2月9日(日)放送の日曜劇場「御上先生」では、松坂桃李“御上”が学園祭の展示をめぐり生徒たちに議論をさせていく

上坂樹里“東雲”が松坂桃李“御上”に覚悟の訴え…「ネズミをわなにおびき寄せてください」＜御上先生＞

2025.02.08 13:00

松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第4話が、2月9日(日)に放送される。

日本教育にはびこる腐った権力に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”

本作は、とある高校を舞台に権力争いや国の思惑、大人社会の要素を入れ込んだ学園ドラマ。官僚派遣制度によって私立高校への出向が命じられた東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂)が、令和の時代を生きる18歳の高校生たちを導きながら、権力に立ち向かっていく姿を描く。

学園ドラマではありながらも、子供が生きる「学校」と大人がもがく「省庁」という、一見別次元にある二つの現場を中心に物語が展開。制度を作る側の官僚では変えられない現状に対し、御上は学校から声を上げ、制度の内部から日本の教育をぶっ壊そうとする。

未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実に、一人の“官僚教師”と令和の高校生たちが共に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。教育のあるべき真の姿を描いた、これまでとは一線を画した新たな学園ドラマとなっている。

脇を固める俳優陣と総勢29人の生徒役キャスト

主人公である官僚教師・御上孝を松坂が演じるほか、御上が担任を務める隣徳学院3年2組の副担任・是枝文香役を吉岡里帆、御上の同期である文科省官僚・槙野恭介役を岡田将生、御上の上司である文科省総合教育政策局局長・塚田幸村役を及川光博、ある出来事がきっかけに隣徳学院を去った元教師・冴島悠子役を常盤貴子、隣徳学院理事長・古代真秀役を北村一輝が務める。

さらに、隣徳学院3年2組の生徒役を務めるのは、オーディションで選ばれた若手俳優29人。報道部の部長でクラスのカリスマ的存在・神崎拓斗役の奥平大兼の他、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、豊田裕大、上坂樹里、高石あかり、八村倫太郎、山下幸輝、夏生大湖、影山優佳、永瀬莉子らキャストが出演する。

日曜劇場「御上先生」Episode4 -fate-　あらすじ

第4話では――

悠子(常盤貴子)と国家公務員採用総合職試験会場で起こった殺人事件の関係が公になり、神崎(奥平大兼)は責任を感じ悠子のパート先を訪れるが、すでに辞めた後だった。

そんな中、3年2組の教室では学園祭の企画をめぐり紛糾していた。御上は生徒たちに企画について議論をすること提案。生徒たちはそれぞれの意見をぶつけ合う。

一方、“ヤマトタケル”を名乗る人物から隣徳学院に届いた1枚のFAXについて、是枝(吉岡里帆)は自分なりの答えにたどり着き…。

――という物語が描かれる。

予告映像にも注目！

番組公式HPや公式Xなどで見ることができる「対決」と題された予告動画では、御上が電話口の相手に「何をしてもいい。でも生徒に手を出したら許さない」と宣戦布告するような場面からスタート。そこから“生徒VS国家”という扇情的な見出しが踊る。

「教科書検定の罪」と題した学園祭の展示企画に対して「政治性の強いものはふさわしくない」と生徒たちに告げる御上。それに対し憤りの表情を浮かべる東雲(上坂樹里)の姿や、「じゃあ何で18歳に選挙権くれるんですか？って話でしょ」という言葉とともに話し合う生徒たちの様子が描かれる中、神崎が「真実を教えてください！」と訴える姿も。

また、「自分の正義だけが通ると信じていたら、誰もと話はできないよ」と冷静に諭す御上、「一番見てもらうべき人が来るってことですよね？」と尋ねる東雲、「どういうことですか？御上先生」と詰め寄る溝端(迫田孝也)、「まんまとハメられたんですよ」と訴える槙野(岡田将生)に「それにしてもまずいよ、槙野くん」と返す塚田(及川光博)など、印象的なせりふが矢継ぎ早に登場。

そして映像は、「ネズミをわなにおびき寄せてください」という東雲のせりふと、「御上の好きにはさせない、いいですね？」と訴える槙野のシリアスな表情で幕を閉じる。動画のタイトル通り、さまざまな“対決”が巻き起こりそうな第4話。自ら考え動き出す生徒たちの姿と、御上の目的が何なのかが見どころとなりそうだ。