『紅白』星野源の曲目変更、NHKと共通する“一文”に反響 「はっきり入れてくれた」
『第75回NHK紅白歌合戦』で披露する星野源の曲が『地獄でなぜ悪い』から『ばらばら』に変更。発表コメントの“ある一文”に「この言葉にどれだけの人が勇気付けられ安堵したか」との声が。
NHKは26日、大みそかに放送する『第75回NHK紅白歌合戦』について、出場歌手・星野源の曲目変更を発表した。
【ポスト】曲目変更の理由
披露予定の曲に賛否
元々は『地獄でなぜ悪い』を披露する予定だった星野。しかし、性加害疑惑が報じられた園子温監督の同名映画の主題歌だったことから、賛否が分かれていた。
これを受け、NHKは「アーティストはもちろん、NHKも性加害は決して許さないという姿勢であることは言うまでもありません」とし、紅白制作チームとアーティストサイドで協議を重ねた結果「番組全体の構成や演出面などから判断し、星野源さんの歌唱曲を、デビューアルバムに収録されている『ばらばら』に変更することを決定しました」と説明した。
「2次加害にあたる可能性」否定できず
星野側も公式サイトでコメントを発表する。同曲は12年に、くも膜下出血で倒れた際に作詞。映画のストーリーを表現したものではないという。
しかし「のちに性加害疑惑を報道された人物が監督した映画の主題歌であること、映画タイトルにある『地獄』というワードにヒントを得たこと、映画タイトルと同名の楽曲であることもまた事実です。この曲を紅白歌合戦の舞台で歌唱することが、2次加害にあたる可能性があるという一部の指摘について、私たちはその可能性を完全に否定することはできません」。
性加害めぐるコメント「さすがNHK」
NHKからは「アーティストの闘病経験を経て生まれた楽曲で、いま苦しい時代を生きる方々を勇気づけてほしい」とのオファーがあったといい「そのオファーの意図から離れ、真逆の影響を与えうるのであれば、それはオファーを受けた私たちの想いに反してしまいます」。その上で「今回同曲を歌唱することを取りやめることにいたしました」とし「私たちは、あらゆる性加害行為を容認しません」と伝えた。
SNS上には「『性加害を許さない』という文言を添えて曲目変更したの、さすが公共放送のNHKだなあと感じる」「『あらゆる性加害行為を容認しません。』とはっきり一言入れてくれたのもよかった」「私たちは、あらゆる性加害行為を容認しません。この言葉にどれだけの人が勇気付けられ安堵したか。星野源さん、スタッフのみなさんの判断を支持します」との声が寄せられている。
曲目変更の理由
https://twitter.com/gen_senden/status/1872055983260004756
https://twitter.com/nhk_kouhaku/status/1872054965851853104
(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)
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