

【ちむどんどん】愛の記事でまたもや「時代考証のミス」が発覚?今度はフランスの歴史に誤り!
これほど明白な誤りが発生してしまうとは、東洋新聞社には校正という概念がないのだろうか。そういぶかった視聴者も少なくなかったことだろう。
7月11日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第66回では、東洋新聞の大野愛(飯豊まりえ)が執筆した「連載企画」が画面に映ることに。そこに明らかな誤りが発見されたという。
東洋新聞では愛が発案した「ズボンをはいた女の子」という連載企画を掲載。その最終回となる「未来へ向かう、ニッポンの女の子」が載った紙面を、ヒロインの比嘉暢子(黒島結菜)らが閲覧する様子が描かれた。
「その場面では沖縄料理店・あまゆの店主が『読んだよ、愛ちゃんの記事』と言いながら東洋新聞を持ち出してきて、暢子も『うちも読んだ。あらためて愛さんのことを尊敬したさ!』と記事の内容を讃えていました。ただ愛によると社内ではあまり評判が良くないそうで、《女性の視点に偏りすぎてる》と批判する上司もいたそうです。もっともその評価以前に、この記事には歴史的に明白な間違いが含まれていたのですが…」(テレビ誌ライター)

その間違いとは大正モダニズムについて解説した部分にあった。当時流行していた「モガ」(モダンガール)は、フランスでは「ギャルソンヌ」と呼ばれており、「自立した職業婦人」といった意味で用いていたと説明。記事では<戦争中に男性に代わって働かなくてはいけなくなった女性たちは、スカート丈を床から膝下まで短くし、髪を短くカットした>と、第一次世界大戦中のフランスについて描写していた。
さらに記事では、終戦後も女性たちはこの新しいファッションを受け入れ続けたとしつつ、<参政権が認められ、一九二十年代の女性の服装や行動には、女性の自信と解放が溢れていたとされているのだ>と解説している。この部分に明らかな誤りが含まれているのである。
「この記事ではフランスにおいて、1920年代にはすでに女性参政権が認められていたことになっています。しかし実際にフランスで女性参政権が認められたのは第二次世界大戦後の1945年になってからのこと。つまりこの記事では《時代考証》が明らかに誤っているのです」(週刊誌記者)
女性の自立を解説する記事にもかかわらず、フランスにおける女性参政権の成立という基本的な事項を間違えるあたり、本作で以前から指摘されている<時代考証の軽視>がまたもや露呈してしまった形だ。
この「ちむどんどん」では7月6日放送の第63回においても、和彦がスクラップしていた新聞に「厚生労働省」(2001年発足)の文字が見つかるという時代考証ミスが指摘されていた。そこからわずか5日後に、またもや時代考証ミスが発覚してしまうのは一体どういうことか。制作側は今一度、画面に登場する紙面をチェックしたほうがいいのかもしれない。
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