有村架純(C)カンテレ

有村架純、主演ドラマ「姉ちゃんの恋人」への思い明かす「祈りのようなドラマ」

2020.12.08 07:30

女優・有村架純が主演を務めるドラマ「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜よる9時~)の第7話が8日に放送される。主演の有村がコメントを寄せた。

同作は、有村がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の脚本を担当し、2019年には紫綬褒章を受章した岡田惠和氏が手掛けるオリジナルドラマ。ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手ひとつで弟3人を養う主人公・“肝っ玉姉ちゃん”安達桃子(有村)と個性豊かな登場人物たちが繰り広げる、恋と家族愛の物語を描いたラブ&ホームコメディーとなっている。

有村架純&林遣都、晴れて恋人に

小池栄子、有村架純(C)カンテレ
小池栄子、有村架純(C)カンテレ
1日放送の第6話では、真人(林遣都)から思いを拒絶され意気消沈の主人公・桃子(有村)は、和輝(高橋海人※「高」は正式には「はしごだか」)ら3人の弟たち、叔父の菊雄(光石研)、親友のみゆき(奈緒)、さらには職場の先輩の日南子(小池栄子)や沙織(紺野まひる)からの優しさに触れ、改めて真人への思いを強くする。そして、真人を呼び出して乗り込んだ観覧車のなかで2人きりになった桃子は、「最後にお願いがあります」と語りかけ、事件についての真人の正直な思いを聞かせて欲しいと伝える。ゆっくりと言葉を選びながら、守ろうとした元恋人から事実とは異なる証言をされたことも含め、自分の思いの丈を初めて他人に吐露する真人。涙ながらに語るその姿と言葉に、桃子も涙ながらに自分の思いを口にする。「一緒に泣こう。一緒に笑おう。私の恋人になってください」。真人の過去を優しく受け入れる覚悟を持った桃子の告白を、真人は受け入れる…というストーリーだった。

和久井映見、有村架純、林遣都(C)カンテレ
和久井映見、有村架純、林遣都(C)カンテレ
第7話は、晴れて恋人となった桃子と真人からの報告に、日南子、悟志(藤木直人)、菊雄、そしてホームセンターのメンバーも祝福。貴子(和久井映見)は涙を流し、息子が新たな一歩を踏み出したことを喜ぶ。桃子の幸せそうな笑顔に、和輝ら3兄弟も自分のことのように大喜びするが、真人の過去を知った和輝は、1人で出勤前の真人のもとを訪ねる。そして、桃子が選んだ道を応援すると告げたみゆきは、ついに和輝との関係を桃子に打ち明けることに…。

奈緒、有村架純(C)カンテレ
奈緒、有村架純(C)カンテレ
ここまで“肝っ玉姉ちゃん”桃子を演じてきた有村。物語も終盤に差し掛かる中、桃子のキャラクターや作品全体について率直な思いを語った。作品や役柄に正面から向き合い続けた有村だからこそ語れる“姉恋”とは?

有村架純、「姉ちゃんの恋人」への思いを明かす

有村架純、林遣都(C)カンテレ
有村架純、林遣都(C)カンテレ
有村は、「岡田(惠和)さんが『祈りのようなドラマ』とおっしゃっていて、すごく腑に落ちたんです。“姉恋”の世界に生きている人たちは、みんながみんなの幸せを祈っていて、『どうか悪いことが起きませんように』と願っています。そんな登場人物みんなの祈りが重なり合うことで、自然とみんなが繋がっているような世界観が出来上がっているのかなと思います」と作品への思いをコメント。

さらに、「みんながハッピーで、笑顔が多い回です。だからこそ、一緒に『何も起きませんように』『幸せになって欲しい』って祈りながら見てもらえたらと思います」と第7話の見どころを語った。(modelpress編集部)

有村架純コメント全文

有村架純(C)カンテレ
有村架純(C)カンテレ
― ここまで桃子というキャラクターをどう捉えていますか?

桃子は元々“肝っ玉”な性格だったわけでなく、“肝っ玉姉ちゃん”に「ならざるを得なかった」んだと思います。両親を失い、弟たちを養っていかなきゃいけない責任感、正義感、使命感によって、母性や愛情深さが形成されたのかなと感じています。一生懸命がゆえに、時に空回りして、それが雑に見えるところがありますが、その根本は生きるために必死だったことが大きいと思います。そんな桃子の一生懸命なところが映れば良いなと思いながら演じています。

― 桃子を演じるうえで意識していることは何ですか?

桃子にも辛かったこと、苦しかったことがあったことを忘れちゃいけないなって思いますし、桃子が笑うたびにその背景にある人間味を出せたらいいなと考えてきました。それは3人の弟たちと一緒にいる場面というより、真人さんや親友のみゆきや菊雄おじさんといった外の人との場面で本音が見えることで、うまくバランスを取れたらいいなって思いながら、これまで演じてきました。

有村架純(C)カンテレ
有村架純(C)カンテレ
― 作品全体の世界観やメッセージ性については、どう感じていますか?

私自身、このドラマは優しいとか温かいだけではなく、もっと先のテーマがあるはずだと思っていたのですが、岡田(惠和)さんが「祈りのようなドラマ」とおっしゃっていて、すごく腑に落ちたんです。目に見える繋がりではなく、精神的なところで繋がることが大事だと思いますし、人の幸せを祈るって、やっぱりそこに愛がないと生まれない感情だと思うんです。“姉恋”の世界に生きている人たちは、みんながみんなの幸せを祈っていて、「どうか悪いことが起きませんように」と願っています。そんな登場人物みんなの祈りが重なり合うことで、自然とみんなが繋がっているような世界観が出来上がっているのかなと思います。

― 第7話の見どころをお願いします。

第7話は和輝との関係をいつ桃子に言うのか頭を悩ませていたみゆきにとっては、ようやくそれが解消される回になりますし、みんながハッピーで、笑顔が多い回です。だからこそ、一緒に「何も起きませんように」「幸せになって欲しい」って祈りながら見てもらえたらと思います。
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