消防局の指令管制員を清野菜名が演じる「１１９エマージェンシーコール」第1話がTVerで配信、さらに再生数100万回を突破

2025.01.16 13:40

清野菜名が主演を務めるドラマ「１１９エマージェンシーコール」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)の第1話が1月13日に放送。民放公式テレビ配信サービス「TVer」では第1話の配信が開始され、再生数が100万回を突破した。

消防局の通信指令センターを舞台にした群像劇

同ドラマは、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ指令管制員たちの“現実”を描く完全オリジナルストーリーの群像劇。個性的な指令管制員たちが、困難な状況にチームとして立ち向かう中で、それぞれが抱える葛藤や問題をも乗り越えて成長していく姿を描く。

第1話みどころ(以下、ネタバレ含みます)

日々、さまざまな119番通報を受ける横浜市消防局司令課3係。そこに所属する粕原雪(清野菜名)は、教育係の兼下睦夫(瀬戸康史)の指示を受けながら、緊急性のないものや、いたずら電話の対応なども行っていた。

そんな中、ネットカフェの男性客から火事の通報が入る。それを皮切りに、店の近くにいた通行人や、店のアルバイト店員などからも続々と通報が。火事は間違いないと確認した雪。電話口の男性の安全を確保すべく指示を送るが、救急車が到着する音を聞いた瞬間、電話が切れてしまう。

通報者を案内した場所が適切だったのか気になった雪は、対応した現場の隊員にその後を聞きたいと睦夫に相談。それに対し、睦夫は「俺たち指令管制員の仕事は、通報者の情報を正確に、迅速に現場の隊員に繋ぐこと。通話を切ったらそこで終わり」と冷たい表情で言い放つ。それを頭に置きながらも、雪の足はネットカフェへと進んでしまう。その凄惨な店内を見た雪は電話の内容を思い出して、事件当時を想像する。実は雪は、一度聞いた声や音を忘れないというずば抜けた能力を持っていたのだった。

後日、エレベーター内に閉じ込められたという男性から通報が入る。それは以前、異臭がすると通報が入ったマリンモール内で起こっていることだった。火事も起きていないのに、全館の防火扉が作動。さらに異臭もしてきたということで、館内は大パニックとなっていた。次々と「助けてほしい」という通報が入る中、雪は幼い少女の通報を受ける。前回の通報後、雪がモールに訪れた際に出会った少女からだった。

しかし、居場所の特定ができないまま電話が切れてしまい、救急隊員が現場に到着するも、少女の姿は見当たらない。そこで雪は電話の録音を聞き直し、声以外の音声を聞き取って、少女が掃除用ロボットを追いかけてどこかに迷い込んだことを突き止める。

次回、第2話は1月20日(月)に放送。雪は、金属加工工場“佐久山工業”の女性から通報を受ける。なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1話の解説放送版を配信中だ。