堂本光一、“本番中ハプニング”佐藤勝利の対応に成長実感 北山宏光も刺激＜「Endless SHOCK」開幕記念会見＞

堂本光一、“本番中ハプニング”佐藤勝利の対応に成長実感

2作同時上演という史上初の試みをしている今回。長きにわたって同作を上演している堂本も混乱することがあるようで、「Endless SHOCK -Eternal-」の公開ゲネプロにて、実は舞台裏で着替えるタイミングを間違えてしまいバタついていた瞬間があったことを告白。

さらに本編の初日には、コウイチとショウリの間で確執が生まれてしまうシーンにて、堂本がセリフを飛ばしてしまうハプニングもあったという。「セリフをぶっ飛ばして…でもそれを勝利が何食わぬ顔で繋げてくれたので、お客さまにはバレなかったんじゃないかなと思います」と佐藤の機転のおかげもあり、その場を乗り切ったという。

昨年からライバル役として出演している佐藤。昨年は不安が大きい様子だったが、そんな佐藤の姿を見て成長を実感しているようで、堂本は「すごく堂々としてくれてるし、もう稽古の時から常に100％全力でやってくれていて、自分の引き出しをたくさん増やしていくっていうことを自らやってくれていたんです。その中で少しずつ『落ち着くところは落ち着いていいよ』っていう話ができるようになって、それってすごいことなんです。本当にすごい成長したなと感じます」と絶賛した。

それを受け、佐藤は「去年は僕がすごく自信がなくて、1ヶ月で本編とEternalを同時に稽古すると聞いた時は『これ大丈夫かな…』という不安がありました。でもその時に光一くんに電話したら『絶対大丈夫だよ、勝利なら大丈夫だよ』って言ってくれて、それがすごく嬉しかったんです」と堂本からの言葉を紹介。「なので、今年も光一くんが信じてくれるからやらなきゃな、やれている姿を見せなきゃと思っています」と力強く意気込んでいた。

北山宏光、佐藤勝利に刺激

昨年に続き、佐藤とWキャストでライバル役を演じるKis-My-Ft2の北山宏光は、「稽古場で同時に順番に稽古をするのですが、自分の役を俯瞰で見続けるっていうのが初めてだったので『勝利はこういう台本の見方をするんだ』とか、光一さんがおっしゃっていたように成長を間近で感じて、『僕も負けてられないな』とポジティブな気持ちでいられました」と佐藤の成長に刺激を受けていたという。

最初の挨拶で「帝劇でやらせていただくっていうことに、本当に感謝しています。（昨年の）博多が終わった夜に、光一さんが『宏光のEternal見たいな～』って言っていたので、ものすごくハードルが上がっております」と話していたが、頼もしいカンパニーからの刺激により、「1ヶ月後ステージに立てる時は、博多の時よりももっといろんなことができるんじゃないかなと思っています」と宣言していた。

開幕記念会見には、堂本、北山、佐藤のほか、越岡裕貴（ふぉ～ゆ～）、松崎祐介（ふぉ～ゆ～）、中村麗乃（乃木坂46）、島田歌穂、前田美波里が出席した。

2作同時上演「Endless SHOCK」

堂本が20年にわたり牽引している舞台「SHOCK」シリーズ。新型コロナの影響により、「Endless SHOCK」帝劇公演は2020年2月26日の公演をもって中断。同年3月には本編を無観客で撮影し、2021年2月1日には全国82の映画館で映像作品として公開していた。

そしてニューノーマルな状況下での新たな「SHOCK」を構想し、同年9・10月に大阪・梅田芸術劇場にて「Endless SHOCK -Eternal-」を発表。2020年以降、コロナ禍に対応したエンターテイメントを発信し続け、2022年5月31日の昼公演にて、堂本自身のミュージカル単独主演記録を更新し、「SHOCK」上演1900回を達成している。

2022年には福岡・博多座にて2年半ぶりに本編を上演。そして2023年は、「Endless SHOCK」と「Endless SHOCK -Eternal-」を2作同時上演するという、世界でも類を見ない試みを実施。帝国劇場における本編上演は3年ぶり。同じ劇場で、同じキャストで、舞台セットの異なる2つの物語を同時に演じる。

ライバル役の北山、佐藤が出演するほか、越岡、松崎、高田翔、原嘉孝、ジャニーズJr.の深田竜生・阿達慶、石川直、前田、島田らが出演。そして中村がこの度カンパニーに新たに参加。

Wキャストの佐藤と前田は前半の4月9日～5月4日、北山と島田は後半の5月7日～5月31日までに出演する。（modelpress編集部）