「恐ろしいほどの経済効果」 ヒカル、動画1本で数億円の売上見込みと明かす

人生単位では「僕が一番面白くなりますよ」

今年3月に、自身が経営する株式会社ReZARDで上場を目指すと宣言したヒカル。さらに同月、沖縄・宮古島で10億円のホテルを購入したことも発表しました。

ヒカルは24日に公開した動画で、宮古島を訪問する様子を公開。攻めの姿勢で経営を続けていることを報告するとともに、上場を目指す上で一番大事なのはReZARDの「サブスク会員」を増やすことだと強調しました。

ヒカルは、「粗品」（同209万人）が投げかけて話題になった「YouTuberおもんない論争」を踏まえ、トークの面白さではなく、「人生単位」では「僕が一番面白くなりますよ」と豪語。インフルエンサーや芸能人で上場を目指す人はおらず、

どっちの人生が面白いの？ってなったときに、芸人さんとかより100%面白いでしょ、俺のほうが。だから圧倒的に面白い存在にできるんですよ、僕のことを

と訴えます。さらに、「今とは比にならないくらい規模が大きくなる」とし、将来は石油王や総理大臣、ハリウッドスターといった大物が登場する可能性があると力説。「そういう世界が見たい人はサブスク会員になって応援してほしい」と呼びかけ、上場すればファンも株を購入してヒカルの会社を応援できるようになると語っていました。

1個約3万円の高級枕に入れ替え

また、ヒカルはこの動画の中で、自身の宮古島のホテルの枕を1個2万9800万円する「MINERVA（ミネルヴァ）ピロー」に全て入れ替えると報告しました。

すでにマットレスは10万円する「NELLマットレス」に入れ替え済みですが、マットレスの品質が上がったことで、枕の質の低さが目立つようになったのだとか。それを聞きつけたMINERVAピローの社長が、枕の提供を申し出てきたそうです。

ヒカルは商品を宣伝するかわりに、タダで提供してもらうという手法をとっており、今回もそうした形で納入されるようです。

動画では、枕を100個以上所有するという“枕フェチ”の社長本人が商品をアピール。試しに使ってみたヒカルも「家に5個ぐらい欲しいです」「過去イチ良い」と絶賛しました。

さらに、この枕はキャンペーン価格で一般販売されることも決定。社長は、5000円引きを考えていたようですが、ヒカルにゴリ押しされるかたちで、1万円引きの販売を約束しました。

実際、商品の販売ページでは8月25日までの1カ月間、「ヒカル祭り」として、通常2万9800円のところ、1万9800円での販売が始まっています。

次ページ：ヒカル「昨日公開したYouTube動画の効果がとてつもないことになっている」

動画1本で3～5億円の売上見込

25日、ヒカルはXを更新し、「昨日公開したYouTube動画の効果がとてつもないことになっている」と報告しました。

紹介したミネルヴァピローが売り切れとなり、予約注文に切り替わったほか、ReZARDのサブスク会員も2000人増え、3000人〜5000人増える見通しだと明かしたヒカル。これは見込みで3～5億円の売上になるといい、ホテルの予約や通販などにもつながったらしく、「恐ろしいほどの経済効果」だとしました。

さらに、動画の再生回数は1日足らずで100万回達成間近なうえ、コメントも好調で、「完璧すぎる」「自分の思い描いたイメージ通りに評価されて最高に気持ちいい」と喜びをあらわにしました。

ヒカルは、同じ100万再生の動画でも

①中身評価関係なく100万再生
②評価される100万再生
③評価され尚且つ訴求に成功した100万再生

の3つがあると説明。自身も以前は炎上商法をしていたこともあり、①②が多かったそうですが、「これでは未来がないと思い」「中身のない再生を追わない」と誓って方向転換したのだとか。その結果、現在では②か③に該当する動画のみになったそう。それでも③の動画を出すのは難しいらしく、それだけに今回の喜びはひとしおだったようです。

YouTubeは広告収益だけで夢を見れる時代ではない

そんなヒカルには、ファンからもっとエンタメ系の動画を出してほしいという要望が寄せられているのだとか。それに理解を示しつつ、「でも無理だ」と突き放すと、

今のYouTubeの世界は広告収益だけで夢を見れる時代ではない
そのバブルは終わったと理解してほしいし
その目先の再生だけを追ったものの末路は長期的にみての衰退か崩壊だと確信している

と断言。「方向性が間違っているとは到底思えない」とすると、ファンに向け

俺はまだまだ上にいく
YouTuberの枠組みを大きく超えて日本で最も面白い人生を歩む人になる

と呼びかけ、

いつかのカリスマが言っていた
なりたいものになれるのはなろうとしたものだけ

と、自らの明言で長文のポストを結びました。