主婦YouTuberがファービーを改造 AIで会話が可能に
4月4日、「よめ子」（登録者数61万人）が「【打倒猫型ロボ】我が家に新しい家族が増えます【ChatGPTを用いた手作りAI搭載ファービー】」と題する動画で、電子ペットぬいぐるみ・ファービーを改造する様子を公開しました。
壊れたファービーを入手
よめ子は、フルリフォームから始まり、スマートロックやiPadまで、何でもDIYしてしまう謎の専業主婦YouTuberです。「料理下手を克服したい」という思いから開始した「旦那の月収が15万なので1カ月食費1.5万円生活」シリーズをきっかけに注目を集めました。
壊れたファービーを手に入れたよめ子。ファービーを改造して新たな家族の一員にするといいます。ファービーとはアメリカのTiger Electronics社から発売されている電子ペットのぬいぐるみで、最初は“ファービー語”という特有の言葉しか話すことができませんが、毎日世話することで成長し、人間の言葉を覚えるようになります。
新しい家族に
ファービーを解体し、むき出しになった体内からモーターを見つけたよめ子。このモーターを制御する装置を自作していくといいます。
よめ子はラズベリーパイ（ラズパイ）と呼ばれるコンピューターに回路を組み込んだ後、自身で修理した“自作パソコン”にモーターを繋ぎ合わせファービーを動かしていきます。そうしてファービーの「肉体の制御」を終えると、次は「精神の制御」に取り掛かります。
人間の話しかけた言葉をコンピューターで文字起こしし、AIで回答できるように改造していくそうで、“自作パソコン”にファービーを繋ぎ、人工音声を選んであっという間に「精神の制御」も完了してしまいました。
最後に組み立て直し、元通りの姿に戻すと改造ファービーが完成。動画内では説明されていませんが、今話題の対話型AI・ChatGPTを活用しているようです。
新しい家族となったファービーに夫を紹介すると「よろしくお願いします」と答えします。さらに「あなたの名前は今日からファービーです」と話しかけると「了解です。今日からファービーと名乗ります」と礼儀正しく返事をする姿を披露しました。
よめ子によると今回のDIYは、初代ファービー（0〜4000円）、モータードライバー（150〜900円程度）、パソコンとマイコンと電子工作用品（所持品）で完成したとのこと。
コメント欄では、「発想が素敵すぎます」「動画の内容が半分以上分からなかったけど、よめ子さんが凄いと言う事だけは充分伝わった」と驚きや称賛の声が寄せられています。
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