Repezen Foxx 240時間生配信の登録者数推移を徹底調査
12月28日、「Repezen Foxx」(登録者数398万人)が10日間にわたる連続生配信を終えました。総額1億5000万円という超大型のプレゼント企画を引っ提げ、チャンネル登録者400万人達成を目指したものの、期間中に達成はできなかったレペゼン。今回は、配信中の登録者数の推移についてまとめました。
レペゼンの240時間生配信
“YouTube引退”を発表し、大きな注目を集める中で18日に始まった生配信企画。登録者を順調に増やし、25日にはDJ社長がライバル視する「コムドット」(同401万人)を抜いて、“勝利宣言”も飛び出しました。ところがその後登録者が急減。再びコムドットに抜かれた上、プレゼント企画も中止に。企画は波乱の展開となり、登録者数は395万人で幕を閉じました。ちなみにDJ社長は、年内400万人達成を目指して生配信を再びスタートしており、記事執筆時点で目標達成まであと2万人に迫っています。
なお、今回の生配信をめぐっては、ユーチュラの読者からチャンネル登録者の“購入疑惑”を指摘する声が何件も届きました。この疑惑について先に結論を述べると、不明です。今年9月、ユーチュラはレペゼンのインスタグラムのフォロワーについて調査し、“水増し”が濃厚という記事を公開しました。しかし今回は、そのような結論には至っていません。
登録者数の推移
現在、YouTube上で公開されているチャンネル登録者数は概数表示で、Repezen Foxxの登録者数は1万人単位で表示されます。今回の生配信では画面上にリアルタイムの登録者カウンターが表示されており、ユーチュラでは、生配信のアーカイブからカウンター部分を1秒単位で画像解析して登録者数を抽出し、データ化しました。
以下のグラフが10日間の推移をまとめたグラフで、特徴的な動きをした箇所に番号を振っています。欠損部分は登録者カウンターが表示されていなかった期間です。
以下、特徴的な部分について解説します。時間はアーカイブから計算された時刻のため、実際の時間とはズレている可能性があります。
① 生配信スタート配信は18日の18時30分頃にスタートしました。その登録者は374万49637人で、当日中に4万人増やす幸先の良いスタートを切っています。
② 概要欄にURLを掲出し、1時間で4000人増加20日 0時28分、DJ社長が動画概要欄にプレゼント企画のURLを掲出。1時間で382万3274人→382万7582人と約4000人増加しました。
③ 20分で3000人減少21日 9時36分 383万7990人→20分ほどで約3000人減少しました。
④ スプラトゥーン配信中でに10分で2000人増加23日 14時6分 384万4395人→約10分で2000人増加。DJ脇のスプラトゥーン配信中でした。
⑤ コレコレの暴露後にカウンターが非表示に23日の22時44分~、「コレコレ」(同191万人)がDJ脇とDJ銀太の薬物使用疑惑を生配信で取り上げました。これを受け、チャット欄には「コレコレ」の文字が踊り、22時55分時点で385万340人だった登録者数は3分ほどで200人減少。画面上からはカウンターが消えました(22時58分)。カウンターは23時36分に復活しますが、その数分後にこの配信枠は終了します。
⑥ カウンター非表示の10時間で1万4000人増加続くアーカイブのパート12・13ではカウンターが一切表示されず、24日の9時39分に始まったパート14でカウンターが復活。その時点での386万4460人。約10時間で1万4000人あまり増加したことになります。
⑦ 概要欄におみくじページへのリンクを掲出し登録者が急増24日18時10分頃、登録者は386万9778人。動画概要欄におみくじページへのリンクが掲出されました。DJ社長はサーバーを30倍に強化したと話します。バン中村をゲストに迎える中、登録者数が急増し、翌朝までに391万人を突破しました。
次ページ:20分で4000人減少
⑧ 20分間で4000人減少25日 7時42分頃から減り始め、一時カウンターが非表示に。20分ほど経ってカウンターが再度表示された8時8分の登録者数は390万5350人。約4000人減少していました。
⑨ カウンター非表示の1時間で1万4000人増加25日16時15分~17時18分までカウンターが非表示に。その間、登録者数は391万2561人→392万6503人と約1万4000人増加しました。
当時、DJ社長らはヒカルの格闘技企画「バトルミリオネア」に出演中で、配信はDJふぉいが担当。「登録者(カウンター)出さないと怪しまれる」との視聴者からの声に、ふぉいは「そんなヤツは気持ち悪いし嫌だな」「さすがに(ギフト配布中の)このタイミングで買わん。もっと早いタイミングで買っとる。買うなら」と答えています。
カウンターが非表示だった17時8分、バトルミリオネアの生配信でヒカルとDJ社長がギフト企画を告知。「概要欄のほうにレペゼンのプレゼント企画のやつ張ってるんで」と話しています。
バトルミリオネアでは、18時32分からDJまるvsみっき~がおこなわれ、レペゼンがコムドットの登録者を抜いた18時43分にDJ社長がコムドットに勝利宣言をおこなっています。18時51分から銀太vs名人の試合が始まりました。
⑩ 数分で3万3000人減少26日 7時20分→7時25分にかけ、登録者数が396万5057人→393万1974人と約3万3000人も急減しました。
DJ社長は、インドネシアでプレゼント企画を実施したときも同様の急減に見舞われたと話し、プレゼント企画に大量応募した「業者」アカウントがYouTube側の「調整」により削除された可能性に言及します。
⑪ 翌日にも3分間で3万4000人減少27日 6時29分→6時32分にかけ、394万4515人→391万43人と、約3万4000人減少。
前日と同じ現象にうろたえるDJ社長たち。DJ社長は、チャンネル登録していたにもかかわらず、知らないうちに勝手に解除されているという現象を報告します。
8時10分、DJ社長は「キャンペーンは失敗に終わりました」と述べ謝罪。プレゼント企画自体がYouTubeのポリシー違反にあたる可能性に触れ、今後は「正々堂々と実力で(登録者を)増やします」と語りました。
⑫ 銀太とまるが土下座で登録を呼びかけ27日 23時21分、登録者は392万5000人。銀太とまるがチャンネル登録を必死に呼びかけ、その後土下座。日付変わって1時10分には392万9020人と、1時間50分で約4000人増加しました。
⑬ 終盤で1時間で1万人急増マッサージ店で施術を受けるメンバーたち。登録者は394万人を超えたり下がったりを何度か繰り返した後、13時54分に394万人を突破。その後登録者が急増し、14時44分に395万人を達成しました。
登録者が急に減った理由は?
登録者の推移で最も特徴的なのは、⑩と⑪の急減です。
調査中に気づいたのは、⑩⑪の減少がそれぞれ前々日の増加に対応しているように見えることです。24日18時頃~25日にかけての約4万2000人の増加に対し、26日の朝(⑩)の3万3000人の減少。25日17時頃~26日朝までの約3万6000人増加に対し、27日朝(⑪)の3万4000人減少という具合です。
こう考える理由は、②と③にも同じような減少が見られるためです。20日0時半ごろから4000人増加(②)したのが、21日9時半頃に(③)3000人減少しています。
YouTubeヘルプによると、登録者の急減の理由はユーザーが自分で解除した場合以外に、
・YouTube によって不正なチャンネル登録者がチャンネルから削除された。
・YouTube によって、閉鎖されたアカウントがチャンネルから削除された。
とされています。⑩⑪は、数分間で3万人以上も減少しており、機械的に何らかの操作がおこなわれたことは間違いありません。
上に挙げた急増ポイントでは、いずれも「おみくじページ」からの登録が呼びかけられていました。おみくじページは、まず「LINEでログイン」し、次に表示されるチャンネル一覧の「登録する」ボタンを押して各YouTubeチャンネルのページに飛んでいくという流れでした。(現在おみくじページは閉鎖されています)
これは憶測ですが、LINEのアプリ内ブラウザから一斉に、特定のチャンネルの登録者が急増したことが、YouTubeによって不正とみなされたのではないかと思います。
次ページ:14万人増えたのが2日で帳消しになったチャンネルも
他のチャンネルとの比較
以下は、登録が必要とされたチャンネルのうち、主な3つのチャンネルの24日以降の登録者の増加数をまとめたグラフです。このグラフの登録者数は、YouTube上で公開されている数値をもとにしています。
いずれのチャンネルも24日から急増し、26日の早朝に急減。その後、27日早朝に再び急減しました。レペゼンはその後登録者を回復していますが、ヒカルと令和の虎は増えていません。ピーク時の増加数は、令和の虎が14万1000人、レペゼンが11万人、ヒカルが9万人となっています。
その他のチャンネルも24~25日にかけての増加数は、「桑田龍征」14万4300人、「銀座ななえ」14万4000人、「ドラゴン細井」14万2000人、「年収チャンネル」13万9000人と、いずれも14万人前後増加しています。
それと比べるとレペゼンとヒカルの増加数が少ないのは、もともとチャンネル登録していたユーザーが多かったためだと考えられます。最も増加した桑田龍征は、23日時点では登録者が2万5700人しかおらず、桑田の増加分である14万4300人が、応募者数に近いのではないかと思われます。
ちなみに桑田の登録者数は、24日に8万人、25日に17万人を記録。しかし26日に8万7000人、27日には2万8800人に。さらに30日現在では2万5700人と、完全に元の数字に戻ってしまっていました。
チャンネル登録引き換えのプレゼント企画はグレー?
YouTubeの「スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシー」では、禁止事項として「インセンティブスパム」が挙げられています。これは
視聴回数、高評価、コメントなど YouTube のエンゲージメント指標を販売するコンテンツ。このタイプのスパムには、チャンネル登録者数や視聴回数などの指標を増やすことだけを目的とするコンテンツも含まれます。(YouTubeヘルプ)
というもので、チャンネル登録と引き換えに賞品を渡すなどの行為は、このポリシーに違反する可能性があります。
そのため、日本ではYouTuberがプレゼント企画を実施する場合、チャンネル登録ではなくツイッターのフォローやリツイートが呼びかけられるケースがほとんどです。
DJ社長は今年8月に「令和の虎」の“虎”たちの出資を受けて総額1500万円分のプレゼント企画を実施し、自身や令和の虎関連の登録者数を大幅に増やすことに成功しました。虎たちへのプレゼンの際、YouTubeのポリシー違反の可能性についてDJ社長は、プレゼント企画は「グレー」だとしつつ、「(YouTube)動画でチャンネル登録を呼びかけない」「概要欄にチャンネル登録が条件になることを書かない」ことが「ホワイト」なやり方だと説明していました。
その成功を受けて、今回は10倍の規模でプレゼント企画を実施したのだと想像できますが、思わぬ形で足元をすくわれる結果になったようです。ちなみにDJ社長は登録者の急減について、BANされないだけマシで、Googleに問い合わせはしないとしています。配信中にメンバーたちは何度もチャンネル登録を呼びかけており、DJ社長が自ら語ったグレーな行為にあたると考えているのかもしれません。
最後に読者から質問のあった登録者の“購入疑惑”ですが、増減を調査した中では明らかに不審な部分はなく、従って登録者の購入を疑うには至りませんでした。
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