かまいたちが語る、関東初冠番組「かまいガチ」への愛と情熱「次は見取り図を呼んでスベらせまくりたい」
かまいたちの関東初冠番組「かまいガチ」(テレビ朝日系)が、4月1日より木曜深夜24時台に昇格する。
同番組は、かまいたちの山内健司と濱家隆一が、“ガチでそのとき面白いと思うこと”、“ガチでやってみたいこと”、“ガチでどうなるかわからないこと”、“ガチでちょっと怒られそうなこと”など、いま持てるすべての力を注ぎ込み、ガチで様々なものに挑戦するバラエティー。テレビ朝日の平日深夜に誕生した旬の出演者×若手クリエイターによる新感覚エンタメゾーン「バラバラ大作戦」の一つとして誕生した番組だ。
番組が始まってから約半年という怒涛の早さで時間帯が昇格しただけでなく、YouTubeの登録者数が102万人を突破するなど(2021年3月31日現在)、いまノリに乗っている二人。そんなかまいたちに、「かまいガチ」への愛と情熱をたっぷりと語ってもらった。
「面白い番組が作れているという確認にもなった」
――早速の昇格おめでとうございます! まずは時間帯があがることを聞いたときの率直な感想を教えてください。
濱家:番組が始まったのが、去年(2020年)の10月で約半年しか経ってないから、最短なんじゃないかな? スタッフさんたちといい連携が組めて、面白い番組が作れているという確認にもなったので、単純にうれしいですね。
山内:僕はテレ朝の上層部の方…よく判断したなと。
濱家:なんや、偉そうに! すみません、偉そうで。
山内:先手先手でちゃんと動けるタイプの上層部なんだなと思いました。
濱家:こっちが偉そうに言うのはおかしいやろ。すみません。
「チャオパさんと共に歩んでいきたい」
――(笑)。時間があがるにあたって、衣装がカラフルになりましたね。
濱家:そうなんですよ。番組内でもこの新しい衣装に触れたのですが、今回も引き続き、CIAOPANIC(チャオパニック)さんに鮮やかな色で衣装を作っていただきました。
――山内さん御用達の。
濱家:そうですそうです。本当にいいブランドで、すごく助かってます。
山内:濱家は「学生が着る服」みたいなことを前に言ってて、昇格にあたっても「ブランドを代えた方がいいんじゃないか」と提案してきたんですけど、僕はずっとチャオパさんを愛用しているので、共に歩んでいきたいという気持ちが強かったんです。オーダー通りの衣装を作っていただいて、非常にうれしいですね。
――「バラバラ大作戦」の1番組として始まった「かまいガチ」ですが、関東初冠番組ということもあり、この半年間、周りからの反響もすごかったのではないでしょうか?
山内:この番組を「見てる」と言ってくれる著名人の方が結構多いので、かまいたちの代表的な番組になってきてるなと感じています。特にドラマの回は、周りの芸人たちからも「何であんなことしたん?」って驚かれましたね(「黒木華が出演のドラマ撮影にガチ挑戦!!」2021年2月8日放送)。
濱家:(笑)。いい方のコメントかどうかはわからないんですけど、千鳥のノブさんに「めちゃくちゃドラマしてたやん…」って言ってもらいました。
山内:ほかの芸人のバラエティーを見てても、その感想って普通はいちいち言わないんですよ。だから、ドラマしたことによって普段見てくれてる人たちがだいぶ炙り出せたなと。
「楽屋にウナギのお弁当が置いてあって…」
――番組内で「この番組ホンマお金ないな~」みたいなボヤキをよくしていますが、昇格にあたって豪華になったなと感じる部分はありますか?
濱家:ちょっと思ったんは、いつもお弁当用意していただいてるんですけど、さっき楽屋入ったら、ウナギのお弁当が置いてあって。さすがやな思ったら、それ「ロンハー」(「ロンドンハーツ」テレビ朝日系)で用意していただいてたやつでした(※取材後「ロンハー」の収録)。「ロンハー」かい! って思いましたね。
――(笑)。
山内:でも、昇格前から、僕らに確認せずに黒木(華)さんとかをキャスティングしてるんで、お金はあるんじゃないですか?
濱家:確かに。でもあれ深夜ですよ、2時台。
山内:すでにそのとき昇格が決まってて、前借りしてる可能性はある。
濱家:(笑)。もし予算が危なくなった場合は、知り合いの社長さんつたって、自分でスポンサー見つけてこなあかんなとも思ってます。
――「かまいガチ」レギュラー放送の1回目で、バンジーは飛ばない、虫は食べないなどのNGを言ってましたが、昇格にあたってNGが増減することはありますか?
濱家:NGだったことがOKになることはありません。
山内:なんならタレントランクが上がったと思うんで、NGを増やしていこうかと。
濱家:調子乗んなよ。
山内:まずは体を張る系からNGにしたいです。深夜2時台のときに電気を流されたりしたので、「そういう芸人じゃないんです」というのを言っときたいですね。信じられへん痛さの電気だったんで、そういうのはもう勘弁してほしいなと思ってます。
濱家:いやいや(笑)。まだまだそういう芸人ですよ。24時台ですから。体張って頑張りたいと思います。
「守りに入らずに、攻め攻めのスタッフ陣」
――お二人の中で、「かまいガチ」に対する手応えは?
濱家:本当に珍しいくらい、ただただお笑いをやらせていただける番組で。しかも、企画提案の段階から僕らも交えて話し合ってくださるので、与えてもらったものをやるというよりかは、一からちゃんと作らせていただいているという感覚です。たのしい番組ができてるなという手応えがありますね。スタッフの方たちと面白いと思う方向が一緒で、感覚が合う、そんな冠番組を持てていることは、本当にラッキーです。
山内:僕らが案を出して、制作側が「うーん…大丈夫ですか、これ?」というのはよくあるんですけど、この番組はスタッフさんが出された案を、僕らが「いや、これは…大丈夫ですか…?」となることが多いんですよね。ドラマ回なんてもう…。スタッフさんから「なんかドラマ撮ってみたいなと思って」と言われて、最初何を言ってるのかわからなくて。ビックリしましたね。とにかく守りに入らずに、攻め攻めのスタッフ陣です。同じような企画はあまりせずに駆け抜けてきたので、これからもそのスタイルを崩さずに行こうと思います。
――「かまいガチ」の企画は、お二人から出すことも多いのでしょうか?
濱家:結構ありますね。
山内:濱家が僕に「ultra soul」(B'z)で買い物を無理矢理させる「ウルトラソウルショッピング」という企画があるのですが、あれは濱家の企画です(「美女チラリ&高額買い物祭り!濱家が思う山内の面白いところはここだ!!」2020年11月23日放送)。
濱家:ホントは150万円くらいのいらんもん買わせたいんですよね。
山内:いらんもんか…。
濱家:あとは、ビリビリに耐えてる間に幕が上がっていって女性のパンティーが見えそうになるやつも、僕から「こんなん面白いんちゃいますかね?」って提案させていただきました(「美女チラリ&高額買い物祭り!濱家が思う山内の面白いところはここだ!!」2020年11月23日)。
「“あのデータ”を焼き捨ててほしい」
――これまで約半年間「かまいガチ」をやってきて、お二人がそれぞれ好きな回や印象に残っているシーンは?
濱家:黒木華さんに出ていただいたのは、かなりビックリしました。あとグッズを作る回はホンマに全裸になってやってたんですよ。やってるときは正直僕、これあんまよくないんちゃうかな? って思ってたんですけど、グッズがめっちゃ売れてるみたいで。僕は売れると思ってなかったので、謎やな~っていう。スタッフさん方は、ちゃんとグッズが売れるって見えてたんや! と驚いたので、印象に残っていますね。
山内:僕は、お悩み相談室においでやす小田さんが来てくださったときに、小田さんが喋ったあと3~4秒間誰も喋らなくて。最後、小田さんが「おーーーい!!」って怒鳴るだけのとこが、めちゃくちゃ面白くて印象に残ってますね(「濱家が愛の告白?!M-1ファイナリストの深刻すぎる悩みとは?!」2020年12月21日放送)。
濱家:めっちゃおもろかったね(笑)。
――「かまいガチ」の収録で驚いたことや、「かまいガチ」ならではのルールなどがあったら教えてください。
濱家:一回、雑誌「QuickJapan」さんにかまいたちの特集を組んでいただいたのですが、その次の号で、もう一回取り上げていただくことがあって。それが、特集では見られなかった僕らの裏の部分を調べ上げるみたいなテーマで、再び「QuickJapan」の方が来たんですけど、めちゃくちゃ嫌な過去まで掘り出されてて(笑)。取材力にビビりましたね。ちょっと太ってて、茶髪のイヤ~な顔した僕が、後輩に持ち上げられて、ファンに「キャーキャー」言われながら、居酒屋でカラオケを歌ってるという最っ低な映像を見せられたのですが、あの動画があると思ってなかったので、驚きました。ホンマにやめてほしいし…あのデータを焼き捨ててほしい!
――(笑)。そんなにですか?
濱家:あれはキツかったですね。ホンマに恥ずかしかった…。焼き捨ててほしいです!
「スタッフさんがすぐ帰ろうとする」
――切実ですね(笑)。山内さんが驚いたことは?
山内:この番組の企画を持って、スタッフさんが「次これどうですか?」って来るんですけど、その打ち合わせが短い。
濱家:(笑)。
山内:だいたいほかの番組では、こっちが「も~う、大丈夫ですやん」って言うくらい詰めたがるというか、スタッフさん方が企画をしっかり決めていこうとする感じがあって。今までそれしか経験がなかったんですけど。この番組は、総合演出の方がちょっと喋って「なるほどなるほど。じゃ、だいたいまぁそんな感じで」って、すぐに帰ろうとする。
濱家:こっちが「大丈夫ですか?」ってなるよな(笑)。
――ほかの番組だと打ち合わせの長さはだいたいどのくらいなのですか?
山内:普通は結構長くて1時間とかあるんですけど、それでもまだ「もうちょいここまで決めた方が…」みたいに後ろ髪を引かれる感じなんですよ。
濱家:一旦持ち帰ったり、「あとでアンケート投げますんで、もう一回答えてください」みたいなことだったりが結構あるんですけど。この番組は、ホンマ短いんですよ。しかも、一回の打ち合わせで3~4本分くらい企画を決めるんです。それなのに、めっちゃ早い。
――何分くらいなのですか?
濱家&山内:15分くらい。
山内:すぐ帰ろうとする。
濱家:僕らも早く帰りたいタイプなので、その辺は相性いいのかなとは思うんですけど…。でも、早く帰りたいスタッフさんは初めて見ました。
山内:(笑)。
濱家:ちょっとふざけたスタッフさんです。テレ朝社内の「バラバラ大作戦」への投票で「かまいガチ」は1位を獲らせていただいたんですが、その表彰式にみんなスーツで出席しているのに、うちの総合演出だけ金髪+スウェットで出てたらしいんですよ。
山内:社長からの表彰なのに。
山内&濱家が今“ガチ”でやってみたいこと
――ワイルドですね(笑)。では、私生活・番組関係なく今後“ガチ”でやってみたいこと、挑戦したいことなどあれば教えてください。
山内:…奄美民謡。
濱家:(笑)。何年も前から言ってるよな?
山内:うん、昔から。
濱家:勝手にやれよ!
山内:奄美民謡の先生がなかなかいらっしゃらないのよ。中孝介さんみたいな歌い方がちゃんとできるようになりたいんですけど…。ネットで「奄美民謡 スクール」って調べても出てこなかったんですよね。だから、専門スクールとかじゃなく、誰かに師事するというか、弟子入りする形なのかなと思いつつ。自分では見つけられていないので、番組とかで奄美民謡を教えてもらいたいです。
――濱家さんは?
濱家:僕は…全身脱毛。VIOも全部。
――どうしてですか?
濱家:美容に興味が出てきて。シミ取りとかもしてみたいですね。
――毛が邪魔くさいとかではなく、美意識ゆえなのですね。
濱家:一回つるんつるんになってみたいんですよ(笑)。つるんつるんになってたらおもろいんちゃうかなと思って。YouTubeとかでも「毛濃い」とか言われていじられてるので、自分のVIOがつるんつるんになってるところを全く想像ができない。だから、見てみたいんですよね。
「本当にヤバイんで、全力で叩きに行きました~」
――最後になりますが、今後放送を予定している「ガチでニューヨークをシメよう」の回も、とてもたのしみです!
濱家:ニューヨークが面白いので、あんま調子乗んなよと。早めに叩いとくのに越したことはないな、自信とかなくしてほしいなという願望の下、決行しました。
山内:いろんな現場でニューヨークと一緒になるんですよ。もうちょっと、ここで叩いとかないと本当にヤバイんで、全力で叩きに行きました~。
濱家:ニューヨークが目を見張るほど面白いので、たのしみにしててください。
山内:でも、その前にアインシュタインがグッと来てるので、先にシメました。やっぱりそれでアインシュタインは終わったので(襲撃シリーズ第2弾「アインシュタインをシメよう」2021年2月1日放送)。
濱家:終わってない。
山内:だから、ニューヨークも終わらせようと。
濱家:意に介さず伸び続けてる、アインシュタイン。
――(笑)。では、今後も才能ある芸人を早い段階で摘んでいこうと。
濱家&山内:そうですね。
濱家:次あたりは、こないだ「2021年ネクストブレイクランキング」芸人部門で1位を獲ってた見取り図を呼んで、スベらせまくりたいなと思ってます。
山内:とにかくCMが流れていかないようにしたいんですよ。
濱家:さっき「R-1グランプリ」(フジテレビ系)見てたら、間のCMにめちゃくちゃ見取り図出てたんで、めちゃくちゃスベらさなアカンなと改めて決意しました(笑)。
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