新庄剛志監督提言のポスティングルール改正案岩本勉氏が独自見解「絶対ありだと…」

2025.01.23 18:30

提供：Sirabee

新庄剛志監督が12球団監督会議で要望したポスティングシステムのルール変更。岩本勉氏も納得したようで…。

新庄剛志

元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏が自身のYouTube『岩本勉チャンネル』で、新庄剛志監督のポスティングシステムルール改正要望に賛成した。

【動画】岩本氏がポスティングのルール改正案に賛成

12球団監督会議の議題を取り上げ

20日に開催された12球団監督会議で出された議題を取り上げ、トークした今回の動画。

新庄監督がポスティングシステムのルール改正を求めた件に岩本氏は「ファイターズは有原航平、上沢直之といろんなことがあって、結果ソフトバンクでプレーすることが決まり、もどかしい部分もあるのかな」と持論を展開する。

続けて「新庄監督は当事者ですよ。戦力となっている選手が意図していない方向に進む。それは疑心暗鬼になるもんね。明確にルールを作ろうということかな」と語った。

独自のルール改正案を提言

現在のポスティングシステムが、球団が移籍を承認する形式であることに言及した岩本氏は「志半ばで水が合ってないと思ったら、3年未満なら我がチームに帰ってくるんだよと確証を謳うとか」と持論を展開。

その後、所属球団が保有権を持ったまま選手が引退する「任意引退選手制度」を紹介し、「元いたチームに権利はないけど、アメリカに行かせてくれと、頭を下げてもらってOKをもらう。それなら元いたチームに帰ろうかというのが、筋ですよ。筋なら5年でも納得すると思う」とポスティングシステム利用後も一定期間、日本所属球団に保有権を認めるルールをつけるよう提言した。

新庄監督の提案を支持

有原投手と上沢投手がポスティング移籍後、短期で帰国しソフトバンクと契約したことに岩本氏は「今回それ（所属球団の保有権）を謳っていなかったので、『俺は1回リリースされていて、制約がないな。ほかのチームが手を挙げてくれている。話を聞こうか』という流れだったんでしょうな」と分析。

続けて「元の所属していたチームは想像していたけど、まさかだったんでしょうね。なので新庄監督が言うように、ルールを明確化させる。これは絶対ありだと思う」と新庄監督の提案を支持した。

MLB球団に移籍すると保有権が切れる

ポスティングシステムはアメリカ球団に移籍が完了することで、日本の所属球団は保有権を失う。そのため日本に戻る場合は事実上のFAとなり、好きな球団と契約することが可能だ。

日本ハムはこのルールによって主力投手2人がソフトバンクに移籍。「ビジネスなので当然」という意見も多いが、ファイターズファンを中心に不満も上がっている。

新庄監督そのようなファンの声も踏まえて、ルール改正を提言したものと思われる。

岩本氏がポスティングのルール改正案に賛成

https://www.youtube.com/watch?v=NnM6YoSZBpw

（文／Sirabee 編集部・佐藤俊治）

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