広瀬すず「静岡県民の顔をして(笑)」20年後の“同郷”まる子役に「おしゃれなプレミアム感があってうれしかった」

2025.02.10 15:42

俳優の広瀬すず、伊藤沙莉、オダギリジョーが2月10日、都内で行われた「ザ・プレミアム・モルツ」新CM発表会に登壇した。新CMでは、「ちびまる子ちゃんがプレミアムな大人になったら？」というオリジナルストーリーを描き、広瀬がプレミアムなまるちゃん、伊藤がプレミアムなたまちゃん、オダギリがプレミアムな花輪クンを演じている。

幼少期のあだ名が“ちびまる子”

20年後のまる子を演じたことに、広瀬は「プレミアムなまるちゃんってどういう感じなんだろうって最初に思ったことだったんですけど、私もまるちゃんと地元が一緒なので、静岡県民として、こんなふうに将来のまるちゃんみたいな感覚で演じられることがとってもうれしいですし、きっと家族であったりとか、地元のみんなも喜んでもらえるんじゃないかなって思うようなCMになりました」と笑顔を見せる。

「今回は静岡県民の顔をして(笑)、とっても素直に演じられるのかなと思って、撮影も楽しみでしたし、やってみてとっても面白くて、おしゃれなプレミアム感があったのでうれしかったですね」と、プレミアムなまるちゃんを演じた心境を吐露。

「子供のころに“ちびまる子”ってあだ名をつけられて、呼ばれていた時期もあって。お姉ちゃんがまる子、その妹だったのに“ちびまる子”みたいな感じで言われていた時期があって、勝手に親近感を持ちながら演じさせてもらいました。不思議な感覚ですよ。テレビで見ているキャラクターを演じるのって」と、過去を振り返りながら演じた感想を語った。

趣味を作りたい広瀬すず「できる気がしないんですけど(笑)」

また、「プレミアムな大人としてやりたいこと」を発表する場面では、「趣味を作りたい」と回答。「趣味がずっとなくて。それこそゴルフとか旅行とか、割とアクティブなことにとっても憧れはあるんですけど、たぶん自分は絶対にやらないだろうなとか、めんどくさいとかが結局勝っちゃったり、今日は家でリラックスしたいなみたいなことが多くて。最終的に家から出なくなって、趣味がそんなになくなてしまって…好奇心みたいなことが減ったような気がして。平和なのが一番みたいな思考がどんどん強くなってきて(笑)」と、自身がアクティブになれないことに苦笑い。

「もっとアクティブにいろんなことに挑戦したり、興味を持つだけでも、勝手に価値観が変わったり、視野が広がったりすることで、年々やっぱり趣味はあった方がきっといいだろうなぁと、楽しみができるってすごくすてきだなと思うので。そういったちょっと特別なものが日常に一つ増えたらいいなということで」と、趣味を持ちたいという思いを改めて語る。

しかし、直後に「でも、これ何年も言っていてできてないので、できる気があんまりしないんですけど(笑)」と打ち明けていた。

昔の自分に教えてあげたいこと「くせ毛直ったよ(笑)」

さらに、「もし昔の自分に教えてあげたら驚きそうな現在の自身のプレミアムポイント」を聞かれる場面も。

「広瀬は、「自分にとってはプレミアムで言うと、くせ毛直ったよって言ってる…(笑)。すごいくせ毛だったんですよ。ヘアアイロンをみんながやっているのを見て、まねしてやって、すごいストレートになった時に本当に感動して。一気に大人になった気分になっていたんですけど、もう1時間もたてば元に戻っちゃうくらい結構強めだったんです」という過去を告白。

「でも、お仕事を始めてからなぜか直ってきたんです。(当時は)洋服が好きなのに(くせ毛のせいで)決まらないみたいなことで、本当に女の子として悩んでいて。でも、『治ったよ！』って言いたいです。こんなにも人生豊かになるんだと思うくらい、世界観が変わったんですよ。なので、子供のころの自分を安心させてあげたいです」と、晴れやかな表情で語っていた。

「ザ・プレミアム・モルツ」新CMの第1弾「再会」篇は2月9日より放映中で、第2弾「手紙」篇は2月10日(月)昼12時からSNS上で公開、2月13日(木)より全国で順次放映される。