「花束オオカミ」最終回で“恋の共犯関係”明らかに オオカミちゃんが本音吐露で涙「私の苦しみを肩代わりして…」

「花束とオオカミちゃんには騙されない」

「オオカミには騙されない」シリーズでは、参加メンバーの中に恋をしてはいけない役割を与えられた「“嘘つき”オオカミ」が潜んでおり、それゆえに毎シーズン予測不能な恋の駆け引きや筋書きのない心揺さぶるドラマが生まれ、幅広い年代に人気を博している。

最新作では、最高の恋を手にするために集まった男女が、デートや共同作業を通して“真実の恋”を叶えようと奮闘。ただし、女性メンバーの中には恋をしてはいけない「“嘘つき”オオカミちゃん」が1人以上潜んでおり、女性ならではの甘い誘惑や切ない嘘で参加メンバーを翻弄する。また今シーズン限定の、『「“嘘つき”オオカミちゃん」は、メンバーから2人きりで花束を手渡された際に一切の嘘をついてはいけない。ただし、花束を受け取った「オオカミちゃん」が自らの正体を明かしたとしても、花束を手にしている場合に失格は免除され、最終告白へ進むことができる』という内容の“花束ルール”も男女の恋物語を大きく動かしていく。

女性メンバーは女優の齊藤なぎさ（19）、インフルエンサーのかりん（17）、韓国人インフルエンサーのちせ（24）、女優でドラマーの中川紅葉（22）、アーティストの永井愛実（20）、モデルの美月（22）（以下表記はなぎさ、かりん、ちせ、くれは、まなみ、みづき）。

男性メンバーは俳優の今井竜太郎（17）、俳優の柊太朗（22）、俳優の夏生大湖（21）、モデル・アーティストのマテウス（22）、韓国人アーティストのロビン（19）（以下表記はりゅうたろう、とうたろう、おみ、マテウス、ロビン）。

最終紅白前、意味深LINEの真意は？

最終告白前、最後に入り乱れたLINE。みづきの太陽LINEではマテウスと陶芸教室に連れて行く。そして帰り道、「最後に聞いておきたいことない？」と自分で用意した花束を渡して尋ねる美月。果たしてマテウスは“オオカミちゃん”か尋ねたのか、みづきの真意は―――――？

ちせは、一途に想い続けてくれていたおみを月LINEで呼び出し、「いっぱい誘ってくれたから1回はちせから誘いたかった」と話した。

前回、メンバーの間で衝撃が走ったロビンからみづきへの太陽LINEはみづきの誕生日サプライズだった。

くれはがとうたろうに使った月LINEはなぎさへの後押しのためだった。なぎさがハグを待っていることを聞いたとうたろうはすぐになぎさを呼び出し、花一輪をプレゼントとして渡し、ハグする。なぎさは「世界で一番キュンキュンした」と喜び、自分からも抱きついた。

中川紅葉・美月・永井愛実の結果は…？

男子から女子へ行う「最終告白」のルールは、男子から告白された女子は、告白がOKの場合、風船を渡す。自身が「オオカミちゃん」だった場合に風船を手放す。

まず、りゅうたろうがくれはに「こんなに人を好きになったのが初めてで、その人がくれはちゃんで良かったです」と告白。くれはが風船を返すと成立すると、りゅうたろうは「心配かけんな」と笑顔で抱きしめ、2人は安堵した表情を見せた。

次にマテウスがみづきに「色々時間いっぱいあって予想以上に好きになっちゃった」と告白。みづきに2回も花束ルールを使うチャンスがあったマテウスだが、2回目も「俺といて楽しかった？」と、“オオカミちゃん”だと聞かず。みづきは“オオカミちゃん”じゃなかったが「疑ってたっしょー！」と突っ込み、マテウスは「めっちゃ疑ってた（笑）」と打ち明けた。

そして、第7話で視聴者の投票によって“オオカミちゃん”だと疑われ、番組放送途中で脱落してしまったが前回、視聴者投票で見事復活したまなみは、ロビンから告白を受け、無事に成立。脱落前、まなみに花束を渡し“オオカミちゃん”じゃないと知っていたロビン。まなみは、「まなみがオオカミじゃないって知ってたからそれで脱落しちゃったから私と同じくらい悲しんでくれて…まなみもロビンくんのことめっちゃ好き」と待ち続けてくれたロビンに感謝した。

ちせ、夏生大湖と共有していた秘密明らかに

そして、おみは「毎日毎日ちせのことを考えて、辛いことも楽しいことも全部すごく良い思い出でした。今日まで考えてきたちせのことこれからもずっと大好きです」と告白するも、ちせは風船を離した。

ちせが日本語で書いた手紙には「いつか終わりが来るのを知ってて好きになってしまってごめんね」という言葉が。そして中間告白の後、おみが花束を渡し、真実を知っていたことが明らかに。「どうであれ気持ちは変わらんしどうなったとしてもちせを想い続けたい」というおみにちせは号泣しながら「私はオオカミちゃんです」と回答。「これを知ってても最後まで一緒にいてほしい」とおみの手を握り、おみも「最後までそのことを忘れて楽しく笑おうよ」と約束した。

これまで秘密を共有していた2人。ちせは「自分が背負っているものを一番好きな人に背負わせてしまったこと本当に後悔しています」と後悔の念をつづり、「私が何度も負けそうになったときいつも手を差し伸べてくれて、手を繋いでくれてありがとう。その手にいっぱいいっぱい救われました。私の苦しみを肩代わりして最後まで隣にいてくれてありがとう」とおみへ感謝した。

齊藤なぎさ、柊太朗にしていた“苦い初恋”

最後にとうたろうがなぎさに告白。中間告白後、なぎさからのアプローチで急接近し両想いになった2人。とうたろうが「なぎさは俺にとって一番の大切な人」と見つめ、「もしよかったらこれからも一緒にいて下さい」と手を差し伸ばしたが、風船は飛んでいった。「そっか…」と呟くと、涙が込み上げて来たとうたろう。なぎさからの手紙には、最初は自分の役割を全うする気持ちでいっぱいだったこと、とうたろうとデートをしたときから気持ちが変わったこと、とうたろうから疑われず「いつ花束を渡されるのか、と怯えていた私にとってそんなとうたろうの姿はとても眩しかった。その眩しさに目を閉じてしまいそうになったとき、これが恋なんだと知りました」と本当に恋に落ちてしまったとつづられていた。

手紙の最後には「わがままかもしれないけれど、私のことを忘れないでくれますか？」という質問と、とうたろう宛の花束が。とうたろうは「忘れるわけ無いです。死ぬまで忘れないと思います」と即答。オオカミの着ぐるみを脱いだなぎさも「苦い初恋ですね。とうたろうに恋できてよかったなって思います」と涙を流してインタビューに答えた。

実は最終告白前、くれはがなぎさに“花束ルール”を使っていた。「もし何かを抱えているなら一番一人で抱えてほしくない人だし、知りたいなと思っていることがある」と言われると、なぎさは目に涙をいっぱい溜め、「ごめんね」と“オオカミちゃん”であることをカミングアウト。「オオカミじゃなきゃ良かったって思うことがいっぱいあって、私がオオカミなのに皆のこと騙して残っているみたいですごく辛くて…」とこれまでの葛藤を打ち明けており、そのためにくれははとうたろうにLINEを使っていた。

「花束オオカミ」感動の結末にスタジオも涙

ロビンとの最後のデートで決意していたかりんは、最終告白に出ないという結果に。人知れず秘密を共有し、“恋の共犯関係”にあった2組の真実にスタジオも涙し、飯豊まりえは「花束をもらっている間だけ正直にいれるっていうルールが良かった」と、滝沢カレンも「なぎさちゃんにとってくれはちゃんはスーパーヒーローだったと思うし、ちせちゃんにとってそれはおみくんだったから、2人にとって別れは辛かったけどそれ以上の温かさはここでもらったと思いました」と振り返った。

なお、飯豊は今シーズンでスタジオを卒業することを発表。また、ABEMAプレミアム限定エピソードを3週連続で配信。5月21日第一夜はちせとなぎさのエピソード、5月28日第二夜はくれは＆りゅうたろう、みづき＆マテウスのWデート、6月4日第三夜はまなみ＆ロビンの韓国帰国前最後のデートを配信する。（modelpress編集部）