって(笑)。一人でワーってはしゃいでいるところをいっぱい撮ってもらったので、すごく元気な一面が出ているかなと思います。
海と空がすごくきれいで超透き通っていました。沖縄でもいろいろ食べました。海ブドウが大好きで、“沖縄に行ったら海ブドウを絶対食べたい!”と思っていたので、食べられて幸せです。
――すてきなカットが多く掲載されていますが、たくさん撮った中から選ぶのは大変だったんじゃないですか?
いいなぁって思う写真がたくさんあって選ぶのが難しかったです。でも、等身大というか、素の自分が見えているものがいいなと思ったので、決め顔とか盛れている写真よりも、不意に出てきたような表情の写真を多く選んでいます。
「“目”から伝わるもの」を感じたカットを表紙に
――食べたり飲んだりしている時の表情も自然な感じがします。
不意に撮られたものだと思います(笑)。移動中の写真とかもあって、そういう時は“撮られる”という意識があまりなかったりするので、すごく普段の私らしいなって表情をしています。
――写真集の“顔”になる表紙のカットを決めた理由は?
表紙もどれがいいかなってすっごく悩みました。言葉で表すのは難しいんですけど、なんかしっくり来たんです。“目”から伝わるものがこの写真には感じられたのでこれに決めました。表紙のカットがこういう雰囲気なので、裏表紙は全然違う感じで、海ではしゃいでいるカットにしています(笑)。
――3月1日(土)にHMV&BOOKS SHIBUYAで、9日(日)に書泉ブックタワーで発売記念イベントがあって、16日(日)にはオンラインサイン会も開催されるそうですね。
ファンの方と会うイベントが初めてなので、すごく楽しみです。緊張しちゃいそうですけど、感想を直接聞けるのもうれしいですね。
――写真集も含めて、グラビアのお仕事はどういうところが楽しいですか?
一番は、自分の知らない自分に出会えることです。「自分はこういう表現の仕方ができるんだ」「こういう表情もできるんだ」って発見があるのでそれが楽しいです。それと、いろんな所に行けるというのも楽しいなと思える魅力の一つです。
演技は「“しんどい”もあるが、芝居で生まれる感情や作り上げることが楽しい」
――俳優としては、現在ドラマ2本「家政婦クロミは腐った家族を許さない」「こんなところで裏切り飯~嵐を呼ぶ七人の役員~」に出演されています。演技のお仕事はいかがですか?
自分の中で役と向き合って考えている時間は「しんどいな」と思う時もあるんですけど、実際に撮影現場に行って皆さんとお芝居をした時に生まれる感情とか、自分が考えてきたものをみんなで一緒に作り上げていくのはすごく楽しいなって思います。
――「家政婦クロミ―」は中学生役ですよね。
はい(笑)。まず、自分が中学生の時どんな感じだったかな?というのを思い返してみると、中学生は思春期とか反抗期とかがあって感情豊かな時期じゃないですか。「自分はどうだったかな?」と振り返ったりしつつ、演じている緋莉(あかり)は心を閉ざしている子なので、ハキハキと喋ることができないんだろうなと思って、そういうことを意識して演じたりしています。
実際の学生時代は「静かなグループ」
――去年も「素晴らしき哉、先生!」で生徒役を演じていましたが、ご自身が学生の時はどんな感じでしたか?
中学の時は3年間ダンス部だったので部活に打ち込んでいたんですけど、高校は部活はやってなくて、友達と遊んだりしてました。明るい性格かというとそうではなくて、静かなグループって感じでしたね。
――部活でやっていたダンスは、今の活動に何かにつながっていますか?
部活の時は全国大会に行くくらいまでやっていたんですけど、やっぱり踊らなくなると踊れなくなるんだなって。でも、あの時よりは踊れなくなっているかもしれないですけど、TikTokでダンス動画を撮る時に、ダンスをやっていたから今もちゃんと振りを入れることができるんだなって思ったりします。
――TikTokなどSNSも大切な発信ツールですからね。
SNSは一番取り繕わずにできるので、素の状態だと思いますし、最新の自分を発信できるので重要だと思っています。
演じてみたい役は「明るくて元気な女の子&超あざとい女の子」
――もう一つのドラマ「こんなところで裏切り飯~嵐を呼ぶ七人の役員~」は、昨年放送されたドラマの続編ということですが、こちらは会社員役ですね。
OL役なんですけど明るいムードーメーカー的存在で、その部署での最年少ということもあって、楽しく演じることができました。毎回おいしそうな食べ物が出てくるグルメドラマなんですけど、私は出張に同行する役ではなかったので、おいしいものが食べられなくて残念でした(笑)。
――演技のお仕事も増えていますが、今後出てみたい作品や演じてみたい役はありますか?
今演じてみたいのは、根っから明るくて元気な女の子の役です。あと、超あざとい女の子の役もやってみたくて。あざとい女の子って、自分とはちょっとかけ離れたタイプだと思うので、そういった振り切った役も面白そうだなって。
プライベートでは「“運動”系の趣味にもチャレンジできたら」
――お仕事で忙しいとは思いますが、気分転換したい時などにしていることを教えてください。
オフの日にしているのは、編み物とか絵を描いたり、ギターを弾いたりとか、そういう趣味の時間に充てたりしています。手を動かす趣味しかないので(笑)、ピラティスとか、スポーツジムに通うまでいかなくても“運動”系の趣味にもチャレンジできたらいいなと思っています。
――では最後に、読者の方に向けてメッセージをお願いします。
写真集「私らしく。」は、タイトルの通り、最初から最後まで見ていただけたら私のことを知ってもらえる内容になっています。愛媛と沖縄で撮影をしたので、私と一緒に旅をしているような感覚になれる写真集です。そういう部分を楽しんで見ていただけたらうれしいです。
今後も、映画とかドラマでのお芝居も頑張っていきたいので、映像作品を通して、いろんな人に勇気や希望を与えられるような人間になっていきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします!
◆取材・文=田中隆信
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