6月27日放送の「ダウンタウンDX」にゲスト出演する竹内由恵にインタビューを実施した

竹内由恵「好感度を気にする時代は終わった」アナウンサーの新たな存在意義を実感 “救い”となった仕事へのこだわりも明かす<ダウンタウンDX>

2024.06.27 05:00
6月27日放送の「ダウンタウンDX」にゲスト出演する竹内由恵にインタビューを実施した

6月27日(木)放送の「ダウンタウンDX」(毎週木曜夜10:00-11:00日本テレビ系)は「フリーアナみんなでワイワイぶっちゃけ祭」がテーマ。森田哲矢(さらば青春の光)、上重聡、竹内由恵、桝田絵理奈、国山ハセン、森香澄、田口尚平、久代萌美、田中大貴が登場する。

WEBザテレビジョンでは、収録を終えた竹内由恵に独占インタビューを実施。収録の感想や印象に残ったエピソード、今後の展望などについて話を聞いた。

アナウンサーに新しい時代がやってきた

――収録を終えた率直な感想を教えてください

すごい楽しかったんですけど、皆さん結構包み隠さずトークをしていたので、オンエア大丈夫かな? って心配になりました(笑)。アナウンサーが好感度を気にする時代は終わって、新しい時代がやってきたんだなと。こういう風に皆さん考えているんだっていう内側の部分が知れて、面白かったですね。

――浜田さんとの共演は未だに緊張されますか?

緊張しますね。テレビ朝日にいた頃はあまりダウンタウンさんとお仕事する機会が無くて、フリーになってからは、浜田さんの番組に単発でゲスト出演させていただけるようになりましたが、まだ回数は数えるほどです。収録の中で「どのアナウンサーが浜田さんにハマっているか」という話があったんですけれど、ハマりたいなと思いつつ、まだハマってないだろうなっていう自信もあります(笑)。これから頑張りたいですね。

――浜田さんの印象をお聞かせください。

すごく優しいです。ずっとテレビで見ていた方で怖いイメージが少しあったんですけれど、周りを見て ちゃんと一人ひとりに挨拶してくださるし、共演者がイスに座っていなかったりすると、浜田さんが「どうぞ座って」って気遣ってくださります。あとは笑顔がめちゃめちゃ優しい。なんかちゃんと目を見てくださると嬉しいですよね。 目が合って、笑ってくれるだけでテンションが上がります。

セミナーとの出会いからアナウンサーへ

――「フリーアナ、ワイワイぶっちゃけ祭」というテーマでしたが、共演されたゲストの皆さんのエピソードで特に印象に残ったものを教えてください。

森さんのマルチな活躍には驚きましたね。司会者としてではなく、センターで歌っているのを拝見して、もはやアナウンサーではなくタレントとして活躍しているっていうのは、新時代! って感じでした。見ていて潔くて、気持ちがよかったです。

――改めてにはなると思うのですが、アナウンサーを志したきっかけを教えてください

アナウンサーセミナーに大学3年生のときに行ったことがきっかけです。同級生たちが就職活動を始める中、本当にたまたまセミナーの案内を見て「こんなのやってるんだ!しかも無料だ!」っていうので応募してから実際にセミナーを受けて、それがすごい楽しかったんですよね。それまで何になりたいとか夢もなくて、なんとなく海外に住んでたから「外資系かな?」とか思ってるくらいだったので、アナウンサーという職業に出会えてよかったです。

「ミュージックステーション」抜てきは「信じられない気持ち」

――竹内さんはやはり「ミュージックステーション」の印象が強いですが、当時抜てきされた時はどのようなお気持ちでしたか?

自分も小さい頃から好きだった音楽番組でしたし、当時は色々番組があった中で「テレビ朝日に入っ たら何の番組やりたい?」ってもし聞かれたら「ミュージックステーション」ってひそかに思っていました。本当に運がよくて「ミュージックステーション」のアナウンサーが割と4、5年単位で変わるんですよね。私が担当させていただいたのは、入社して研修が終わった夏の終わりぐらいだったんですけど、上司に呼び出されて「決まりました」って告げられたときは、信じられないような気持ちでした。「これは周りにも極秘案件だから、親にも言わないでね」って忠告されたんですけれど、すぐ親に言いました(笑) 。

――ご両親はどんな反応でしたか?

私が音楽番組が好きなのを母親は知っていて、憧れていたので「よかったね」みたいな感じで昔を振り返って喜んでくれました。うれしかったです。

――担当した番組の中で、一番印象に残っている仕事はなんですか?

「ミュージック ステーション」の担当はさせてもらっていたんですけど、なかなか一年目、二年目と 仕事が増えなくて焦っていたんです。でもその中で何かスポーツの現場にとりあえず行ってみようみたいな感じで動いていたら、世界水泳のお仕事が来たんです。上海に一週間ぐらいずっといたんですけれど、それがもう青春!  って感じで楽しすぎて…いまだに思い出しますし、またあの高揚感に包まれた瞬間を経験できたらいいなって思っています。

結婚後の生活は「ワクワクしていた」

――テレビ朝日退社後は、静岡に移住という大きな決断をしていますが、当時不安はありませんでしたか?

自分の中でも、そろそろ環境を変えたいな、ちょっと東京疲れたなって思っていたタイミングだったんです。何よりも結婚して子どもが欲しい気持ちが大きかったので、もうそれが叶うなら何 でもこい!  みたいな心意気で、全く不安はなかったですね。一旦、仕事も辞めてもいいというか、専業主婦をやってみたい気持ちもあったので、第二章が始まるじゃないけれど、不安というよりはワクワクしていました。

――フリーとなると周りとの差別化という点が重要なポイントとにもなりますが、ずばり「ここは負けない!」という竹内さんの個性はなんですか?

難しいですね(笑)。バラエティが好きなので、全力で頑張りたい気持ちはもちろんあるんですけど、 やっぱり芸人さんにはかなわないし、他にもっと話が達者なアナウンサーもたくさんいる。フリーアナウンサーも今はたくさんいるので、絶賛模索中です。でも、その中でもしっかり準備して臨めるような仕事が充実感があって好きです。そういう意味でも自分の経験を活かせる進行のお仕事、中でもスポーツ番組の進行にやりがいを感じています。

バランスが何よりも大切

――女性のキャリア像として将来こうなっていきたいという目標があれば教えてください

ずっと仕事はしていきたいですね。結局子育てで行き詰まったりとか、会社員だった頃にプライベートで落ち込んだりした時も、自分の救いになってきたのが仕事だったんです。今は子育て中で、子どもに寂しい思いをさせてしまうこともあるので、大変な時期でもあるんですけど、それを乗り越えられるように頑張りたいなって思っています。でも家庭も大切なので、家庭円満プラス、仕事順調のバランスを一番の目標にできればと。

――今回の見どころと、視聴者へのメッセージ

皆さんが素でぶつかっている感じを楽しみにしていて欲しいです。フリーアナウンサーっていう職業を 知る意味でも、面白い内容になっているんじゃないかなって気がしますね。個々でキャラクターが確立していて、稼いでやるぞ! っていう人もいれば、絶対に結果を残してやる! っていう感じでバチバチしていて、見ていて見応えがあるんじゃないかなって思います。

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