鳴海唯、“原点に戻れる写真集”が1年半越しの重版「思いが届いているんだなと思ってうれしかったです」

2025.02.09 14:52

俳優・鳴海唯の1st写真集「Sugarless」(玄光社刊)が2023年8⽉の発売以来、紙版・電⼦版ともロングセラーを続け、2025年2月に重版が決定。それを祝して重版記念イベントが2月9日に都内で開催され、囲み取材に応じた鳴海が今の心境などを語った。

重版決定に「本当に驚き」

同作は、川島小鳥氏がカメラマンを担当し、個⼈書店や屋台、小学校など、さまざまなシチュエーションで撮影を実施。タイトルは「未熟者な⼤⼈の私という意味合いでつけました」と鳴海自身が提案したもの。

発売から1年半越しの重版に「まさかこんなにたくさんの方に見ていただけたのは本当に驚きで、いろいろ自分でアイデアを出して一緒に作っていって良かったなと。思いが届いているんだなと思ってうれしかったです」とした上で、「結構自分でも恥ずかしいなって、あまり見られたくない顔かもしれないっていうぐらいすごくナチュラルな顔が収められているので、それがファンの方に受け入れられて重版につながっているので、“原点に戻れる写真集”というか、鳴海唯ってどんな人なんだろうって知ってもらえる一冊になっていると思います」と感慨深げに感想を明かす。

あらためてお気に入りのカットとして本屋でのシーンを選択し、「たまたま旅をしていたらこの本屋さんにたどり着いて、そこで撮った偶然が生んだカットだったんですけど…そこのお店にも川島さんの本が置いてあったりして、すごくすてきなご縁に包まれた本屋さんだったので思い出があります」と楽しそうに振り返った。

次回作の構想も「友達と旅行に行くというテーマで撮れたら」

次回、写真集を作るとしたら？という質問には「次はトルコとか海外に同世代の写真家さんと行って、『友達と旅行に行く』というテーマで撮れたら面白いんじゃないかなと思います」と回答し、期待に胸を膨らませた。

また、2025年の抱負を「苦手なことにも楽しんで向き合える1年にしたいです。昨年、自分の得意なことや苦手なことがはっきり分かって、わりとポップな人間なので明るいお仕事は自然にできるんですけど、作品としっかり向き合わないといけない役どころやお芝居になってきた時に壁があったりするので、そういうところも楽しみながら向き合っていけたらいいなと思います」と語る。

最後に「私の素の部分が詰まったナチュラルな写真集になっていて、ずっとご一緒したかった写真家の川島小鳥さんと共に九州での旅が詰められているので、ゆったりした心地の良い写真集になっていると思います」と作品アピールし、締めくくった。