TVerオリジナル番組「最強の時間割」シーズン2のLesson4が配信

櫻坂46・石森璃花のコンプレックスをメイクで解消 藤原美智子が教える美的ライフスタイルとは<最強の時間割>

2023.11.27 18:00
TVerオリジナル番組「最強の時間割」シーズン2のLesson4が配信

民放公式テレビ配信サービス・TVer初の完全オリジナル番組「最強の時間割〜若者に本気で伝えたい授業〜」シーズン2のLesson4が11月24日(金)に配信スタート。講師として、ビューティ・ライフスタイルデザイナーの藤原美智子が登場し、元乃木坂46の秋元真夏や櫻坂46・石森璃花のファッションやメイクに関する悩みにアドバイスを送った。

「最強の時間割」とは

「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は、さまざまな業界のトップランナーを講師として招き、学生や社会人に「知っておいてよかった」と思える“考え方のヒント”を届ける民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」の完全オリジナル番組。

2022年12月から約半年にわたり、放送された同番組が好評を受けて帰ってきた。シーズン2は11月3日よりスタートし、シーズン1に引き続きラランド・ニシダが副担任役、ラランド・サーヤが生徒役。そして新しく生徒役として元乃木坂46の秋元真夏が参加する。

自分の個性に気づけたきっかけとは?

黒木瞳、藤原紀香、鈴木京香、竹内まりや、天海祐希など、錚々たる面々のメイクを担当。昨年、42年間に渡るヘアメイクアップアーティストとしての活動に幕を下ろし、現在は「美しい人生を送るにはどうすればいいかをアドバイスできる人になりたい」という思いから自身を“ビューティ・ライフスタイルデザイナー”と名乗る藤原美智子。特に同性からの支持は厚く、女性が憧れる女性と言われている。番組冒頭では、そんな藤原の華々しい経歴を振り返った。

元々は母親が営む美容室を継ぐために美容学校に入学したそう。しかし、在学中にヘアメイクアップアーティストという職業を知り、美容師と似た職業だから騙せると思った藤原はそのまま3年のアシスタント期間を経て22歳ではメイクアップアーティストとしてデビュー。当時の写真が披露され、「モテましたか?」というサーヤの質問に藤原が「まぁ、はっきり言って」と応えるとスタジオでは笑いが巻き起こった。

ここまでは順調とも言える藤原キャリア。しかし、27歳の頃にふと「私の個性ってなんだろう?」と考えるようになったという。そこで自分の好きなものを明確にするため、とにかくいろんなジャンルの好きなものを書き出したファイルを作成。それがきっかけで透明感があり、品のあるメイクが好きだということに気づき、それがそのまま自分の個性にもなっていったのだとか。そんな経験を経て、藤原は「自分はこういうのが好きなんだと可視化して客観的に見ることが大事なんだなと思った」という気づきを得た。

2001年には裏方の職業でありながら、有名ファッション雑誌の表紙を飾った藤原。後から同業者から批判的な意見が挙がっていたことも知ったが、「言われないくらい突き抜ければいいなと思った」と藤原は語った。さらに34歳の時に千吉良恵子、小田切ヒロ、AYAといった超有名なヘアメイクアップアーティストを取り揃えた事務所を設立。そして昨年、64歳で引退し、現在に至る。

直感で動く藤原の思いつき年表を披露!

何かを決める時は、いつも直感。引退を決めたのも、前々から思っていたというよりは突然だったという。リモートワークが続いたコロナ禍が明け、「毎日出社するの嫌だよね。やめよっか」という軽いノリで引退を決めたため、マネージャーもびっくりしていたとのこと。当然辞めた後のことは何も考えていなかったが、だからこそ勇気は必要ないのだそう。

番組では、そんな藤原の「思いつき年表」が披露された。まずサーヤが注目したのは、46歳の時に朝型人間にシフトしたという記述だ。元々は超夜型人間で夜中に原稿作成をしていたという藤原。しかし、朝になって見返してみると使えないことが頻繁にあり、ある時「朝型に切り替えようかな」と思ったそう。そこからスケジュールを30分ずつズラし、少しずつ夜型から朝型にシフトしていった。

藤原は59歳の時にそれまで大好きだったお酒も辞めた。20代の頃からこの世のお酒を全て飲み尽くしたというほどお酒を飲んできたため、そろそろ飲まない人生も体験してみたいと思ったのがきっかけだ。「ヘアメイクしている時もそうやって仕事を引き受けてきた」という藤原。だが、色んな仕事をすることで自分に飽きずにいられるのだそう。藤原は秋元や、生徒役の櫻坂46・石森璃花に「大人になっても成長できることがあるのはすごく嬉しいこと。でも人生は短いから、今のうちにやりたいことをできるかな?じゃなくてやってみよう」とアドバイスを送った。

さらに、藤原は60歳の時にある習い事をスタート。学生時代から色んなことに手を出していた藤原はやりたかったけど、親に反対されてできなかったバレエを始めたのである。もともと体は硬かったが、バレエを始めてからストレッチをするようになり、徐々にほぐれていって今では開脚ができるという藤原。その場でY字バランスを披露すると、生徒たちから驚きの声が挙がった。

マインドマップで目標を整理し、自己肯定感のアップに繋げる

そんな中、秋元から流行を追うのが苦手だという質問が投げかけられる。すると、藤原は「27歳までは流行りでいいと思うんですよね」と回答。以降は、皮膚の内側からその人らしさが出てくるため、流行を追うよりも自分らしさを追求する方がいいとアドバイスを送る。

さらに、石森がコンプレックスとして中顔面が長いことをあげると途端に藤原の顔つきが変化。「アイシャドウを赤みブラウン系で幅広く入れて目の面積を広く見せる」「まつげの長さにボリュームを出す」「顔立ちが大人っぽいけど可愛いので、フェイスラインの髪は多めに残す方がいい」と次々に解消法が飛び出す。実際に、アドバイス通りにメイクしてみると印象がガラリと変わり、石森本人からも「すごい!可愛いです!」と喜びの声が挙がった。

これまでもたくさんの女性から相談を受けてきた藤原だが、最近よく聞くのが自己肯定感の低さだそう。そんな人に藤森が勧めているのが、マインドマップの作成だ。目標を整理することが自己肯定感アップに近づくのだという。

やり方は簡単で、まずはノートの真ん中にワンワードで目標を書き、次は具体的に達成する手段をいくつか挙げた上で今度は習慣化する方法を考える。例えば、石森の場合、「櫻坂46に必要とされる人になること」→「ファンの方を大切にする」→「ブログを更新する」というマインドマップが出来上がった。これを藤原は毎年必ず行って、頭をクリアにしているそうだ。

最後に番組恒例の「かっこいい大人とは?」という質問に、藤原は「ユーモアで切り返せる大人」と回答。怒る時もできる限りユーモアに変えるのが大人の役目であると藤原は考えている。しかし、それには自分自身が心に余裕を持っておくことが大事だと語った。

■文=苫とり子

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