芳根京子、緊張で「音が聞こえなかった」日本アカデミー賞を回顧
2019.03.04 15:48
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女優の芳根京子が4日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた舞台「母と惑星について、および自転する女たちの記録」(3月5日より上演)公開フォトコール&囲み取材に、女優の鈴木杏、田畑智子、キムラ緑子とともに出席した。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した芳根は1日の授賞式を振り返った。
舞台「母と惑星について、および自転する女たちの記録」
「母と惑星について、および自転する女たちの記録」は、「家族とはなにか」「女性の生き方とは」など壮大なテーマの中で、クセのある母娘4人の愛憎による人間らしさ溢れる壮絶なドラマ。キムラが母親、田畑が長女、鈴木が次女、そして芳根が三女役を演じる。芳根京子、日本アカデミー賞は「すごく緊張」
フォトセッションに和気あいあいと応じた4人だったが、作品の役柄と同様に家族の絆のようなものが芽生えているか尋ねられると、キムラは「3人は本当に姉妹みたいで、役のまま楽屋で喋っていて、そのままだなあって」と打ち明け、芳根は「先日、アカデミー賞の式典に登壇させてもらったんですけど、そのときに皆さんから連絡をいただいたんですけど、すごく緊張して“早く皆さんに会いたーい!”って。すごく家族のような安心感をいただいています」とニッコリ。どんなメッセージをもらったのか追求されると、芳根は「杏ちゃんからが代表で皆さんからのエールをいただいて、次の日からここ(舞台)だったので、“早く明日になってほしい”って思って。心臓が止まっていたんじゃないかなというくらい音が聞こえなかったので、皆さんと会ってやっと心臓が動き始めました」と笑顔を見せた。
芳根京子、初主演舞台の心境は?
母親を亡くした三姉妹が放浪の中、それぞれが抱える悩み、葛藤にどう向き合うのかを描く本作。舞台は2015年『幕が上がる』に続き2度目の出演で、今回が初主演舞台となる芳根は、初日を翌日に控えての心境を尋ねられると「稽古期間がギュッとしていて、『こんな感じなんですか?』って皆さんにお聞きしたら、これは詰まったほうと聞いたので、だからこそ短期集中型でここまで来られたかなと思いますので、あとはセリフが飛ばなきゃいいなと祈りながら、皆さんとのお芝居を楽しくできたらいいなと思います」と期待に胸をふくらませた。また、自身が演じる三女・シオについて芳根は「三女らしいといえばらしいのかなと思いますけど、悩みを抱えて、お姉ちゃん2人ともちょっと違う自分を感じて、孤独を感じて、でも23歳の女の子として等身大な気がしますね。むしろ、23歳にしてすごく強い力を持った子なので、稽古期間に台本を読んでいて、もっと精神的にしんどくなるのかなと思っていたんですけど、シオはつらさというのを自分で打ち返すパワーを持っている女の子なので、私自身、苦しむことなくまっすぐシオと向き合えたかなと思います」と吐露。「私もこれから何公演もあるので、シオと一緒に成長したり、変わっていけたら楽しいだろうなと思います」と目を輝かせた。
田畑智子、子育てと仕事の両立を語る
なお、出産後初舞台となる田畑は、初演でも同じ役を演じていたが、母となって変化はあるか尋ねられると「私の長女の役は母でもないし、人生を迷っていたり、出産・結婚で悩んでいる複雑な子なので、その辺は母としてということは考えていないですけど、でも自分の体が前回とは全然違うなっていうのがあって、そこは自分との戦いだなと思っています」とコメントし、子育てと仕事の両立は大変ではないかと心配されると「その辺は旦那さん(俳優の岡田義徳)が協力してくれているので、安心して任せて、お仕事現場にきています」と幸せそうな表情を浮かべた。(modelpress編集部)
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