8軒焼ける火事でスタッフの実家が全焼 YouTuber・kimonoちゃんが悲惨な現場を訪問

2024.06.18 18:30

提供：ユーチュラ

6月17日、YouTuberの「kimonoちゃん」（登録者数62万人）が「大火事で家を燃やされ放置されました…テレビでは絶対に報道されない『大火災』の過酷すぎる実態」と題した動画を公開。撮影の手伝いをしているスタッフの実家が全焼したとのことで、火災の跡地を見て回りました。

大規模な火災に巻き込まれて実家が全焼

5月28日、横浜市西区で住宅8軒が焼ける大規模な火災が発生。ポンプ車などが37台出動し、発生からおよそ6時間後に火は消し止められました。

kimonoちゃんのスタッフの実家は、この火災に巻き込まれて全焼してしまったそうです。今回kimonoちゃんは、火災被害を受けた人のその後をリアルに届けるため、被害に遭ったスタッフと共に現場を訪問しました。

火災当日、家族に連絡を受け現場に車で向かったというスタッフは、「高速降りた瞬間からもう焦げ臭い」「煙がすごい」と振り返り、消防車が多すぎて実家に近づけなかったと語りました。4軒が全焼する大火事でしたが、幸いスタッフの家族と愛犬は無事避難できたとのことです。

悲惨な現場に言葉を失うkimonoちゃん

家と家の間の細い道を通って、スタッフの実家に向かうkimonoちゃんは、「あ、もう臭いやばいわ」と火事の爪痕を体感します。火元となった家の焼け跡や全焼した家を見た後、奥にあるスタッフの実家を見たkimonoちゃんは、「うそっ・・・」と、あまりの悲惨さに言葉を失いました。

スタッフによると、危険があるため解体してほしいと近隣から苦情が来ているとのこと。しかし解体には200～300万円ほどかかり、助成金も解体後にしかもらえない上、全額は返ってこないのだそう。また、行政からの見舞金は、全焼でも5万円しかもらえないといいます。

火元の家の家族は、現在入院中とされているそうですが、入院理由も病院の場所も教えてくれないといい、「怒りのやり場がない」と嘆くスタッフ。実家は火災保険に入っていなかったとのことで、「火災保険入ってない人は、絶対見直した方がいい」「ホント一瞬で何もなくなる」と、訴えました。

現場を見に来る野次馬を批判

スタッフいわく、火事の跡地には毎日100人ほどの野次馬が写真や動画を撮りに来ているそう。中には、子供連れの母親もおり、我慢できなくなったスタッフは「こんなん（子どもに）見せない方がいいですよ」と注意し、動画を消すよう伝えたそうです。敷地内に侵入して写真を撮る人もいるそうで、見かねた住民がチェーンなどを張って入れないようにしたとのこと。

kimomoちゃんは元々何かしらを手伝うつもりだったそうですが、現場の悲惨な状況を見た結果、自分にできるのは金銭援助しかないとして、スタッフに見舞金を渡しました。

コメント欄では「被害にあわれた方が早く平穏な生活に戻られることをお祈りいたします」「実は火災保険入って無いので、今回の動画で入ろうと思いました。火災に遭われたご本人と御家族が安心して暮らせる様に願っています」など、被害者が早く安心して暮らせるようにと願う声が多く寄せられています。