原菜乃華、今後の目標はアクション挑戦「本当に運動音痴なのでちょっと運動を始めようかなと」

2025.02.09 13:21

俳優の原菜乃華が、2月9日に都内で開催された「原菜乃華カレンダー2025.04-2026.03」発売記念イベントに登場。イベント前に囲み取材に応じ、カレンダーの撮影エピソードや今後の目標などを語った、

“好きが詰め込まれた”カレンダー

原は2003年8月26日生まれ、東京都出身の21歳。2022年公開のアニメーション映画「すずめの戸締まり」ではオーディションで1700人を超える中からヒロインに抜てきされ、声優初挑戦ながらみずみずしい演技を披露。「第十八回声優アワード」で新人声優賞を受賞した。2024年には映画「ミステリと言う勿れ」(2023年)での演技も評価され、「第47回日本アカデミー賞」の新人賞を受賞。同年実写化された「推しの子」で原作でも人気の有馬かな役を務め、大きな話題を集めた。

そんな原にとって初めてのカレンダーとなる今作は、ヘアメイク、衣装なども自身で選んだ原の“好き”が詰め込まれたものになっている。等身大の素顔が垣間見えるナチュラルなカットから、大人っぽいドレス、オフショルダーのニットワンピース、彼女感あふれる「彼シャツ」でリラックスするカットなど、「今の原菜乃華」を切り取った、エモーショナルで多彩な写真を凝縮。ゴスロリ風衣装などでの撮影にも挑戦している。

自身初のカレンダー発売に、原は「2年前に初めて写真集を出させていただいて、まさかこの短いスパンでカレンダーを発売することができるとは思っていませんでした。自分の中で一つカレンダー発売というのが目標でもあったので、すごくうれしいです」とニッコリ。

2024年6月頃に千葉・九十九里で撮影されたという今作。撮影エピソードを聞かれると「最初にスタジオに入ったとき衣装が置いてあって、『本当に原ちゃんの好きなものを選んでいいからね』って言われて。そんなことは普段なかなかないので、すごくテンションが上がって、衣装を決めるまでに時間をかけてしまったなというのが印象に残っています」と、たくさんの衣装からその場で衣装を選んで撮影に臨んだことを明かし、「選ぶのが大変なぐらいかわいい衣装ばかりで、本当に泣く泣くさよならした衣装もたくさんあるので、今度はもっと衣装数を増やしてまたカレンダーを作らせていただけたらいいなと思っています」と次回作への期待も口にした。

ゴスロリチックな衣装も自らセレクト

また、「たぶんカレンダーで唯一目線がカメラにいってないカットで、ナチュラルな表情を収めていただいたなと思ったので」と4月の写真をお気に入りカットに挙げたほか、「10月はハロウィーンの月ということもあって、私が好きなゴスロリチックなフリフリの女の子らしい衣装を着てもいいよと言っていただいて。私の好きがたくさん詰まった写真になっているかなと思います」と、“ゴスロリ風衣装”のカットも注目であると伝えた。

既にカレンダーを母親と友人に渡したそうで「『すごくいいね』というふうに言ってくれて。『足りないからもっとオフショットを個人的に送ってくれ』って言われました(笑)。すごく満足してくれたみたいで、『一番目の入る所に飾っておくね』と言ってもらえて、ありがたいなと思いました」とうれしそうに反応を明かす。

そして2025年は、次期連続ドラマ小説「あんぱん」(NHK総合ほか)でヒロインの妹役、6月6日(金)公開予定の映画「見える子ちゃん」で主演することが決まっており、2025年もさらなる躍進が期待される原。

あらためて今後の目標を聞かれると「専門用語を使う職業の役だったり、あとはアクションだったりもチャレンジしてみたいなと思っています」とし、もともとインドア派ということで「本当に運動できなくてすごく運動音痴なので、今後そういう役が来たときのために、ちょっと運動を始めようかなと思っていて。キックボクシングとかピラティスとか、いろんなものを体験して、自分に合うものを見つけられたら」と、苦手意識のある運動にも前向きに取り組もうと意気込みを語っていた。

◆取材・文=森井夏月(STABLENT)