吉川愛&板垣李光人「カラフラブル」で“かわいすぎるカップル”を描く「この時代に発信する意味をすごく感じる」<インタビュー>
吉川愛、板垣李光人がW主演を務めるドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)が、4月1日(木)より放送される。今回、WEBザテレビジョンでは、W主演を務める吉川と板垣にインタビューを実施。ドラマへの思いやお互いの印象、それぞれのキャラクターの特徴などを聞いた。
同作は、ためこう原作のコミック「ジェンダーレス男子に愛されています。」が原作。美しいものは大好きだが、仕事に夢中になるあまり自分自身のおしゃれは二の次になっている町田和子(わこ/吉川)と、メイクとファッションを自由に楽しむ“ジェンダーレス男子”の相馬周(めぐる/板垣)の恋模様を描くラブコメディー。「和子のことがずっと好きだった」という周の言葉をきっかけに、お試しで付き合うこととなった二人の恋愛模様を描く。
初々しく恋をはぐくむ新米編集者×ジェンダーレス男子
――出演が決まった際のお気持ちを教えてください。
吉川愛:かわいい男の子とのラブストーリーということで、面白そうだなって思いましたし、撮影が楽しみになりました。
板垣李光人:主演を務めるのは初めてですが、W主演ということで、頼りつつも頼られるような存在でいけたらなと思います。
――お互いの印象はいかがですか?
吉川:初めてお会いした時、まず後ろ姿が見えたんですけど、そこからすでにすごくかわいいなって思って。そして、初めてお顔を見た時に、透き通っていてすごく綺麗!って思いました。本当に和子ちゃんみたいな気持ちになりましたね。
板垣:最初にお会いしたのは、台本の読み合わせの時だったんですけど、吉川さんはすごくエネルギッシュで。その日、実際に立って演技をする場面を見て、自分もグイグイいかないとな、と思いました。あと、吉川さん演じる和子ちゃんはオタクなんですけど、僕もオタクなので、吉川さんのオタクの表現を見て、わかる~!って思っていました(笑)。
――そんな吉川さんには、オタクの一面などありますか?
吉川:アニメが大好きで、アニメのことになるとずっと話しています(笑)。それが活かせるのかな?と思います(笑)。
――台本を読んだ際の感想を教えてください。
吉川:人って誰しも偏見や思い込みがあると思うのですが、色々な考え方を教えてくれるような作品だと思いました。このドラマを見ることで、もっと相手のことを知ろう、もっと気づかいをしようって思えるんじゃないかなと思います。
板垣:僕が演じる周くんはメイクして、ファッションも好きなように楽しんで、っていうところが僕自身と似ていて。タイトルにも「カラフル」という言葉が入っていますが、世の中がもっと“カラフル”であっていいんだけれど、ジェンダーギャップなどの問題もあるように、“カラフル”であることの難しさもある。周と和子という二人の関係性に癒されつつも、この時代にこの作品を発信する意味をすごく感じました。
――演じる役のビジュアルでこだわったポイントはありますか?
吉川:和子ちゃんはあまり自分自身に気を遣っていない女性なのですが、衣装合わせの際に、ジャケットを着る、着ない、アクセサリーをつける、つけないなどの一つ一つを衣装さんと話し合って、いいバランスになるようこだわりました。
板垣:原作のめぐるくんは、髪色もコロコロ変わっていますし、ハイトーンのイメージがあって。高校時代に和子と出会って自分を変えてもらったっていうところから、周くんの髪の色は、自分の好きなようにやるとか、自分を変えるっていう意味としても重要な役割を担っていると思うんです。
だから、ドラマとして見た時にはあまり違和感のない色だけど、ちゃんと周くんらしさが出るように、すごく相談しました。あと、ファッションは結構攻めていると思うので(笑)、注目してもらいたいですね。
――攻めたファッションということですが、吉川さんから見て、板垣さんの衣装はどうですか?
吉川:実はまだこの衣装しか見たことがないのですが、派手だし、すごいなー!と思います(笑)。これを着こなしている板垣さんのすごさも感じますね。
――4月は新生活など“始まりの季節”ということで、お二人が最近新たに始めたことやはまったことはありますか?
板垣:最近は、ケールが好きです!シーザーサラダにするとおいしくて、バリバリ食べています(笑)。
吉川:すごい、大人!私は食べられない…(笑)。私は最近、アボカドを育て始めました!以前も育てていたんですけど、その時は仕事の関係で地方に行っちゃったりして枯れてしまって…。だから、また新たに育てようと思って、始めました。育つまでに2年かかるので、買った方が全然早いんですけどね(笑)。
――最後に、作品の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。
吉川:それぞれが思っていることや考えていることって、他人にはわからないことも多いし、偏見などで傷ついている人もいると思うんです。そういうことを教えてくれる作品はなかなかないと思うので、そこが一番の見どころだと思います。
その他にも面白いシーンや感動するシーン、共感できるシーンもいっぱいあって、いろいろな感情にしてくれる本当に素敵な作品なので、ぜひ見てほしいです!
板垣:日常の中で、どうなの?っていう疑問が自然と出てくる作品だと思います。また、性別や年齢によって感じるものや捉え方がすごく変わってくると思うので、色々な見方をしてもらえればと思います。
そういうメッセージ性がありつつも、木曜の夜に周と和子のイチャイチャに癒されてもらうのもまた一つの楽しみ方としてあると思うので、ぜひ楽しんでいただければと思います!
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