高橋ひかる「国民的美少女コンテスト」グランプリがコンプレックスだった過去「すごく悩みました」
2023.08.10 16:43
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女優の高橋ひかる(「高」は正式には「はしごだか」)が10日、都内にて開催された帽子デザインコンテストのイベントに出席。芸能界デビュー以来持っていたというコンプレックスを明かした。
高橋ひかる、地元・滋賀に帰ってやりたいこと
高橋は浴衣に帽子を被った姿で登場。「浴衣にあしらわれているのが梅なのですが」といい、浴衣の青い柄と梅の組み合わせが涼し気な感じがしてお気に入りだと明かした。この夏に浴衣で行ってみたい場所を尋ねられると、地元・滋賀の琵琶湖の辺りや花火大会、さらに京都などについて「散歩できたらすごくすてきなのだろうなと思います」と声を弾ませた。滋賀にはしばらく帰ることができていないそうで、「移動とかもしやすくなってきたので、地元に帰って、恩師やお世話になった方々に、自分で自信を持って会えるファッションや姿で挨拶とかできたらすごくすてきなんだろうなと思って憧れます」とにっこりと微笑んだ。
高橋ひかる「国民的美少女コンテスト」グランプリがコンプレックスだった
「殻を破ったと感じた瞬間」が話題に上がると、高橋は「脱!美少女コンプレックス」とフリップに書いて回答。芸能界に入ったきっかけが「第14回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞したことだったと告げ、「そのコンテストが自分の中で大きすぎて」と続けた。「コンテストによって自分は事務所に入れたし、コンテストでグランプリを獲ったからこそお仕事に繋がって」とするも、仕事現場では「美少女コンテストグランプリの高橋ひかるさんです」と紹介されることが多かったと振り返った。「高橋ひかるという自分の名前よりも、何者なのかということを説明する言葉『美少女コンテストグランプリ』ということがずっと付きまとう。……すごく名誉のあることだし、誇れることではあると思うのですが、自分の中では『この言葉に相応しい人間なのか』ということもすごく悩みました」と明かした。
さらに「自分自身はすごく明るい性格なのですが、そのタイトルが付くことによって自分の行動がすごく小さくなっちゃうのですね。バラエティが大好きなのに、ちょっと元気にやってみると『そんな無理せんでもええんやで』みたいになっちゃうことが当時すごくコンプレックスでした」と述懐。「一度お仕事を休養させて頂く機会もあったのですよ。体調を崩してしまって。そのときに『本当にやりたいこと』とか、『自分のありのまま』とか、『人間は変わって行くものだからどんどん変わっていっていいんだな』と吹っ切れたときがありました」と回顧した。
「コンテストで受賞したときから少しずつ成長していく姿もお見せできたらいいなと思って」といい、「私の大事なコンテストの記憶ですが、そこをバッと破いて、『自分らしくいよう』と思えたきっかけの言葉です」と、「脱!美少女コンプレックス」に込めた思いを説明した。(modelpress編集部)
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