(左上から時計回りに)吉高由里子、小芝風花、上白石萌音、杉咲花、綾瀬はるか、阿部寛、清原果耶、川口春奈、吉沢亮(C)モデルプレス

読者が選ぶ「2021年最もハマったドラマ」ランキングを発表<1位~10位>

2021.12.29 12:00

モデルプレスが毎クール恒例で行っている投票企画「読者が選ぶ今期最もハマっているドラマ」ランキング。今回、その総決算として2021年の全ドラマを対象とし、「あなたが最もハマったドラマは?」をテーマにウェブアンケートを実施。モデルプレス読者が選ぶ“2021年最もハマったドラマ”トップ10を発表する。


モデルプレス読者が選ぶ「2021年最もハマったドラマ」トップ10

読者が選ぶ「2021年最もハマったドラマ」ランキングを発表<1位~10位>(C)モデルプレス
読者が選ぶ「2021年最もハマったドラマ」ランキングを発表<1位~10位>(C)モデルプレス
1位:「彼女はキレイだった」(2232票)
2位:「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(1877票)
3位:「最愛」(1712票)
4位:「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(1697票)
5位:「消えた初恋」(1317票)
6位:「おかえりモネ」(758票)
7位:「着飾る恋には理由があって」(530票)
8位:「ドラゴン桜」(483票)
9位:「青天を衝け」(474票)
10位:「天国と地獄 ~サイコな2人~」(418票)

回答:15909件
調査期間:2021年12月13日~12月19日


1位は「彼女はキレイだった」

小芝風花 「彼女はキレイだった」第9話より(C)カンテレ・フジテレビ
小芝風花 「彼女はキレイだった」第9話より(C)カンテレ・フジテレビ
今年も多くの名作が誕生し、上位は僅差の接戦に。Sexy Zone中島健人と小芝風花がW主演を務めたカンテレ・フジテレビ系「彼女はキレイだった」が見事1位の称号を獲得。同局のドラマ枠移動前ラストの作品となったが、メインキャスト4人が紡いだ温かい恋愛と友情、韓国でヒットした原作をテンポよくローカライズしたストーリー展開が高く評価された。

小芝風花 「彼女はキレイだった」第5話より(C)カンテレ・フジテレビ
小芝風花 「彼女はキレイだった」第5話より(C)カンテレ・フジテレビ
中島は役名義で開設したInstagramアカウントで積極的にライブ配信のほか、自身で撮影・編集・演出したショート動画などを投稿し、先陣を切ってドラマを盛り上げ、放送中は常に話題に。ストーリー中盤での小芝の別人級のイメージチェンジも「主演の小芝風花さんが女性の外見そして内面の美しさを体現して本当にキレイだった!」と強いインパクトを残した。

2位は「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」…「かのきれ」「ボス恋」の共通点とは?

上白石萌音「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」第4話より(C)TBS
上白石萌音「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」第4話より(C)TBS
2位は、TBS系「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」。2020年に大ヒットした「恋はつづくよどこまでも」スタッフが再集結し、「恋つづ」に引き続き上白石萌音が主演を務めた今作には、根強い支持が。

上白石萌音「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」第8話より(C)TBS
上白石萌音「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」第8話より(C)TBS
上白石のコメディエンヌぶりが発揮された等身大の主人公はもちろん、Kis-My-Ft2玉森裕太が演じた子犬系イケメン、2人が織りなす雪の中の“おでこキス”(スノーマジック)、雨の中の“キス返し”(レインマジック)など映像美にもこだわりを感じる胸キュンシーンにハマる人が続出。「盛り上がるポイントがたくさんあって毎話毎話楽しめた」「テンポも良くて痛快で面白くて胸キュンだった」といった声が寄せられた。

小芝風花、赤楚衛二 「彼女はキレイだった」第1話より(C)カンテレ・フジテレビ
小芝風花、赤楚衛二 「彼女はキレイだった」第1話より(C)カンテレ・フジテレビ
 上白石萌音、間宮祥太朗「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」第5話より(C)TBS
上白石萌音、間宮祥太朗「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」第5話より(C)TBS
「かのきれ」「ボス恋」両ドラマとも悪人が出てこないほっこりとしたラブコメディといえるが、コロナ禍の現実を踏まえ、明るいストーリーを求める風潮は2020年に引き続き強かった。

また、昨今のラブストーリーのヒットにおいては、二番手男子の人気が欠かせない要素となりつつある。「かのきれ」では赤楚衛二が、「ボス恋」では間宮祥太朗が役割を担い、両ドラマとも回によっては、ヒーローを凌駕するほど視聴者から応援の対象となっていた。

「最愛」「恋です!」「消えた初恋」秋ドラマに支持集中

「最愛」最終話より(C)TBS
「最愛」最終話より(C)TBS
3位から5位は先日最終回を迎えたばかりの秋ドラマが独占。3位はTBS系「最愛」。近年ヒット作を出し続けているプロデュース・新井順子×演出・塚原あゆ子のタッグによる完全オリジナルサスペンスラブストーリーで、全く予想のつかない展開とベテランキャスト陣の凄みのある演技で多くのドラマ好きが熱狂。未だロスの声は続いており、「ラブとサスペンスの黄金比で沼ドラマになりました」「オリジナルでここまでのクオリティはすごいと思います」と絶賛が集まった。

杉咲花、杉野遥亮 「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第1話より(C)日本テレビ
杉咲花、杉野遥亮 「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第1話より(C)日本テレビ
そして、4位の日本テレビ系「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」にもラブコールが殺到。杉咲花演じる弱視の主人公と杉野遥亮演じる根は純粋なヤンキーが様々な困難にぶちあたりながら絆を深めていくストーリーに感動。「杉咲花さんと杉野遥亮さんのコンビが見せるほっこり温かい世界観や考えさせられる内容に毎週どんどんハマっていきました。続編も期待したいです」「学びもあり、ラブコメの楽しさありの上質なドラマだった」といったコメントが寄せられ、杉咲と杉野だからこそ出せた空気感が作品の魅力にマッチした。

よる11時帯よりなにわ男子道枝駿佑とSnow Man目黒蓮がW主演を務めたテレビ朝日系「消えた初恋」が堂々5位にランクイン。原作漫画から飛び出てきたかのような再現度の高いビジュアルと、性別のくくりを感じさせないとにかくピュアでキラキラな男子高生の恋愛に胸キュン。「今年一キュンキュンして高校生に戻りたくなった」「自分の中の常識が覆されたドラマでした」「こんなにピュアな恋愛ドラマは観たことない!」と幅広い世代の心を掴んでいた。

トップ10にランクインしたのは?

なお、同ランキングは今年よりNHK朝の連続テレビ小説と大河ドラマも対象とし、「おかえりモネ」と「青天を衝け」がトップ10にランクイン。濃縮した期間を丁寧な感情描写で描き、王道の朝ドラとは一線を画した作品となった「おかえりモネ」、平成生まれで初の大河主演に抜擢された吉沢亮が体当たりで完走した「青天を衝け」…どちらも2021年を代表する作品となった。

このほか、16年ぶりに続編が放送された「ドラゴン桜」、綾瀬はるかと高橋一生の入れ替わり演技が話題を呼んだ「天国と地獄 ~サイコな2人~」と、日曜劇場が強さを見せつけた。

6位~10位の読者コメント紹介

6位:「おかえりモネ」

清原果耶(C)モデルプレス
清原果耶(C)モデルプレス
<読者コメント>
・「こんなに繰り返し見返して考えさせられたドラマは初めて。俺たちの菅波はじめ、登場人物すべてに心に響くセリフがあり、魅力的でした!」
・「脚本に余白がある作品だったので、色々な解釈ができて考えさせられました。清原果耶ちゃんの繊細な演技と菅波先生を愛すべきキャラクターとして演じられた坂口健太郎さんにすっかり魅了されました」
・「心に染み入る台詞がたくさんあり、生きていく指針になりました」
・「朝ドラにしては短い約5年のお話でしたが、その分濃密で繊細な描き方が個人的にとてもハマりました。モネと似ている境遇も多くて感情移入しながら見れて楽しかったです。難しいテーマではあったけど、たくさん考えさせられる良いきっかけだったと思います」
・「朝ドラの枠にハマらない素晴らしいドラマだった」

7位:「着飾る恋には理由があって」

横浜流星、川口春奈 「着飾る恋には理由があって」第6話より(C)TBS
横浜流星、川口春奈 「着飾る恋には理由があって」第6話より(C)TBS
<読者コメント>
・「珍しいタイプの恋愛ドラマで、シェアハウスも着飾りガールとミニマリストの組み合わせも胸きゅんシーンも全てが新鮮で見ててただただ楽しかったです!!ヒロインのコーデも毎週とても考えられていて勉強になりました!」
・「恋愛を中心ではなく、日常が軸に恋愛が描かれていて、リアルだったし、とても面白かった。また、ヒロインが揺らぐことなくずっと相手を好きでいるということに好印象だった」
・「あり得ないシチュエーションでむやみにキュンキュンさせるのではなく、日常生活をきちんと土台にして、仕事、恋愛、人間関係を構築していく、丁寧な描き方がとても心に残りました」
・「今までとは違う火曜10時だったと思う」
・「キャスティングも演出も主題歌も何もかもキュンでした!!!」

8位:「ドラゴン桜」

阿部寛「ドラゴン桜」第9話より(C)TBS
阿部寛「ドラゴン桜」第9話より(C)TBS
<読者コメント>
・「前作から引き続き阿部寛さんの圧倒的な存在感と長澤まさみさんの懐かしさフレッシュなキャスト陣で毎週毎週どんな展開になるのか面白かったです」
・「令和の学生の悩み、勉強方法を素敵なキャストさん達がリアルに演じていたから」
・「同じ学生なので感情移入しやすかった。学習法なども紹介されていて、一緒に勉強するのが楽しかったし役に立った」
・「前作も面白かったし、桜木先生の言葉は毎回胸に刺さりました。平手友梨奈ちゃんや他の若手の皆さんの演技もとても良くて毎週泣かされました。最終回のサプライズも見応えありました」
・「桜木先生の愛ある叱咤の言葉たちに感動して毎回涙しました」

9位:「青天を衝け」

吉沢亮(C)モデルプレス
吉沢亮(C)モデルプレス
<読者コメント>
・「初めて大河ドラマを一年間観た!いつも途中で挫折するけど、今回は大好きな吉沢亮くんの演技が素晴らしかっただけでなく、大森美香さんの脚本がとてもおもしろくて見応えがあった」
・「初めての大河ドラマでした。歴史が苦手にも関わらずわかりやすく面白い。足りないところは自分で調べる楽しみ。身近な事があれもこれも渋沢栄一に繋がっていたのいう発見もありかなりハマっています」
・「吉沢亮さんの、年齢を重ねていることがわかる体づくりや表情、感情コントロールの仕方などの演技が素晴らしかったから。撮影している期間の何倍もドラマの中では歳をとっていて、相応しい演技をしているのが感動しました」
・「感動・笑い・シリアスこの3つを上手い具合に描かれていたから。どの俳優、女優さんも個性的で魅力が大爆発してた。何より、吉沢亮さんの圧倒的な演技や自分の役に対する熱量が垣間見え、心が震えたからです」
・「チャーミングな栄一にハマりました」

10位:「天国と地獄 ~サイコな2人~」

綾瀬はるか、高橋一生「天国と地獄 ~サイコな2人~」第9話より(C)TBS
綾瀬はるか、高橋一生「天国と地獄 ~サイコな2人~」第9話より(C)TBS
<読者コメント>
・「綾瀬はるかさんと高橋一生さんの迫真の演技が素晴らしく本当に入れ替わったと思えました」
・「高橋一生さんの女性になった時の違和感のない女性らしい仕草や話し方に釘付けになりました。こんなに毎週待ち遠しいと思ったドラマは久々でした」
・「好きだったとかキュンキュンしたではなく、ハマったでいえば、天国と地獄。主演2人の演技力と2人の運命がどうなっていくのか、主演2人に深く関わる、双子の兄と同居人との関係性、全てにおいて期待をいい意味で裏切る、裏切られた面白い作品でした」
・「今までにないくらい毎週体の感覚が変な感じに襲われて、ゾクゾクしながら見てました。これは初めての感覚でした」
・「初回からは予想もつかない展開に良い意味で裏切られた。結果的に社会的弱者へスポットを当てつつも安易なお涙頂戴にはならず、力強いエンタメとしてまとめた脚本とそれを十二分に生かすキャストの演技が見事」

(modelpress編集部)


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