ごみ清掃員、同僚を緊急搬送させた“意外な液体の正体”が判明 「えっ怖い」「情報ありがとう」の声
ごみ清掃員としても勤務するマシンガンズ・滝沢秀一が、同僚がごみの回収中に負傷した液体について解説。意外な“正体”に驚きの声も。
ごみ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が17日、自身の公式Xを更新。同僚が勤務中に負傷して救急搬送される原因となった液体の“正体”が判明したとして、改めて注意を呼びかけている。
【投稿】危険な液体の“正体”は...
同僚が救急搬送
滝沢は今月13日、清掃会社の同僚がペットボトルを回収中に何らかの液体がかかって皮膚に痛みを感じ、搬送されたことを報告。
「繰り返し言っているのですが、ごみ回収は液体を回収していないので、絶対に出さないでください! ただの水だとしても僕らからするとわからないので、必ず中身を出してからにしてください!」と訴えていた。
必ず「流してから」
きょう17日になって、滝沢は「液体の正体がわかりました! タンクタイプの除湿剤でした。液体の入った中身そのままでペットボトル資源に出されていたとのことで、体に掛かったそうです」と報告した。
そのため、「除湿剤に含まれている塩化カルシウムが皮膚に触れ炎症を起こし、体の水分を吸収したために激痛に襲われたとのことです。ごみ回収では液体を回収していないので、必ず中身を台所等で流してから指示に従って捨ててください」と改めて注意喚起。
「またお子さん等に中身を出してもらうなどのお手伝いをよく聞きますが、その後必ず手を洗わせる等してください!」とも呼びかけている。
水やりにも「使えません」
吸収した水分を容器に溜める置き型タイプの除湿剤は、吸湿量が多く取り換え頻度が少なくて済むなど便利なこともあり、押し入れや靴箱などに置いている人も多い。除湿剤の主な成分である塩化カルシウムは海水などの自然環境に広く存在し、毒性の少ない物質として知られている。
しかし、除湿剤のタンクに溜まった液体は、高濃度の塩化カルシウム水溶液のため、皮膚にかかると炎症が起こる恐れもあるため注意が必要だ。
除湿剤などを販売するエステーの公式サイトによると、液体を捨てる際には多量の水と一緒に流し、捨て終わった後はシンクや洗面台に成分が残らないようにしっかりと水を流しておくとよい。また、「除湿剤にたまった液体は、植物や植木の水やりには使えません。除草剤として使う方もいるようですが、塩分濃度が高く雑草以外の植物も育たなくなる可能性があるため、使わないことをおすすめします」としている。
「怖い」「よく考えて捨てないと」
滝沢の投稿に、ユーザーからは「えっ怖い」「『たまった水は害がない』的に書いてあったものがあった気がするので見直してみよう...」と驚く声や、「中の水は触るな危険、情報ありがとうございます」「各家庭がよく考えて捨てないと危ない」「除湿剤のお水は捨ててから可燃ゴミに出すの知らない方いるのか! みんなに知っておいてほしいな」とのコメントも。
中には「昔、母が押し入れの中で除湿剤に溜まった水を花壇にやったら花が全滅したの思い出した」という人も見受けられた。
危険な液体の“正体”は...
https://twitter.com/takizawa0914/status/1835876635377312090
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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