山本美月(C)カンテレ

山本美月「葛藤もあります」強力ライバル出現で切なさ増す<パーフェクトワールド>

2019.04.23 06:00

俳優の松坂桃李が主演、女優の山本美月がヒロインを務めるドラマ『パーフェクトワールド』(毎週火曜夜9時~/カンテレ・フジテレビ系)の第2話が23日に放送される。

同作は、不慮の事故により車いす生活を送ることになり、生涯一人で生きていくと決めていた建築士・鮎川樹(松坂桃李)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会し、心を通わせていくことで2人の生き方が変化していくラブストーリー。

山本美月(C)カンテレ
山本美月(C)カンテレ
第1話では、偶然の再会を果たした2人が急接近。障がいを負いながらも、夢だった建築士になった初恋の樹の姿につぐみは次第に心惹かれていく。しかし現実は厳しく、樹が入院をしながら建築のコンペに挑戦していく終盤のシーンでは「障がい者だからと同情されて生きるのは嫌だ」、「次なんかない!俺には今しかないんだ」という樹の言葉に心を動かされたつぐみが徹夜で手伝った結果、無事コンペで採用された。喜びを分かち合った2人はキスをしそうになるが、樹にやんわりと拒まれたつぐみはショックを受ける。そこへ、病室に飛び込んできたヘルパーの葵(中村ゆり)が樹を抱きしめるという衝撃的な結末で終わった。第2話では、車いすバスケを始める事にした樹の姿を目の当たりにしたつぐみが、樹への想いをさらに募らせる。樹の母・文乃(麻生祐未)とも偶然出会うことになり、文乃は樹に彼女ができたと喜ぶが…?

「パーフェクトワールド」第2話より(C)カンテレ
「パーフェクトワールド」第2話より(C)カンテレ

山本美月が語るヒロイン・つぐみ像

そんなヒロイン・つぐみを演じる山本について、ネット上のコメントでは「車いすについて知らないことばかりだった」、「つぐみの気持ちが伝わってきて一緒に泣いてしまった」、「演技が自然体でいい」など、多くの女性から共感や賞賛の声が上がっている。そんなつぐみを演じる山本は、つぐみについて「(つぐみは)喜怒哀楽が激しくて感情が豊か。クランクイン前後の感想で言うと、最初つぐみは“ザ・ヒロイン”だと思っていたのですが、足りていない部分も見えてきました。弱さだったり、すごくヤキモチ焼きだったり…。まだ成長段階なんだな、と。いま演じている“ブレ”が、最終回に向けてだんだんまっすぐ軸が磨かれていくと思います。難しい役どころで葛藤もありますが、監督と一緒に考えて演じていきたいです」と答えた。

山本美月、瀬戸康史(C)カンテレ
山本美月、瀬戸康史(C)カンテレ
また、樹に恋するつぐみに片思いをする是枝洋貴(瀬戸康史)との恋模様にも注目が集まっており、樹と是枝、それぞれとの撮影については「“つぐみ”として、鮎川くんといるときは声のトーンが全然違うなと思っています。好きな人の前でかわいい自分でいなくても、自然にそうなってしまう。鮎川くんといるときは心がドキドキして楽しくて、不思議なストレスフリーさがあるんです。逆に是枝くんといるときは、いつものつぐみなんです。本当に不思議ですね(笑)。鮎川くんと是枝くんのどちらがタイプかと聞かれたら、是枝くんのような“片思い実らない系男子”の一途さが好きで、すごく悩みますけど…やっぱり鮎川くんだと思います。“自分で自分のことをやろう!”というしっかりした意志が感じられるので。是枝くんはたぶん、付き合ってからいろいろ問題が見えてきそうです(笑)」と山本自身の目線で分析した。

「パーフェクトワールド」第2話より(C)カンテレ
「パーフェクトワールド」第2話より(C)カンテレ
さらに第2話からは、樹の母・文乃(麻生祐未)も登場。つぐみの父・元久(松重豊)同様、子どもの幸せを誰よりも願っている母という役どころで、ラブストーリーにとどまらず、子を持つ親ならではの苦悩や葛藤も描かれる。改めて見どころを尋ねると山本は「老若男女、さまざまな世代の方が楽しめるドラマです。親と娘の関係性も描かれるので、親世代の目線でも、大人と子どものはざまの目線でも見られると思います。ハンディキャップを通して伝えたいことはたくさんあるけれど、そこに重心を置かず、純粋な気持ちで楽に見ていただきたい」とコメントした。

互いが惹かれるほどに、親の反対や期待、恋敵の出現、病気やケガなどの問題に直面していく第2話。相手を幸せにしたいと思えばこそ、時に相手を傷つけてしまったり、想いとは裏腹な行動に出てしまったりすることも。強力なライバル・葵の出現により切なさが増していく。(modelpress編集部)
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