(上段左から)北川景子、藤岡弘、、吉原光夫(下段左から)橋本さとし、寺島進、リリー・フランキー、角田晃広(提供写真)

北川景子・藤岡弘、ら、松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」新キャスト発表

2022.07.13 12:31

北川景子藤岡弘、吉原光夫橋本さとし寺島進リリー・フランキー角田晃広東京03)が、2023年に放送予定の嵐・松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」に出演することが13日、発表された。


松本潤主演「どうする家康」

今作は、脚本家・古沢良太が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語となる。松本が家康役を演じるほか、織田信長役に岡田准一、家康の妻である瀬名(築山殿)役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、武田信玄役に阿部寛ら豪華キャストが出演する。

北川景子・藤岡弘、ら「どうする家康」新キャスト発表

北川は「信長・秀吉・家康をつなぐ運命の女」お市の方役、藤岡は「織田の礎を築いた信長の父」織田信秀役、吉原は「秀吉とは水と油の荒武者」柴田勝家役、橋本は「武田軍の最高指揮官」山県(飯富)昌景役に決定。

ほか、寺島は「世渡り上手で戦国を生き抜く」水野信元役、リリーは「適当こそわが人生・家康の義父」久松長家役、角田は「家康覚悟!我こそが松平宗家」松平昌久役を演じる。

吉原光夫、大河ドラマ初出演

吉原は、今作が大河ドラマ初出演。TVドラマへの出演は2020年の連続テレビ小説「エール」ぶりとなり、「一年を通すドラマ、しかも一人物の生涯の作品に関わって行くことは、体調やコンディションを整えてゆく事などで多少の緊張感もありますが、自分の日々とどう関わってゆくのか楽しみで仕方ないです」と意気込みを語った。

また、他キャストの大河ドラマ出演歴として、北川、橋本、角田は今作出演で2作目、リリーは3作目、寺島は4作目、藤岡は8作目となる。(modelpress編集部)

お市の方役:北川景子コメント

北川景子(提供写真)
北川景子(提供写真)
【役柄説明】
信長の妹。織田と徳川が盟約を結ぶのをきっかけに、家康と数奇な運命をともにすることになる。近江・浅井家に嫁ぐものの、兄・信長のせいで乱世の渦に巻き込まれる。そして彼女が生んだ三人娘もまた、家康の生涯に大きくかかわることに……。

― 演じる人物の印象と意気込みを教えてください。

戦国の乱世で家系の存続のため、家族を守るため、自分の命を全うした人物です。家のためとか家系のためと言うとそこには自分の意志とか尊厳がないように聞こえますが、私はそうではなかったと思っています。戦国に生きた武将、そしてその家族たちにとって家系の存続は何よりも重要なことであり、そのために自分がどう役に立てるのか、ということをお市の方は常に考えていて、その生き方に誇りを持っていたと思います。

何のために生きて、どんな死に方をするか。冷静に判断できる聡明さと、強さ、家族に対する愛、家の誇りを表現していきたいです。

リハや撮影では、久しぶりの大河ドラマですので前回はどんな感じだったかなと記憶を辿りつつ、初めての時よりは少し余裕を持て、良い緊張感でクランクインできました。作品をご覧になる方々に楽しんでいただけるよう、私も楽しんで撮影したいと思います。初めて共演する方々ばかりなので、コロナ禍ではありますがコミュニケーションを大事にしていきたいです。

― 古沢さんの作品の魅力は?

様々なジャンルの作品を書いていらっしゃいますが、どの作品でも登場人物のキャラクターやセリフに古沢さんのユーモアが散りばめられていると感じます。私は映画でご一緒しましたが、どうしようもない生き方をしているキャラクターに笑いと、共感と救いを与えてくださって、演じる役者への愛情を沢山感じました。どうする家康の脚本を執筆するにあたっても尋常ではないほどの取材をされていると聞きました。今回もどのように書いてくださるのかとても楽しみです。

― 共演者について教えてください。

<岡田准一>
まだ2日ほどですが、初めてお会いしたリハーサルでは岡田さんが演じられる信長の凄みに圧倒されました。セリフ、言わなきゃ、と思えば思うほど喉が締まって足がすくむ状態でした。強くて、怖くて、周りが自然と平伏してしまう、カリスマ的な信長でした。妹なので、私も強くいきます。

<松本潤>
よく番組でご一緒していたので初めてという感じがしませんが、初めて共演します。主演でありながらも現場の進行や共演者への気遣いを常に絶やさない方でした。先は長いので、温存しつつ、現場周りのことはわたしたち周りに頼ってください。

<共演を楽しみにしている人>
ムロさん。リハの時にお話しできて楽しかったです。ご一緒のシーンがあるのかどうか…。音尾(琢真)さん、山田(裕貴)さんともしっかりご一緒するのは初ですが、お稽古でもご一緒して、初日の撮影もご一緒して、お二人がいらっしゃると心が和みます。

織田信秀役:藤岡弘、コメント

藤岡弘、 (提供写真)
藤岡弘、 (提供写真)
【役柄説明】
尾張の戦国武将。どんな苦難にも負けない豪胆で勇猛果敢な人物で、領地を広げ、織田家繁栄の基礎を築く。岡崎城主・松平広忠と対立し、幼少時代の家康(竹千代)を人質に取る。信長にとっては厳格な父であり、彼の人格形成に大きな影響を与える。

― 演じる人物の印象と意気込みを教えてください。

かつて大河にて若い頃、二度も演じさせていただいた信長であり、その父親役は感慨深いものがある。あの豪胆な息子、信長を育て上げた父とはどんな人物か、色々想像すると楽しくなります。現在、4人の子供の父親としての子育てに苦労しているので、どのような父親像であのような信長に育ち、影響を受けたのか、一瞬で納得出来る父親像を、と考えてみると楽しくなりますね。

― 大河ドラマの思い出を教えてください。

今まで大河で演じさせていただいたそれぞれの武将が思い出深く、最近では、大河ドラマ7作目の本多忠勝が自分の中では坂本竜馬と織田信長と共に反響が大きく、やりがいがあり、それぞれのその人物の強烈な生き様が、一瞬に強く焼き付く様な思い出になれば俳優として本望です。

― 息子・織田信長を演じる岡田准一さんについて教えてください。

信長役の岡田准一さんにお目にかかれるのが楽しみです。これからの映像界を背負ってかれる楽しみな青年と思っております。

柴田勝家役:吉原光夫コメント

吉原光夫 (提供写真)
吉原光夫 (提供写真)
【役柄説明】
織田家家臣。体は熊のように大きく、声は柱を壊すほどデカい。小心者の家康をいつも怖がらせる。お調子者で機転が利く秀吉と対照的な、めっぽう強い無骨もの。急進的な信長を全身全霊で支えるが、やがて秀吉とは袂(たもと)を分かつことになる。

― 演じる人物の印象と意気込みを教えてください。

適役…でしょう(笑)。織田家に忠誠を尽くす所存。

― 大河ドラマ初出演にあたってのお気持ちは?

一年を通すドラマ、しかも一人物の生涯の作品に関わって行くことは、体調やコンディションを整えてゆく事などで多少の緊張感もありますが、自分の日々とどう関わってゆくのか楽しみで仕方ないです。

― 古沢良太さんの作品に初出演するにあたってのお気持ちは?

古沢さんの作品は、「always3丁目の夕日」はもちろんですが、「キサラギ」の舞台版の戯曲を、自身で劇団を立ち上げた当初に、ワークショップの題材として使用させて頂き、メンバーと語り尽くした作品です。公演こそしませんでしたが、なんか想いが残る作品です!そんな、古沢さんが描かれる家康像が、松本潤さんの演技も相まって、時代に響く像になっていて、思わず共感してしまう部分もあり、読者?としても楽しみです。

山県(飯富)昌景役:橋本さとしコメント

橋本さとし (提供写真)
橋本さとし (提供写真)
【役柄説明】
若きころより信玄を支えた筆頭重臣。川中島合戦では最前線で指揮し、上杉軍と対決。譜代家老の山県氏の名跡を継承、赤備え隊も引き継ぎ、やがて昌景の「赤備え」は武田最強部隊の代名詞となる。信玄より駿河侵攻を命ぜられ、家康はその強さに恐怖を感じる。

― 演じる人物の印象と意気込みを教えてください。

前回、大河ドラマで頂いた役柄は「平安のガンダム」と謳われた規格外に強い武将でした。この度も物凄く強い武将の役を頂き、画面からはみ出るくらいの気迫で演じたいと気合いが入ります。昌景は武力だけでなく策略や文官としても才能を発揮する、最強武田軍の中でも最強部隊を率いる猛将。「赤備え」の真っ赤な大津波を起こし、阿部寛さん演じる信玄殿に仕え、家康をガンガン追い込んでいきたいと思います。

― 大河ドラマの思い出は?

前回、大河ドラマに出演したのは「平清盛」での源為朝でした。鎮西八郎為朝は源氏きっての暴れん坊で、身長が2m10cm、左手が右より4寸も長く、弓を引けば5人を射抜く怪力。しかも年齢設定は17歳という、当時40代半ばの184cmの私が演じるにはあまりにも規格外でした。しかし監督・スタッフの方々とディスカッションしながら生まれた為朝は「平安時代のモビルスーツ」と呼ばれるようになり、インパクトを残せたと思います。私にとって今でも大事な役柄となっています。

― 武田信玄役・阿部寛さんについて教えてください。

武田信玄役の阿部寛さんとは何度か共演させていただきましたが、毎回敵対する役でした。今回は武力と知力でお支えする役。やっと味方としてご一緒できます(笑)。私も身長が長い方で、なかなか相手を見上げることはないのですが、阿部寛さんは私より少し高いだけなのに物凄く見上げてしまうようなオーラと迫力のある方。ご一緒できるシーンでは国をも超える濃さで、武田軍の最恐の空気をお共できたらと思います。

水野信元役:寺島進コメント

寺島進(提供写真)
寺島進(提供写真)
【役柄説明】
織田家に味方する三河の国人領主。家康の母・於大の兄にあたる。乱世を渡り歩いた度胸とズルさの持ち主。時折、信長の代理と称して、家康のもとを訪れては物腰柔らかく脅しをかけ、ビビらせては楽しむ、愛嬌のある伯父さん。

― 演じる人物の印象と意気込みを教えてください。

どんな状況下でも、楽しんで演じたい。そうであれば、お茶の間の方々も楽しんで観て頂けると思う。

― 大河ドラマの思い出は?

「真田丸」のリハーサルで、藤岡弘さんと一対一の殺陣の稽古がありました。藤岡さんはかなり力が入っていたのか、両者が刀を合わせた時など、木刀が折れそうになるくらいの勢いでした。気がつけば買ったばかりの自前の木刀がギザギザに波打っている状態に…。少しイラッとしたので、藤岡さんに「力が入りすぎですよ。私の木刀をみて下さいこのありさまです」と生意気に大先輩に注意したことがありましたっけ。

― 古沢作品について教えてください。

古沢良太さんのドキュメンタリー番組を観ていた時。台詞を書きながら、その役になりきって本人が声を出して、台詞を語っていました。脚本家の中でも、なかなかそういう陰の努力をする方は少ないでしょう。口語体に出来上がっているので面白いです。

― 徳川家康役・松本潤さんへメッセージをお願いします。

彼はヤンチャな面もありながら、協調性があり、知識があり、色気もあり、家康を心から愛していると感じます。そんな家康という神輿を皆々のハートで担ぎ上げますので、自身を持って、楽しんで演じてください!

久松長家役:リリー・フランキーコメント

リリー・フランキー(提供写真)
リリー・フランキー(提供写真)
【役柄説明】
家康の母・於大の方の再婚相手。織田家や水野家などその時々に同盟相手を変え、時代の風を読んで、節操なく乱世を生き延びる。美しき妻との間に3男3女をもうけ、家族を支えるために家康のもとに転がり込み、やがて徳川家のもとでヒモ同然で暮らすことに。

― 演じる人物の印象と意気込みを教えてください。

世渡りの上手い、生命力を感じるキャラクターだと思います。そういう人物なので、ユーモアも交えて演じられたらと思います。この不穏な時代に、戦を世からなくした家康の物語は必然だと思います。

― 大河ドラマの思い出を教えてください。

初めての大河で、福山雅治さん、児玉清さんと過ごした時間は尊いものでした。

― 古沢作品の魅力は?

古沢さんの描く、人間臭さのある人物描写が好きです。新しい切り口で、人間家康を見たいです。

松平昌久役:角田晃広コメント

角田晃広(提供写真)
角田晃広(提供写真)
【役柄説明】
松平氏のひとつである大草松平家の当主。松平元康(のちの家康)が当主を務める松平宗家の地位をしたたかに狙う野心家。岡崎城に戻った元康に服従しつつも、今川家や三河の国衆たちと結びつき、転覆させる機会を伺う。

― 演じる人物の印象と意気込みを教えてください。

戦国時代、武将たるもの野心があって当然です。そっちから見れば裏切りと見えることでも、こっちからすれば最初から騙していただけの事。この松平昌久という男も己の野心に真っ直ぐな武将だったのでは。そんな野心家の武将を演じさせていただけて嬉しいです。あの家康と早めに相対することが出来るのですから。早々に挑ませていただきます!勝ちにいきます!

― 大河ドラマの思い出は?

「いだてん」の撮影で印象に残っているのは、演じさせていただいた森西栄一さんの娘さんが撮影現場に見学に来られたことです。その際、森西さんが使われていたネクタイを持ってきてくださり、そのネクタイを締めて撮影をしました。娘さんの前で絶対にNGは出せないというプレッシャーもありましたが、セリフの少ない日だったこともあり、出さずに終えることができて安堵したのを覚えています。

今回は戦国武将、松平昌久役です。初めての戦国時代です。全てが新鮮で楽しみでもありますけど怖くもあります。馬術の練習もさせていただきましたので、戦国武将として馬に乗れることは楽しみです。

― 古沢作品について(初出演)教えてください。

初めて参加させていただきます。「リーガル・ハイ」は、面白さの中に熱さもあって凄い大好きなドラマです。毎週楽しみに見てました。今回の「どうする家康」もタイトルからしてワクワクしてます。追い込まれる家康を楽しみにしています。

― 共演者について教えてください。

松本潤さんをはじめ、皆さん共演させていただくのは楽しみですが、ハナコの岡部君と大河で共演するというのは楽しみです。コントやバラエティでは何度も一緒になってますけど、大河で一緒になるなんてなかなかないことなので。

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  1. どうする家康

    どうする家康

    2023年01月08日(日)スタート

    毎週日曜20:00 / NHK総合ほか

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