

【漫画】唐突に現れた彼女は憧れのアイドルだった…ゲイの青年とアイドル少女が繰り広げるまさかのラストに「急なサスペンス展開で引き込まれた」

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、漫画家の吉良いとさん代表作である『偶像エスケープ(あいどるえすけーぷ)』の第1話だ。
自身のX(旧Twitter)に『偶像エスケープ』の第1話を抜粋して「アイドルの少女とゲイの青年が逃避行する話」として投稿したところ、多くの人から注目を集めたようで6.7万もの「いいね」が寄せられている。
そこで作者である吉良さんに同作を手がけたきっかけや、こだわったポイントについて伺った、
ゲイであることにストレスを溜め込む主人公が憧れのアイドルと遭遇?
学生の頃から男性でありながらも「かわいくなりたい」「きれいになりたい」と思ってきた愛之助は、父親から「正しく生きろ」と言われ続けてきた。しかし、愛之助は自分がゲイであることを自覚し、親に反抗して高校卒業とともに家を出るのだった。
そんな彼は、アイドルの朝日奈花恋に憧れている。アルバイトが終わった後、非常階段から彼女が映った大型ビジョンを眺めながらも「俺も彼女みたいにかわいくて綺麗な女の子に生まれていたら もっといい人生を送れたのにな」と思いに耽っていた。
すると、唐突に現れた女性が愛之助と衝突。彼女は、有無を言わせずに「助けて」と愛之助に助けを求める。愛之助は直感のまま彼女を先導し、ホテルの一室に逃げ込むことに成功。そして後に、その助けた女性が「朝日奈花恋」であることに気づくのだった。
愛之助と花恋による急展開の連続に、読者からは「化粧をしてあげるシーンが最高」「急なサスペンス展開で一気に引き込まれた」といった反響が寄せられている。
一番力を入れたのは「メイクをされた後の愛之助の顔」
――『偶像エスケープ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
恋愛じゃない、友情でもない、家族でもない…でも確かに「愛」がある。そんな名前が付けられない関係を描きたくて漫画『偶像エスケープ』は生まれました。
「月刊コミックビーム」での連載企画を考えるにあたり、元々同人誌として描こうと思っていた共依存サスペンス作品が軸になっています。自分が憧れている存在でも実は想像もできない現実を生きているかもしれない。その場面に直面した時、貴方ならどうするか?「愛と正義」が今作の大きなテーマとなっています。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
キャラクターの表情は特にこだわって描きました。第1話で一番力を入れたのは、メイクをされた後の愛之助の顔です。今までの自分から解放されて、自然と涙が出る…そんな静かに熱い感情を泣き顔に込めました。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
上記のメイクシーンとあとひとつ、最終ページの決意が固まった愛之助のシーンがお気に入りです。最終ページの場面は、最初のネームでは存在せず編集さんたちからのアドバイスで生まれました。おかげで、愛之助がただ巻き込まれただけのキャラクターで終わらず、自分から動く能動的なキャラクターに。自分の信じた正しい道を進もうとする愛之助は、作者の私から見ても格好良かったです。
――今後の展望や目標をお教えください。
今後も変わらず商業&趣味ともにたくさん漫画を発表していきたいです。個人的には、いずれメディア化を目指せるような作品を世に出せたら…と思っています。まだ出会っていないたくさんの方に、いろんな形で作品を届けられたら嬉しいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも応援のお言葉をありがとうございます。『偶像エスケープ』単行本上下巻、現在発売中です。
また、商業誌やSNSに掲載した短編の作品集『煌めき ―吉良いと短編集―』が2月26日に発売されました。どちらもよろしくお願いいたします。
これからも誰かの心に残るような作品づくりを目指していきますので、どうか見守って頂けますと幸いです!
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