

東大卒・元官僚の才女が「バチェロレッテ」に挑んだ理由 ロジカルな戦略と直感で恋をする3代目バチェロレッテ・武井亜樹インタビュー

「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン3がPrime Videoで6月27日(木)夜8:00より配信開始。独身女性“バチェロレッテ”が主役となり、多くの男性候補から未来の結婚相手を選ぶ本シリーズで、今回、3代目バチェロレッテとなったのは、東大卒・元経済産業省官僚の武井亜樹。シリーズきっての才女との呼び声も高い武井の立ち回りは、戦略的でロジカル。カクテルパーティーごとにテーマを設定、サプライズローズを渡すタイミングも旅の前に決めていたなど、これまでとは明らかに違う展開に惹きつけられる。
綿密なプランと恋の直感を使いわける“3代目バチェロレッテ”武井亜樹の素顔に迫る。
旅が始まる一カ月前からプランしていました
――まず「バチェロレッテ3」への参加に至ったきっかけを改めて教えてください。
武井:ここ数年ぐらいずっと、自分がどんな人と結婚するのかを考えていましたし、キャリアチェンジをしたきっかけもあったから、せっかくならパートナーもいる状態で将来を考えていけたらいいかなと。それで、このタイミングで参加することにしました。
――誰かに相談したりしましたか?
武井:元々は私の知り合いが応募してくれたのがきっかけでしたが、でも相談はせずに、即決で決めました。
――武井さんの旅は、ローズの渡し方など様々な場面での大胆な立ち回りが印象的だったのですが、事前に作戦を立てて臨まれたのでしょうか。
武井:元々私は考えすぎてしまう性格なのですが、この旅は時間も限られていますし、迷っていては何も決まらないのではないかと思って、あえて直感でどんどん決めていこうと、自分の中で決めて挑みました。
――ローズを渡すタイミングは決めていて、あとはその場での直感で決めていたと。
武井:そうですね。
――自分の好きなタイプをあえて明かさない、といったこともありましたが、それも最初から決めていた?
武井:はい。私は取り繕ったりせず、自然体で一緒にいられるようなパートナーを求めていたので、そうしました。
今回の旅で、男性たちは自分をどう見せるか、ものすごく考えてくると思ったんです。もちろんそれは大事なことだとは思いますが、私は自然体の男性たちを見て、その中で自分に合う人を探したかった。
私が自分のタイプを言って、もしみんながそれに合わせたら、本質を見るのには妨げになってしまうと思って言わなかったんです。
――男性陣としては「亜樹さんにどうアプローチしようか?」と迷うところはあったと思います
武井:そうだったと思います。それもありますし、私は結構パーソナルスペースを気にして、グイグイ来られすぎるのも嫌というタイプでもあるから、男性たちにとっては多分難しかったのかなって思います。
――カクテルパーティーで、武井さんが設定するテーマも明確でした。1回目、2回目はこういうテーマ、3回目はこういうテーマといった感じで、フェーズ分けをされていたのかなと思うのですが、その辺りも事前に決めていたのですか?
武井:この旅は長いようで短いから、何も考えずに過ごしていたらどんどん進んでしまうと思っていましたし、1度旅が始まってしまったら、私は多分すごく感情的になってしまうと思ったんです。そうなると、ちゃんと物事を考えられるかわからなかったから、旅に行く前に1つ1つカクテルパーティーではこういうところを見る、という自分の指針を作っていって、それを参考にしながら旅をしていました。
――どれぐらいかけて考えましたか?
武井:1ヶ月ぐらい考えたかな。今までこんなに1つ1つの要素を考えながら男性を選んだことがなかったので、自分の今までの恋愛経験を思い出して「これって実はこういうところを大事にしていたからこういう選択になったんじゃないかな」とか、言語化をして。
――シミュレーションをして、旅をフェーズ分けしていって…。そういった事前に組み立てをした上で臨むというのはご職業も関係しているのでしょうか。
武井:そうかもしれません。ゴールを決めて、そこに向かって道順を自分の中でプランするみたいな性格かもしれないです。
人の意見で決めたら絶対後悔すると思っていました
――実際に旅が始まってみて、ローズを渡さなかった方への理由もはっきりしていたというか。1人1人に明確に“渡せない理由”があって、それもすごいなと思いました。
なぜあのような明快な答えが出せるのかなって、ちょっと不思議だったのですが…
武井:この旅に参加してくれている男性たちに対して、「時間が足りなくて知ることができなかったから、さよならする」のだけは絶対にやめようと決めていました。自分の中で恋愛にならない理由が明確にできるまでは、その人をデートに呼び続けるし、その人と時間を作るようにしていたんです。
時間がなかったというのは、私の言い訳になるから。来てくれている人たちへの礼儀としても、そこは自分の中で納得してさよならしようと思っていました。
――ローズセレモニーの前に、この人にローズを渡さないと決めるまで、やはり苦労されるものなのですか?
武井:大体、1回のカクテルパーティー、ローズセレモニーで2名から3名とお別れをするのですが、最後の1人で迷うことが多かったです。
今は恋愛対象として見ることができていないけれども、すごく素敵な人だし、これから知っていけるんじゃないか…そういう部分で悩むことが多かったですね。
――何度目のローズセレモニーが難しかったですか?
武井:1、2回目が難しかったです。でもあるタイミングから、やはりどんなに素敵な人でも、どんなに一緒にいたいと思う人でも、恋愛の感情がなかったらお別れしようっていう風にマインドが変わってからは、割と迷うことなく決められたと思います。
――ローズを渡すかどうかは、いつ考えていたのでしょうか。
武井:私はその日のうちに決めることはしませんでした。寝て起きてスッキリした状態じゃないと、例えば前日の最後に会った人のことは印象深いですし、何事もそうですけど、疲れているとき、夜に考えるのは良くないじゃないですか。
だから美味しいものを食べて、寝て、翌朝起きて考えていました。
――自己管理もしっかりされて。
武井:自己管理というほどではなくて、本当にただバタンキューなだけかもしれないですけど、私は睡眠がないとダメな人間なので、睡眠時間は絶対に確保しました。
それでも、スケジュール的には過酷だったと思います。男性たちにとっては何日かに1回のデートでも、私は毎日デートをしますし…。それで、私の決断で男性が帰るか帰らないかが決まるから、考えることも多かったですし、大変でしたね。
――しかも誰にも相談できない…
武井:はい。男性たちのように、みんなで話し合うようなことはできなかったですね。ただ、逆に人の意見をもらって決めたら絶対後悔すると思って、自分で決めようと考えていました。
3代目バチェロレッテの恋愛観
――改めて、今回旅をされて、自身の恋愛感が変わったと思うことはありましたか?
武井:恋愛感が変わったというより、逆に自分の今までの恋愛観に自信がつきました。今まで、私と同じような恋愛観や結婚観を持っている人は、あまりいないと思っていたのですが、今回旅で男性たちに会って、 同じような価値観を共有できる人や、私の価値観を言ってそれを理解してくれる人がいたから、自分の恋愛感に自信を持っていいんだなと思いました。
――今までご自身の恋愛観がほかの人と違うと思っていた理由は?
武井:私は結構夢見がちなとこがあるし、ピュアなところもあるのですが、ほかの人はもうちょっと大人というか、恋愛に対して打算的なところがあると感じていて。私がそういう意味ではまっすぐに進む性格だから、大人になればなるほど相手を見つけるのは難しいのかなと思っていました。
――今回の旅にご自身のテーマを設けたりはしていましたか? 初代の福田萌子さんだと「自分自身を探す旅。なりたい自分になる」、2代目の尾﨑美紀さんは「仕事一筋だったところから、鎧を脱ぎたい」などがあったのですが。
武井:なんでしょう…ただ、本当に真剣にパートナー選びをしたと思います。すごく真剣に恋愛をしたと思います。
この旅で変わろうと思って挑んだわけではないですし、その場に行って、そこで頑張れることを頑張ろうと思っていました。
――ゴールが明確な分だけ、そこにまっすぐに挑戦したという感じ
武井:はい。本当にパートナーを探すこと、恋愛ができる人を探すことに集中していました。どんなにいい人で、どんなに人間として好きでも、お別れする時はお別れしましたし、そういう意味でもゴールにすごく忠実に頑張ったと思います。
――今回以外にゴールを設定して、そこに向けて頑張った経験はありますか?
武井:大学を目指した時ですかね。ずっと東京大学工学部・航空宇宙工学科に行きたくて、
そのために高校の時アメリカに留学して、英語を喋れるようになったり、目標を立てて、それに必要なことをやっていくということをしました。
――たしか、そのアメリカに留学する際も、ご両親を説得するため空手を始めて黒帯を取ったとか。
武井:そうです。一人で行かせるのは不安だろうから、安心してほしいという意味で、高校から空手を始めました。
――東大の航空宇宙に行くために、高校時代からアメリカへの留学を計画して、さらに留学をするために親を安心させる目的で空手を始めて…。周りに、同じように物事を進める方って多いですか?
武井:少ないと思います。そういう意味では、今回の旅は男性たちの中にも、自分のプロフェッショナルを持って頑張っている人が多かったから、そういう人たちに出会えたのもよかったなと思いました。
恋愛で自分をさらけ出す大切さ
――やはり男性陣とは仲間意識が芽生えるものなのですか?
武井:男性同士の絆に比べたら、全然違うと思いますけど、でも、初めて知り合った人とこんなに自分の中身をさらけ出して、真剣に向き合って話したりすることないじゃないですか。それがこの旅ではできたから、恋愛になった人、ならない人、どっちとも深い絆で結ばれたと思いますし、みんな人として尊敬しています。
――ご自身の今回の旅を視聴者にどのように感じてほしいですか?
武井:今回の旅で、私は自分のありのままの姿や等身大の気持ちをさらけ出すことを意識しました。人に見られるのを意識して、かっこつけるとか、取り繕ろうとかせず、本当に素敵な男性たちと向き合って。
だから、私の弱い部分も見せたと思いますし、見てくださる方の中で、同じような気持ちを抱いたことがあったり、共感してくださる方がいたら嬉しいなと思います。
――気持ちをさらけ出したことで、変わりましたか?
はい。私は仕事で自分の弱みや愚痴を言うのは、いいことだとは思ってなくて、やるべきことはやるというタイプなのですが、それがなんとなく恋愛にも影響して、自分の弱みを相手に見せるまでに時間がかかるタイプだったんです。
でも今回は、実際に自分のすべてをさらけ出したことによって、短期間だけど、すごくお互いに深く分かり合えて、絆が生まれたので、恋愛においては良いことなのかなと思えるようになりましたね。
3代目バチェロレッテ プロフィール
武井 亜樹 (たけい あき)
群馬県出身。2021年3月、東京大学工学部・航空宇宙工学科を卒業後、経済産業省に入省。
現在は、宇宙関連事業に熱心に取り組む一方で、宇宙に関する記事の執筆など、宇宙に関する情報を発信するライターとしても活動。
趣味は空手(黒帯)、アウトドアスポーツ、食べること(こってり系の日本食とスイーツが特に好き)、ファッション、絵画鑑賞
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