「ラブライブ！スーパースター!!」（桜小路きな子役）などの作品に出演する声優・鈴原希実

「自信を持ってオススメできる一冊になった」鈴原希実、完成した1st写真集を語る

2025.02.17 18:30

さまざまな表情が詰まった声優・鈴原希実の1st写真集『届け』。撮影を通して発見した新たな自分や海外での撮影を振り返ってもらい、写真集が完成した今の思いを聞いた。

自分自身のクールな表情をあまり見たことがなかった

――撮影した写真をご覧になって、自分に対する発見や新鮮さを感じたことはありますか？

普段「小動物っぽいね」と言っていただくことが多かったり、結構「ほにゃ〜」「ふにゃ〜」みたいな感じや元気いっぱいな表情が多いので、自分自身のクールな表情をあまり見たことがなかったんです。そういった表情ってどうやってやるんだろうと思って、撮影するにあたっていろんな写真集を研究したんですけど、意外とクールなのもありなのかもしれないというのは今回の新しい発見だったなと思いますね。こういう表情もできるという新しい自分が見つかったのが一番大きいなと思います。

――今回の写真集制作を通して成長を感じることはありますか？

こんなにいっぺんに自分のいろんな姿を客観的に見ることってなかなかないので、どういう表情がよりいいんだろう、どういう見せ方がいいのかと考えることが今回の写真集ですごく勉強になりました。あと海外に行くのは今回で2回目だったんですけど、いろんな新しいものを知れて世界が広がった気がしていて。前に行ったのは上海だったんですけど、シンガポールとは雰囲気が全然違うじゃないですか。自分一人で生きていたら日本だけで精一杯というか（笑）、まず日本を制覇してから徐々に海外みたいな段階を踏みたくなっちゃうタイプなので、こうやって撮影でシンガポールに行くことができて、新しい景色が見られたのがすごく貴重な経験でした。

アメリカのLAに行ってみたいという気持ちがあります

――もし2nd写真集で海外に行けるとしたら、行ってみたい国は？

行ってみたい国はいっぱいあるんですけど、アメリカのLAに行ってみたいという気持ちがありますね。距離的に遠いからそれだけ長い時間、飛行機に乗るというだけでも新たなチャレンジなので、機内食は何回出るんだろうとか（笑）、そういうことも気になります。LAに着いてからもハンバーガーはどれくらい大きいんだろうとか、新鮮な驚きが多そうですごく行ってみたいです。

――写真集が形になった今、どんな思いがありますか？

写真集は憧れというか、ひとつの夢でもあったので、それが叶ったのがとても信じられない気持ちですし、うれしいなという思いがありますね。デジタル写真集を出させていただいたときもうれしくて、でも紙の写真集はまた別のベクトルで素敵だなと思っていて。紙だとめくったり、見るたびに思い出が増えていくような感じがすごく好きで、ちょっと色褪せていくのもいいなと思うので、今回それが自分の写真集で達成できたのがうれしいです。しかも自分が思い描いていたような内容になっていて、それが本当にありがたくて。透明感のある感じやカラフルにいろんな色を入れたり、衣装や髪型も自分の理想が詰まっていて、もう大満足ですね。「ぜひみなさんに見ていただきたい！」と自信を持ってオススメできる一冊になっていると思います。

――ちなみに、お好きなアイドルや声優の方の写真集とご自分の写真集は並べて飾るんですか？

どうしよう…。一枠空けて飾ろうかな。もし2nd写真集を出せたら、もうちょっと近づけたいですね（笑）。

（取材・文＝東海林その子　ヘアメイク＝田中陽子　スタイリング＝安見未由）