柳楽優弥、30歳の抱負は「もっとレベルの高い俳優に」恩師・是枝監督からのアドバイス明かす<やぎら本>
2020.03.26 16:30
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俳優の柳楽優弥が30歳の誕生日当日となる26日に、自身初のパーソナルブック「やぎら本」(6月27日発売予定)の取材会を行った。30歳の抱負を明かした。
柳楽優弥、30歳の抱負語る
30歳になった実感を尋ねられると、柳楽は、「30歳になって、また新たなスタート地点に立った気持ちといいますか、ここからまた30代で、才能のある色々な方と出会いたいなと思っています。『僕も、もっとレベルの高い俳優になりたい』と帯を締め直すような気持ちです」と言葉に。「30代で挑戦したいことや目指したいものは?」との質問が出ると、柳楽は「色々とあるのですが」としたうえで、「30歳になって1発目の大きな作品が『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ系/7月スタート)というドラマです。これから撮影に入るのですが、すごいキャストの方たちに囲まれてやっていく中で、スケジュールなどが大変になってきてもしっかりと演技に集中しながら向き合っていくなど自分をコントロールすることができるよう、大人の俳優になっていきたいと感じています」と言い、「10代、20代は、余裕もないし、いっぱいいっぱいになってしまったときが結構ありました。まだ完璧にはできないと思いますが、ひとつ、ひとつに誠実に向き合って、レベルの高い俳優になっていきたいなと思います」と続けた。
また、ファンの応援を強く感じる機会が増えているそうで、「エンターテイメントを通して元気を与えたいです。そういう俳優になりたいです」と目を輝かせた。
柳楽優弥、恩師・是枝裕和監督の言葉明かす
「やぎら本」には、プライベートでも度々訪れる台湾や留学先のニューヨーク、生まれ故郷などで撮り下ろした写真が収められ、ピュアで自然体な姿が印象的な“恋人目線”のカットも。パーソナルインタビューや、是枝裕和監督、クエンティン・タランティーノ監督など豪華ゲストを迎えた対談インタビュー企画も収録される。柳楽は、俳優デビュー作となった映画「誰も知らない」(是枝監督)にて、当時14歳で2004年の「第57回カンヌ国際映画祭」で史上最年少&日本人初の最優秀主演男優賞を受賞し、注目を浴びた。
対談インタビューの様子を尋ねられると、「ひと部分をお話しすると、(是枝監督から)『30代は男の俳優にとって、とっても大事な時期だね。とっても楽しくて、面白い時期になるよ』ということを言って頂けました」と明かした。「そういう言葉を聞いて、もちろん頑張るのですが、20代、10代の頃とは違って、肩の力をちょうどよく抜いて、作品に向き合うことも少しずつできていったらいいなと感じています」と心境を言葉にした。(modelpress編集部)
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