i☆Ris (写真左から)若井友希、芹澤優、山北早紀が11枚目のシングルの挑戦について語った。

i☆Ris「私たちならではのガールズクラッシュになっている」、“11年目となった今”の新たな挑戦

2023.08.23 08:30
i☆Ris (写真左から)若井友希、芹澤優、山北早紀が11枚目のシングルの挑戦について語った。

声優アイドルユニットのi☆Ris(アイリス)が、23枚目のシングル『Let you know!/あっぱれ!馬鹿騒ぎ』を8月23日にリリースする。今作は、人気音楽プロデューサー2名を迎えた両A面シングル。TeddyLoid(テディロイド)楽曲提供の「Let you know!」と前山田健一(ヒャダイン)楽曲提供の「あっぱれ!馬鹿騒ぎ」を収録している。今回のシングルと今後の活動についての想いをメンバーの山北早紀、芹澤優、若井友希に聞いた。

「着火剤のような」アッパーチューンと「大人かっこいい」サウンドの両A面

――今回のシングル曲が、ヒャダインさんの提供楽曲だと聞いた時の気持ちをお聞かせください。

若井:ヒャダインさんによる楽曲提供が決まったことは、ツアーのリハーサルの時に聞きました。前からヒャダインさんに曲を書いてほしかったので、私は「やったー!」て思いました。

山北:以前i☆Risがアンバサダーを務めた「愛踊祭2019」というイベントで、ヒャダインさんがアレンジしたドラえもんの歌を歌ったんです。その時に「いつかi☆Risの曲も書いてください」とご本人に伝えてました。(笑)なので、今回実現して嬉しかったです。

――今をときめくサウンドクリエイターTeddyLoidさんによる提供楽曲を聴いた時の印象はどうでしたか?

山北:今時のK-POPっぽくて意外だと思いました。TeddyLoidさんといえばDJの印象があって、もっと激しい感じのイメージだったんですよね。

芹澤:こちら側の要望に沿ってK-POPっぽく仕上げてくださったと思うのですが、その中でも自分の色を強く取り入れてくださったんだなと感じました。i☆Risに合っている曲でありながら、TeddyLoidさん節もしっかりとあり、今までのi☆Risの印象とは違うサウンドになっていると思います。こんなに激しいラップのサウンドも今まではi☆Risとしてはなかったし、個性を躊躇なく出せる感じがTeddyLoidさんならではなのかなと思いました。

――「あっぱれ!馬鹿騒ぎ」は歌うのが大変な印象ですが、いかがでしょうか?

山北:最初は大変で死にそうでした。(笑)テンポが速くて、歌割りも細かいんですよね。

若井:大変ですが、歌ってる私たちもアガりますね。ライブだとファンの方も私たちもスイッチが入る着火剤のような曲です。

――すごく盛り上がりそうな楽曲ですよね。ライブで初披露した時のお客さんの反応はいかがでしたか?

山北:「あっぱれ!馬鹿騒ぎ」の盛り上がりレクチャー動画はライブの数日前にアップしたんですけど、お客さんのコールは完璧でした。ヒャダインさんが乗りやすい曲を作ってくださったおかげだと思います。ライブでの初披露って皆さん様子見になることが多いんですが、全然そんなことなかったですね。

――「Let you know!」をライブでやるとなると、どんな風に表現しようと考えていらっしゃいますか?

若井:初期からi☆Risの振り付けをやってくださってるミカ先生が、ファンの皆さんも真似できるキャッチーな振り付けを作ってくださるのかなと思っています。なので、ダンスの見せ所がありつつキャッチーさもあり、大人になった私たちのかっこいい部分を見せられるのではないかと。どちらかと言えば、歌よりもダンスに重きを置いた曲だと思っています。ライブをやるとまた印象が変わるだろうなって思います。

i☆Risならではのガールズクラッシュ「10年活動したからこそ、無理せず自然にやれている」

――「Let you know!」は「i☆Risならではのガールズクラッシュ」として打ち出していますね。i☆Risならではのポイントはみなさんどのような想いを込めてますか?

山北:ガールズクラッシュ系のアーティストさんは今たくさんいるんですけど、やっぱり若い子たちが多くて、そもそもガールズクラッシュを目的として作られているグループもあります。一方私たちはデビュー当時、ガールズクラッシュ感ゼロでキラキラ全力でやってました。そんな私たちが11年目で大人になった今「Let you know!」を歌うことで、自然にガールズクラッシュになっているのかなと思います。自信に満ち溢れている歌詞を無理せず歌うことができていて、10年間積み上げてきた私たちならではのガールズクラッシュになっているんじゃないかな。

芹澤:多分、行き過ぎてもファンの方はびっくりすると思うんですけど、ちゃんとお客さんが安心できるガールズクラッシュになっていると思います。みんな激しめでレコーディングしたみたいで(笑)、私は逆に「芹澤さんは可愛い感じでお願いします」というオーダーもありました。新しいi☆Risはこれって提示したいわけではなくて、皆が好きなi☆Risが次はこんな一面を表現しているけどどう?という感じですね。「i☆Ris変わっちまったな…」とならないので安心してください(笑)

――MVがアニメーションなんですよね。初めての試みだと思いますが、みなさんMVに出たかったんじゃないですか?(笑)

山北:(その想いは)ありました。(笑)でも、MVでも今回新しい挑戦をしたいんだろうなと。今までとは違う層にも向けて、色んな方に見てもらいたいという思いを運営さんが込めてくれたのかなと思います。

――最近のi☆Risの曲は、今までと違うと思います。曲に関して、メンバーの皆さんの意見は反映されているのでしょうか。

若井:特にそういうわけではなく、自然な流れでこうなっていますね。

芹澤:私たちの意見は、ライブの方に強く反映されています。セットリストは大体自分たちで決めていますね。過去曲が聴きたい人や昔のi☆Risらしさを味わいたい人は、ぜひライブに来ていただければと思います。

――活動開始から10年経って、変化したことや進化したことはありますか?

芹澤:力が抜けたなというのは、自分の中であります。10年やったからこそ、いつ辞めてもいいという気持ちが良い意味であるんです。もちろん辞めようと思っているわけではなくて、自分が楽しいように無理しないでやれるようになってきたかなと思います。

山北:当初、とりあえず10年やってみて、自分の心境がどうなるか試してみようと思ったんです。実際に10年やってみると、まだまだいけるなって気持ちになりました(笑)。私はi☆Risの活動を仕事だと思っていなくて、すごく楽しいんですよ。その楽しいという気持ちが、まだまだ続きそうな予感がしています。10年経ってるのに、まだ成長できそうだなと思っていますね。

今後やりたいのは「青春ど真ん中のアイドルソング」と「メンバーによるプロデュース曲」

――i☆Risの皆さんはソロ活動もされていると思いますが、今後もグループとソロを併走していくのでしょうか。

山北:マネージャ―さんが、「i☆Risをまとめる秘けつは、個人のやりたいことを適度にやらせることだ」って言っています(笑)。

――なるほど、では「今個人でやりたいこと」があればお聞かせください。

山北:私はとにかく喋ることが好きなので、喋りたいです(笑)。配信でファンの方とコミュニケーションを取るのが好きなんですよ。i☆Risのライブだと5人のファンがいるんですけど、個人配信だと私のファンの方だけが見に来てくれるので、もっとやっていきたいなと思っています。

若井:私は元々シンガーソングライターになりたかったので、i☆Risとは別でシンガソングライターとしてこれからもやっていきたいなと思っています。楽曲提供ともやっていきたいですね。とは言え、声優やアイドルをやっている自分も好きです。色々なわらじを履いていきたいですね。

芹澤:私は「声優・芹澤優」として認知してもらいたいので、もっともっと声優として色々な作品に出たいです。今の私がすごく好きなので、アニメのタイアップ曲とかも歌って、より良い自分になっていきたいなと思っています。“究極の芹澤優ちゃん”になりたいです。

――今後こういう曲をやってみたいというイメージがあればお聞かせください。

芹澤:青春ど真ん中の分かりやすいアイドルソングをやりたいなと思っています。私のソロ曲で「最悪な日でもあなたが好き。」っていう曲があって、「おれも―!」っていうコールが入る部分があるんですけれど、だいたいアイドルってそういう楽曲って1つはあるはずなんですが、i☆Risには意外とそういう曲がないんですよね。i☆Risのド王道アイドルソングを聞いてみたいですね。

山北:じゃあ、全力コラボ企画として「芹澤優コラボ」を…(笑)

芹澤:メンバーとコラボするの!?

若井:でもやってみたいかも!メンバーによるプロデュース楽曲ってアイドルではよくありますよね。

山北:私は(若井)友希プロデュースでアカペラ曲やりたい!!

若井:それ友希の要素でもないじゃん!

芹澤:久保田と茜屋が何持ってくるか想像つかないね(笑)

山北:アルバム収録曲ならできそうじゃない!?

――インターネット番組「アニソン神曲カバーでしょdeショー‼︎」ではメンバーが出演するたびに不仲説が検証されていますが…(笑)。もはやネタに見えて、今はすごくいい関係ですよね。

山北:仲良いって言っちゃったらそれ以上は上に行けない気がしているので、「いい」とは言わないようにしています(笑)。完結した感が出てしまうので、今後も切磋琢磨していければなと思います。

若井:(言うのが)恥ずかしいんです。

――最後に、今後のi☆Risとしての意気込みを教えてください。

山北:女性アイドルグループで10年以上、オリジナルメンバーでやっているのは私たちくらいだと思います。しかしまだまだ衰えることを知らず、さらに成長してビッグになりそうな予感があるので、皆さんぜひチェックをお願いします☆。

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