古家正亨、BTSなどアーティスト裏話の執筆依頼断るワケ「一番自分が嫌なのが…」
2022.12.16 23:18
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MC・ラジオDJの古家正亨が16日、都内で開催された書籍『K-POPバックステージパス』発売イベントを開催。アーティストについて裏話の執筆依頼を断る理由を述べた。
古家正亨、BTSなどアーティストの裏話執筆を断るワケ
本作は、韓国関係のイベントMCやラジオDJなどを務めてきた古家にとって初のエッセイ。古家はこれまでにサイン本が届いたファンから「サインは要らなかった」というまさかの反応があったことを明かしつつ「だからサイン会をやっても、きっと来てくれないんだろうって思っていたんです。ありがとうございます」と詰めかけたファンに感謝した。本の内容に関しては「今だから言えますけど、出版社の方からはこういう風に言われたんですよ。『売れる本を作りたいので、BTSとかBTSとかBTSとか、裏話とか何か書いていただけると』みたいな話があったんです。でも、僕はこういう仕事をしていて一番自分が嫌なのが、アーティストの裏話をして稼ぐことなんですよ」と語り、MCはファンとアーティストを繋ぐ仕事であり、裏話や知識を売る仕事ではないと強調。
自分の人生の中における韓国との繋がりを当時の出来事とシンクロさせていく手法を取ったと説明し「2009年から2010年って一番大きな動きがあった年なんですね。だから、そこまでに至る流れを書いたらどうでしょうかっていう話になったんですね」と執筆のプロセスを振り返った。
また古家は、仕事の現場では良いところも悪いところも目にすることにも言及し「時々折れるときがあります。『はあ、やっぱりファンでよかったのにな』って。なんですけれども、そういうファンの皆さんとスターのすごくいい関係を繋ぐ役割じゃないですか。だからこそ、自分が多少傷ついても、ファンの皆さんが喜んでもらえるような、そういった時間や空間を作るのが自分の仕事だと思って、割り切って今の仕事をしているっていうところも実はあるんです」と胸の内を明かしていた。
古家正亨、本・ラジオで伝えたい思いとは?
そんな古家はラジオを小さいころから愛してきたことにも触れ「自分の原点であるラジオで、知らない文化、知らない音楽、素敵な音楽を伝えたいっていう気持ちから、韓国の音楽をラジオで伝えるようになったんですね。そういう一つのこと、一つのものに対して、夢とか希望とか、そういう思いを持っていらっしゃる方がこの本を読んでいただけると、共感していただけることはたくさんあると思います」とアピール。また「この本はK-POPの本であることは間違いないんですけれども、僕のように、お金とか名声とかそんなことはどうでもよく、ただひたすら好きなことを、好きなものを誰かにどうにかして伝えたいっていう、アホな男の一代記みたいな。そんなところを皆さんに読んでいただけると、きっとより多くの方に楽しんでいただける本になっているかなという風に思います」とも話していた。
この日は古家を祝福するために、韓国の7人組女性アイドルグループ・Billlie(SHEON、シユン、ツキ、スヒョン、ハラム、ムン・スア、ハルナ)も駆け付けていた。(modelpress編集部)
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