大敗した高校球児に向けられたSNSの「誹謗中傷」 監督が注意喚起する異常事態に
試合で大敗した高校野球部の監督が「誹謗中傷はやめて」と異例の注意喚起。ネットから様々な声があがっている。
元東北楽天ゴールデンイーグルス選手で、現在は九州国際大学付属高等学校(以下、九国大付)硬式野球部監督を務める楠城祐介氏が16日、自身のXを更新。
15日の試合でコールド負けしたことを受け、「誹謗中傷はお控え頂き彼らの成長を見守って頂ければ幸いです」と選手たちをかばいつつ、ファンに注意を促した。
名門校の敗退
15日、北九州市民球場で行われた「第155回九州地区高等学校野球福岡大会」3回戦。
夏の甲子園9回出場、春のセンバツ3回出場と県内屈指の名門校である九国大付は、まさかの7回コールド(7−0)で小倉高校に完封負けを喫した。
「誹謗中傷はお控え頂き...」
敗戦から一夜明けた16日、同校の楠城監督は、「日頃より九国大附属野球部を応援して下さっている皆様」というタイトルを添え、自身の思いをXにアップ。
「センバツへと繋がる重要な大会で皆さんのご期待を著しく裏切る結果となり監督である私の力不足を痛感しております。また各方面からのアドバイス・叱咤激励深く受け止めております」と辛い胸中を明かした。
一方で、その“叱咤激励”が度を超えていることも匂わせつつ、「どうか生徒たちへの誹謗中傷はお控え頂き彼らの成長を見守って頂ければ幸いです」とも言及した。
「君たちの将来にも響く」の声
Xを見ると、敗戦後「絶対に負けてはいけない負け方をしたってことが分かってるかな?」「君たちの将来にも響くってことが分かってるかな?」「こんなことでは野球で九国に来た意味ないんでは」など、一部ファンによるかなり辛辣な声が確認できる。
それらの明らかに言い過ぎなメッセージ。発信者にとって「叱咤激励」のつもりでも、敗北に打ちひしがれる高校球児たちが読んだ際のショックは計り知れない。一生懸命プレーした選手たちを労い、落ち目の時こそ応援し鼓舞してあげるのが真のファンではないだろうか。
ネットからは怒りの声
ネットでは、今回の騒動を見て「監督がこのツイートをするってどれだけ異常な事か」「高校野球を勘違いしてる奴が本当に多い」「鬱憤をはらすコンテンツじゃない」と、怒りをあらわにするユーザーが続出している。
一方で、「誹謗中傷するより誉めよう応援しよう!」「春に向け巻き返しを期待!」「強い九国復活を願っています!」と多くのエールもあがっている。
(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)
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