ミス・インターナショナル準GPからアクション女優へ SAKURA 学んだ格闘技が「本物すぎて危険」
映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』や、Netflixで配信中の『サンクチュアリ -聖域-』など様々な作品に出演しているアクション女優のSAKURAさん。本格的な格闘術を学んだ彼女は、撮影現場で「ガチすぎて危ない」と止められるほど強くなりすぎたという。2013年度「ミス・インターナショナル」準グランプリを受賞した経歴を持つ彼女が何故アクション女優を目指したのか、一体何者なのかを紐解いていく。(前後編の前編)
――まずはSAKURAさんの人となりを伺いたいので、どんな子供時代を過ごしていたのか教えてください。
SAKURAさん 実家が自営業で、私が小さい頃は事業がうまくいかず夜中にアルバイトをするほど貧乏だったそうです。なので、収入が安定している職に就いてほしいという思いがあったみたいで、小学校低学年ごろから「SAKURAは医者になるんだよ」と親に言われていました。
――医者になるのは大変そうですね。
SAKURAさん なんとしてでも私を医者にさせたかったみたいで、「部活よりも塾に行かせます」と校長先生に直談判するくらいスパルタでしたね。中学生になると反抗期で、勉強よりも遊びたくて、カバンに着替えとメイク道具を詰め込んで、塾へ行くふりをして出かけることが多々ありました。でも毎回、遊んでいる先や校門で待ち伏せされて、結局塾の実習室に連れていかれるみたいな(笑)。
――厳しかったのですね。それでも医者になるのは決めていたと。
SAKURAさん 10代の頃はモデル事務所にスカウトされたこともありましたが、人前には出たくはないし、「キラキラしていて、いいなー」くらいでしたね。ずっと「お医者さんになるんだよ」と言われ続けてきたので、他の職業を考えたことがなかったです。
――そこから現在はモデルやアクション女優として活動されています。いつから夢が変わったのですか?
SAKURAさん 高校卒業後は看護師になるために、看護学部のある大学に通っていました。在学中に母が勝手に応募した「ミスインターナショナル」というコンテストがすべての始まりでしたね。人前に出ることは大学生になっても苦手だったので戸惑ったのですが、「まあ通るわけないよな」と流しました。
――親が勝手に応募するパターンだったんですね。
SAKURAさん そうです。しかも書類審査が通ってしまったので、審査の日が近づいて母から「書類通ったから二次審査。行こう!記念でいいから」と言われて知りました…。母のために渋々行きましたよ…(笑)。――嫌々のモチベーションで、当日は緊張などはなかったですか?
SAKURAさん プロのモデルさんばかりで、さすがに圧倒されましたね。「絶対無理だし、恥ずかしいからさっさと終わらせて帰ろう」ぐらいに考えたんですけど、まさか通過して本戦に呼ばれました。その時に、「人前に立って何かを表現するのって楽しいかも」と感動してしまいました。「私、この仕事が好きかもしれない」と思ったんです。
ここまで来たら本気でやろう!とスイッチが入りましたね。本戦に向けてスピーチや、ウォーキング、ポージングのレッスンを受けて、本戦に臨みました。結果的に準グランプリをいただいたのは、まさに奇跡ですよ。ここから芸能の道っていうのが自分の頭の中に芽生えましたね。
――在学中だったと思うのですが、学校はどうしたのですか?
SAKURAさん 「ミスインターナショナル」としてのお仕事に専念するために1年間休学していました。任期が終わってから、復学して、看護師免許を取得後、看護師として働きつつ。
――卒業してモデルの道に進まなかったのは何故でしょう。
SAKURAさん 卒業する時に「芸能に挑戦するのか、看護師になるか」すごく考えました。ただ、せっかく取得した資格で、看護師もしっかりと経験したかったので芸能の夢は一旦諦めて、気持ちを切り替えました。
――なるほど。とはいえ看護師もかなり大変そうですよね。
SAKURAさん 正直、入る前から大変で、大学病院の面接で、「休学している1年間は何ですか」と聞かれるんですよ。隠すことでもないので、休学の理由を話した上で、「この経歴は医療職をやっていく中で必要ないので私は伏せたい。働いている方たちには伝えないでほしい」とお願いしていたのですが、入職したら大学病院中に広まってたんです(笑)。
――約束が違うと。何が大変でしたか?
SAKURAさん 働きはじめて、最初に先輩たちへ挨拶するとき、1人の看護師が目の前で「ああ、あんたね。ミスなんとかやってた子は。医者と結婚するために来たんでしょ」と言われたのがめちゃめちゃ怖くて。――圧がすごいですね。
SAKURAさん 正直そこからその先輩との関係はうまくいかなくて、いじめってほどじゃないですが、私に対しての当たりが強かったですね。罵倒されるわ、モノを蹴って怒ってくるわで…。そんなことが毎日続いて、徐々に仕事に行けなくなり、別の病院の小児科で働くことにしました。
――その病院では人間関係は大丈夫でしたか?
SAKURAさん 院長先生も優しくて、スタッフの方も素敵で毎日楽しかったです!けれど、ふと1年間の芸能活動を思い出す日が増えましたね。あのときの楽しさとか、やりがい、ワクワク感が忘れられなくて、「このまま私は年をとって。看護師として人生終わっちゃうんだ」と思ったら、急に全てに対してのやる気がなくなりました。
――立ち直ったキッカケはなんですか?
SAKURAさん 悩んでいるときに、モデルを始めた時から私のことを気に入ってくださっているカメラマンさんがいたんです。その人は私が看護師やってる間、「芸能の仕事やりなよ」と毎週メールくれる方だったので、1回くらい話を聞こうかなと思い、久しぶりに会いに行きました。
そのときに「看護師の経験は数年間積んだわけだから、好きな仕事したらいいじゃない!」と言ってくれたんです。それがキッカケで、ポージングやウォーキングを1から学び直し、モデルとしてのキャリアをスタートさせました。
▽SAKURA・Instagram:https://www.instagram.com/sakura_0421_/?hl=ja・YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCsRKdml1-DXGN_k4Aujl9kw
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