櫻井翔、玉山鉄二のほくそ笑み発言に仰天「そんなこと思ってたの?」<笑うマトリョーシカ>
6月28日(金)よりスタートする金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)のキャスト登壇制作発表&第1話プレミアム試写会が、6月26日に都内で開催。壇上には主演の水川あさみをはじめ、玉山鉄二、櫻井翔が登壇し、撮影現場の雰囲気などを語った。
水川「印象を一人ずつに聞きたいくらいです」
本作は、水川演じる主人公の新聞記者・道上香苗が、櫻井演じる若き人気政治家・清家一郎と、玉山演じる有能な秘書・鈴木俊哉を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した同名小説を原作に、人間の欲望の渦に巻き込まれるスリリングな展開を実力派俳優陣と共に描いていく。
新聞記者を演じる水川は、試写会を前に「緊張します。やっぱり初めて共演者やスタッフ以外の人が見るので、どういう印象を受けるのか、一人ずつに聞きたいくらいです」と心境を話すと、目線の攻防が激しかったというインタビューのシーンでは「ディスカッションしながら進めていて、玉山さんが率先してリードしてくれたので、見応えのあるものになったと思います」と撮影現場を振り返った。
櫻井「数カ月たって“三郎から一郎”へ」
政治家役の櫻井は、今回の役名について「今年の頭に出ていた作品で“三郎”という役がありまして、数カ月たって“三郎から一郎”へ。そして嵐のミュージックビデオの中で“次郎”もやっているので、ようやく全てできました」と喜ぶと、「政治家役はもっと重厚感や落ち着いた雰囲気もあると思ったんですけど、どちらかというと朗らかなイメージの役柄だったので、現場でディスカッションしながら作っている感覚でした。笑顔一つとっても1話ごとにこのタイミングはこの感じ、みたいにチューニングのようなものをしていましたね」と細かく調整していたことを明かした。
そんな櫻井の演じる役に玉山が「清家の印象は、彼が持っている誠実さとかがあふれ出ていて、それが政治家としての説得力にぴったりはまってる。清家の独特の笑顔に鈴木がどういうリアクションをしているのか、また僕がどういうミスリードをさせて見ているお客様たちにいろんなエンターテイメントをお見せできるかを話し合いながら作り上げている気がします」と綿密にディスカッションして作り上げていることを明かす。
すると、櫻井は「すごいですよ、玉山さん。昨日完パケ見ながら、どうやってあの表情を作るんだろうって画面見ながらマネしてたんですけど、できないんですよね~その表情が。表現の引き出しの多さにいつもすごいなと思いながら撮影に臨んでます」と笑いながら話した。
玉山「櫻井さんと会話ができている優越感に浸っていました」
オフでも仲が良いという3人はほぼ同世代。「ふざけたりしつつも、それがあるからこそシリアスなシーンにグッと持っていける関係性を築けているんだと思います」と話す水川に、玉山は「現場の空気を誰よりも大事にしてくれて、ついて行きがいのある方です」と絶賛。櫻井については「どうでもいい話ばかりしてるんですけど、そんなことより僕は櫻井さんと会話ができている優越感に浸っていて、今まで櫻井さんだったけど、今日は『翔さん』って2回ぐらい言えたとか、こっそり思ったりしてました」とほくそ笑み、「そんなこと思ってたの?」と櫻井を驚かせた。
まもなく始まる作品の注目のシーンについて聞くと、水川は「重厚感とスピード感があるので、3人が一緒に出会うインタビューのシーン」、玉山は「野望の始まりというか、一番闇を感じる部分なので、組閣のシーン」をそれぞれ挙げると、櫻井は「“ひるおび”に取り上げられているのがうれしかったです。不思議な感覚でした。作品の中にリアルの番組があって、その中ではリアルでない自分がいて…マトリョーシカみたいですね」とタイトルに絡めて答えると、会場内に拍手が巻き起こった。
原作者・早見和真がサプライズ登場
また、サプライズゲストとして原作者の早見が登壇すると、演者の3人に花束を贈呈。「サプライズゲストだと聞いて、サプライズのつもりでいたんですが、さっき後ろであいさつさせていただいたり、始まる前に会場の皆さんが並んでいる階段を堂々と降りてきたりして、誰に対するサプライズか分からない」と本音トークを繰り広げた。
櫻井「原作は“万華鏡”のように角度を変えながらいろんな輝きを感じられる作品」
そんな早見は作品について「政治の世界を書きたいという思いは全然なくて、でも人間の業みたいなものを書きたいという気持ちがこの作品の根元にあって、人間がむき出しになるステージを探した時に政治の世界は面白いなと思って書きました」と作品を書いたきっかけを明かし、作品が出来上がることを楽しみにしていると発言。
それに対し、自信の程を聞かれた櫻井は「原作がすごく面白い作品で、“万華鏡”のように角度を変えながらいろんな輝きを感じられる作品だと思っていて、ドラマとしてもちょっとずつ見える角度が変わっていく作品になっていけたらと思っています」と意気込むと、早見が「実は『笑う万華鏡』もタイトル案にあったんですよ」と明かし、キャスト陣を驚かせた。
水川「清家と鈴木の関係性が一番面白いポイント。最後の真相まで見てもらえたら」
最後に、櫻井は「撮影に臨むために毎日充実感を持ってやっています。ほぼ初めて謎に包まれた人物を演じるということで、そんなところも楽しんでもらえたらなと思います」、水川は「本当に毎日暑くなってきた日々の中で信頼する役者とスタッフと撮影をしています。道上の目線で描かれていますが、清家の本当の顔、鈴木の今と過去、それを取り巻く2人の関係性がすごく重要で一番面白いポイントなので、最後の真相まで見てもらえたらと思います」とアピールし、イベントを締めくくった。
◆取材・文=永田正雄
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