「ジャンヌの裁き」記者会見に玉木宏、桜井ユキらが出席した

玉木宏、ココリコ・田中直樹の怪演っぷりに「桧山を演じている時の気持ち悪さと言ったらなかなか」<ジャンヌの裁き>

2024.01.12 10:00
「ジャンヌの裁き」記者会見に玉木宏、桜井ユキらが出席した

1月12日(金)より放送スタートする、玉木宏主演のドラマ8「ジャンヌの裁き」(毎週金曜夜8:00-8:54、テレ東系ほか)。同作の記者会見が1月9日に都内にて行われ、玉木のほか、共演の桜井ユキ、音尾琢真、優香、高岡早紀、田中直樹(ココリコ)が出席した。

玉木宏“剛太郎”が検察の闇を暴いていく

そこそこ人気な少女漫画家“さんぷう・みなみ”。その正体はちょっと優柔不断なシングルファーザー・越前剛太郎(玉木)。

ある日、剛太郎のもとに、裁判所から検察審査員に任命されたとの通知書が届いたのをきっかけに物語が始まる本作は、圧倒的“強者”である検察に、“弱者”である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーがジャンヌ・ダルクが革命を起こしたかのように、事件に隠された巨悪の存在に立ち向かっていく痛快なエンタメ司法ドラマとなっている。

作品の魅力を語る「非常に個性豊か」「テンポが心地よい」

主演の玉木は、今作について「検察審査会に焦点を置いて描くものってそんなに多くないので、僕自身も『こういうものなんだな』と知りながら(台本を)読むことができた作品でした」と印象を告白。「司法ドラマという括りではありますが、非常に個性豊かな検索審査員の面々がいますので、すっと入ってくるような内容になっているんじゃないかな」と魅力を語った。

審査補助員として剛太郎をサポートしていく生真面目な弁護士・近藤ふみ役の桜井は、「検察審査会というカテゴリだけを聞くと、堅くて重厚感のある作品なのかなという印象を受けたのですが、第1話の完成を見た時に良い意味で裏切られました」とコメント。

「テンポが良くて、そのテンポが心地よくて。監督の西浦さんとは今回ご一緒させていただくのが2回目になるのですが、西浦さんに料理されるとこうなるんだ、という意外性がありました。台本を読んでいたのにも関わらず、純粋に一から楽しめてうれしかったです」と明かした。

そして、剛太郎と同じ検察審査会の一員で、ネイルサロンを経営する高飛車な女性・甲野美弥(こうの・みや)を演じる高岡は「司法ドラマで検察審査会というあまり耳慣れない会のお話だったので、台本を読むのが大変なんじゃないかなと、ちょっと読むの嫌だなと思っていたくらいなんですけど(笑)、私を含めたメンバーがみんな分からない中からスタートしていくので、思った以上に易しく楽しく読めました。あとは、審査会のメンバーが本当に個性豊かなので、楽しんで見ていただけるのではないかと思います」とアピール。

裏でいろいろと画策し、検察という国家権力を私物化している東京地検特捜部長・桧山卯之助(ひやま・うのすけ)役の田中は「事件・事故を扱いながらも時にユーモラスに個性豊かに描かれている前半と、真相が分かっていく後半とのメリハリが見事な作品」と魅力を伝えつつ、「個人的なことで言うと、僕が演じる桧山はすごく嫌な奴なんですが、現場で監督に演出をつけていただいたら、想像以上に嫌でした」と明かし、笑いを誘っていた。

また、「僕が思っていたのとはまた違う、遥か上をいくような桧山だったので…。でもそういう相対する人がいることで、作品が面白くなっていけばいいなと、現場に入って改めて思いました」と明かす田中に対し、玉木も「田中さんご自身は、非常に穏やかで優しい方なんですけど、桧山を演じている時の気持ち悪さと言ったらなかなかのもので」と同意。

“食べ方”の気持ち悪さも細かく演出されているとのことで「何でもケチャップをかけるんですよ」と桧山の独特のこだわりを告白。「共感できる部分が見つけられないので難しいですが、現場で監督と作っていく中で『こういう気持ちだから、こうやって押さえつけようとするんだ』など新たに知ることが多くて、それが新鮮です」と明かしていた。

玉木“剛太郎”の離婚した妻を演じる優香「こんなすてきな剛太郎とどうして離婚したんだろう」

役どころについて、「共感できないところは、剛太郎に関してはないかな。優しいし、家族思いであると思うので、こうなれたらすごく良いよなと思える人だと思います。ただ、優しいがゆえに自分のことをなかなか決められないところは違うかもしれませんね」と自身との共通点などを語った玉木。

そんな剛太郎の離婚した元妻で、新聞記者の草壁佐和子(くさかべ・さわこ)を演じる優香は、自身の役に憧れると話しつつも「共感できないのは、こんなすてきな剛太郎とどうして離婚したんだろうって」とコメント。

これには「現場でもずっと喋ってるんです。なんで離婚したんだろうって」と大きく頷いた玉木。優香は「見ている方もそこは不思議になるのではないかと思いますけど、いろんな関係がありますよね」と話していた。

2024年、革命を起こしたいことを発表!

また、ジャンヌ・ダルクが革命を起こしたかのように、事件に隠された巨悪の存在に立ち向かっていくドラマの内容にちなみ、2024年に革命を起こしたいことについてトークを展開。それぞれが始めてみたいことや辞めたいことを明かした。

玉木は「ブラジリアン柔術をもっとやって強くなりたい」と宣言。「お仕事を頑張るのは当たり前ですけど、プライベートで夢中になっているのはそこなので、もうちょっと成長したいなと思います」と話した。

続く桜井も、「玉木さんに影響を受けてじゃないですけど、すごく体力がおありだなと思って。いざとなった時に体を動かせるってとても魅力的だなと思って、今年は戦える女になりたいので、一時期やっていたキックボクシングを頑張りたいです」と意気込んだ。

そして、剛太郎の小学校の同級生である刑事・寿就一(ことぶき・しゅういち)を演じる音尾は「最近やるお仕事が、刑事・殺し屋・戦国武将・犯罪者とかが多いので、今年こそは子煩悩なただのお父さん役とか」と希望するも、周囲からは笑いが。「ぜひプロデューサーにお願いしたいな…」と視線を向けるも目が合わず、「ちょっとよそ見してる!」とツッコんでいた。

優香は「物事があまり続かないので、日記や運動などを今年は続けたい」と宣言し、高岡は「2023年から始めたYouTubeチャンネルの登録者数がもし100万人とかになったら、これは革命ですよね」とコメント。

最後の田中は、「お正月に大阪の実家に帰って母親と会ったんですが、母親が『あれ見たよ』『あれも見たよ』って言うてくれる番組に、僕はひとつも出ていなかったんですよ(笑)。そのうちの1本はどうやら、ロッチのコカドくんと間違っていたみたいで。だから今年は、母親に覚えてもらうという大革命を起こしたいと思います!」と、ユーモアある回答で会場を沸かせていた。

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