

鞘師里保、連ドラ出演を通して感じた変化「自分の心の扉が開くような感覚があった」
11月16日に3rd EP『UNISON』をリリースする、ソロアーティストの鞘師里保。2022年は音楽だけでなく連続ドラマに出演するなど女優としても目覚ましい活躍してきた彼女に、改めてこの1年について話を聞いた。(前後編の後編)
──今年全体を振り返ると、1stツアーや2nd EPのリリース、そして連続ドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』に舞台「スルメが丘は花の匂い」への出演と、音楽と演技、両方での活躍が印象的です。それぞれが相互に作用することや、表現という面で変化を感じることはありますか?
鞘師 今までは演技に対しての苦手意識がすごく強かったんですけど、歌を試行錯誤するのと同じように演技も試行錯誤できる部分を発見できて楽しめるようになってきましたし、音楽と演技は対極にあるものじゃないなと思えるようになりました。演技で関わる方は言葉の使い方が面白かったり、興味を持っていることがすごく幅広い方が多いイメージで、価値観を共有するのも楽しくて。
「ライブ見に行くよ」と言ってくださる方もいますし、すごくいい循環ができているなと思います。あとは音楽のことばっかり考えている時間に演技の仕事があるとそれが気分転換になったり、演技のことを考えつめているときには「次のEPどうしますか?」と話すのが楽しみになったり。お互いがいい感じで作用しているなと思いました。
──音楽では鞘師さんがやりたいことや鞘師さんらしさみたいなものを突き詰めている印象がありますが、今年演じられた役は今までにない新鮮なキャラクターが多かったですよね。
鞘師 そうですね(笑)。新鮮すぎてちょっと戸惑ったりもしたんですけど、自分と離れている役をやるとちょっとだけ自分の心の扉が開くような感覚がありましたね。拙い部分はあったかもしれないんですけど、やってよかったなぁと思います。例えば夜の街で10回くらい大声を出して怒るシーンは、撮っていてすごく気持ちよかったですね(笑)。
もう24歳だし大人にならなきゃと思うときもありますけど、少女の役では童心に帰ることもできて、舞台を見に来てくれた音楽関係の方たちが「こういう顔があったんだね」と私のことを知ってくれたりしたので、いろんな役を演じることと自分のやりたいことの両方をやっていることが、私自身にも周りの人たちにも相互にいいヒントになる部分があるのはいいことだなと思います。──以前のインタビューでは「ドラマの現場は回してくれる人がいるとありがたいけど、お互いに人見知りだと自分から話しかけるようにしている」「天気の話が鉄板」と話してくださったのですが、最近はどうですか?
鞘師 前よりは慣れてきた、くらいですね。やっぱり回してくれる人がいるとめっちゃ喋りやすいです(笑)。けど、そうやって回してくれる方がいらっしゃっても相槌ばかりだったのが、普段と変わらないテンションで話せるようになってきていますね。人見知りがなくなったとは決して言えないんですけど(笑)、共演者の方たちと打ち解けやすくなりました。
──最近ではご自分でレコーディング用のマイクを購入するなど、おうちでお仕事をすることもあるようですが、オン・オフの切り替えはどうしていますか?
鞘師 正直に言うと、切り替えは全然できないんですよ(笑)。よくないかもしれないんですけど、やるというモードに入っちゃったらひたすらやっちゃうんです。例えば家でリハーサルの映像を見始めると、3分くらいのダンスをノンストップで6時間くらい見続けちゃうんです。止められなくて(笑)。そういう過集中みたいなところがあるので、それをいい方に使う工夫するのが必要なのかなとは思っています。
──体調には気をつけてくださいね(笑)。最後に、鞘師さんの毎日の楽しみを教えてください。
鞘師 散歩です(笑)。ここ1、2週間くらいはめちゃくちゃ歩いていて。昨日も2時間、一昨日は3時間歩きました。楽しくはあるけどいろんなことを考えなきゃいけなくて気持ちが落ち着かなくなったり、どこに心の重心を置いたらいいか分からなくなるときがあるんです。そういうときに散歩をすると考えがまとまったり、とりあえず落ち着けたりするんですよね。今は夜の時間が過ごしやすいし楽しいので、そうやって歩いたりとか、昨日は家のベランダで虫の音とかを聞きながらお酒を飲んでいました(笑)。飲まないでベランダでぼーっとすることもありますね。それが今の毎日の楽しみです!
(取材・文/東海林その子)▽鞘師里保(さやし・りほ)1998年5月28日生まれ、広島県出身。モーニング娘。の“絶対的エース”として2015年12月までグループを牽引。ダンス留学を経て2020年9月より芸能活動を再開し、女優や歌手としての活動を本格化させている。Instagram:riho_sayashi_instaスタッフTwitter:@sayashi_staffYouTube(https://www.youtube.com/channel/UCz7dJX1Q68hzLaRjCoTEesA)
▼「RIHO SAYASHI 2nd LIVE TOUR 2022」2022年11月30日(水)@愛知・名古屋DIAMOND HALL/開演18:302022年12月1日(木)@大阪・心斎橋BIGCAT/開演18:302022年12月10日(土)@宮城・仙台PIT/開演17:302022年12月17日(土)@福岡・Skala Espacio/開演17:302022年12月18日(日)@広島・BLUELIVE HIROSHIMA/<昼>開演14:30<夜>開演18:002022年12月29日(木)@東京・Zepp Haneda/<昼>開演14:30<夜>開演18:00チケット料⾦:6,800円(税込)
関連記事
-
SKE48 古畑奈和、「自分は誰かの役に立てている」10年突き進んだ"アイドル"という職業ENTAME next
-
美女コスプレイヤー・蒼猫いな、フェチ感じる衣装で美スタイル完全解禁【写真10点】ENTAME next
-
10年ぶりの写真集、中川翔子「過去最大の露出に挑戦したきっかけは江頭2:50さんの一言」ENTAME next
-
中川翔子、すべてを出した10年ぶり写真集を語る「血管を褒められる体験は初」ENTAME next
-
桃月なしこ、話題のフォトスタイルブックからナチュラルな白ランジェリーショット公開ENTAME next
-
似鳥沙也加、まん丸バストを置きパイした泡風呂グラビアに「キュンが止まらない」ENTAME next
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
岩田剛典、もしこの夏一緒に旅行するなら三代目JSBのOMI「でも僕、ゴルフやらないんで別行動かな(笑)」WEBザテレビジョン
-
バカリズム、脚本担当ドラマの「ネタバレ」宣伝に不満 SNS運用の実態裏側明かすモデルプレス
-
【TIF2025】出演者第7弾が発表、WACKから「ExWHYZ」「ASP」「KiSS KiSS」「GANG PARADE」「豆柴の大群」の5組が出演決定!asagei MUSE
-
村重杏奈、バッテリィズ・エースの「彼女がギャンブル嫌だったらやめられる?」の回答に衝撃<しくじり先生>WEBザテレビジョン
-
渡邊圭祐、美の秘訣告白で白石麻衣絶賛「すごい意識高い」モデルプレス
-
白石麻衣、美の秘訣告白 日々続けているルーティンとは「本当にいいことだらけ」モデルプレス
-
山田優、引き締まった美腹筋チラリ 私服ショットに「憧れのスタイル」「絵になる」と反響モデルプレス
-
ブラック企業を辞めて上京→カメラマン転身 福岡出身レイヤー「高校時代から痛いオタクでした(笑)」ENTAME next
-
鈴木紗理奈「私、口が滑ったかも」 アジア大会めぐり石井亮次アナから“コメント制止”される異例事態ENTAME next